ディズニー映画『ズートピア』シリーズで、皮肉屋なのに優しく、どこか憎めない魅力を持つキツネのニック・ワイルド。日本語吹き替え版で声を担当しているのは、人気声優の森川智之(もりかわ・としゆき)です。一方、英語版ではアメリカの俳優ジェイソン・ベイトマン(Jason Bateman)が演じています。
2025年12月5日に日本公開された続編『ズートピア2』でも、森川智之がニック役を続投。2026年11月現在、続編は劇場公開を終え、ディズニープラスでも配信されています。加えて、作品を深く楽しむには、ニックの本名やアカギツネとしての特徴、ジュディ・ホップスとの関係、幼少期に経験した差別も押さえておきたいところです。
【結論】ニック・ワイルドの声優は森川智之!英語版はジェイソン・ベイトマン

ニック・ワイルドの声優は、日本語版と英語版で異なります。日本語吹き替え版では森川智之、オリジナルの英語版ではジェイソン・ベイトマンが担当しています。
この配役は2016年公開の第1作『ズートピア』から続いており、2025年公開の『ズートピア2』でも両者が同じ役を演じています。
日本語版と英語版の担当声優森川智之は、日本を代表する実力派声優の一人です。アニメーションだけでなく、海外映画の日本語吹き替えでも幅広く活躍しています。ニックの軽妙な会話、皮肉っぽい言い回し、そして心の奥にある優しさを表現しています。
一方のジェイソン・ベイトマンは、アメリカの俳優・監督・プロデューサーです。英語版のニックを担当し、自然体の会話や乾いたユーモアを生かした演技でキャラクターに個性を与えています。
ディズニー公式の『ズートピア2』日本版声優ページでも、ニック役として森川智之の名前が掲載されています。英語版キャストについても、ディズニー公式作品情報でジェイソン・ベイトマンの担当が確認できます。
『ズートピア2』でも森川智之が続投第1作から約9年を経て公開された『ズートピア2』。日本語版ではジュディ役の上戸彩とともに森川智之も続投しました。
森川はディズニー公式のコメントで、続編への参加が決まった際の気持ちを次のように語っています。
「公開が決まった時は素直に最高!って感じでした。」
前作を知るファンにとって、ニックの声が変わらなかったことは大きなポイントです。キャラクターの成長を描きながらも、長年親しまれてきた声の印象を維持することが、続編の魅力につながっています。
【日英声優比較】森川智之とジェイソン・ベイトマンの声は何が違う?
同じニックを演じていても、日本語版と英語版では声の響きや会話のテンポが異なります。どちらが優れているという話ではなく、それぞれの言語に合わせた演技の違いを楽しむのがおすすめです。
ニックを中心とした声優・キャラクター相関表| 人物・関係 | 日本語版声優 | 英語版声優 | 作品内での役割 |
|---|---|---|---|
| ニック・ワイルド | 森川智之 | ジェイソン・ベイトマン | 皮肉屋で優しいアカギツネ。元詐欺師から警察官へ。 |
| ジュディ・ホップス | 上戸彩 | ジニファー・グッドウィン | 正義感の強いウサギの警察官。ニックの相棒。 |
| ゲイリー・ダ・スネーク | 下野紘 | キー・ホイ・クァン | 『ズートピア2』で街の秘密に迫る重要人物。 |
| ニックとジュディ | 森川智之・上戸彩 | ジェイソン・ベイトマン・ジニファー・グッドウィン | 異なる個性を持つ二人の警察官バディ。 |
森川版ニックの魅力は、軽い冗談や皮肉の裏にある繊細な感情です。表面的には余裕たっぷりに見えても、ジュディとの会話では本心が少しずつ表れます。
2016年のアニメイトタイムズのインタビューで、森川は最初の収録時にディズニー側から「詐欺師を演じないでください」と演出されたエピソードを明かしています。
これは、ニックを単なるずる賢い詐欺師として表現するのではなく、彼が抱える心の傷や、本来持っている優しさを大切にするための演出でした。
森川の演技は、声優としての技術を前面に押し出すというより、キャラクターの感情に寄り添う方向にあります。ニックの何気ない一言にも、過去の経験やジュディへの信頼が感じられるのが特徴です。
ジェイソン・ベイトマン版は自然な会話と乾いたユーモア英語版のジェイソン・ベイトマンは、俳優として培ってきた自然な会話表現をニックに反映しています。
とくに、相手をからかうような言い回しや、深刻な状況でも余裕を崩さない話し方が印象的です。ニックの皮肉っぽさと、どこか人間味のある雰囲気が英語版ならではの魅力になっています。
日英の違いを楽しむなら、ジュディとの掛け合いや、ニックが過去を打ち明ける場面を聞き比べるとよいでしょう。同じ台詞でも、英語と日本語では間の取り方や感情の伝わり方が変わります。
【森川智之のプロフィール】ニック役を演じる声優はどんな人物?
森川智之は、アニメ・ゲーム・海外映画の吹き替えなど、多彩なジャンルで活動してきた声優です。『ズートピア』のニック役以外にも、長年親しまれている海外俳優の吹き替えや人気アニメの主要人物を数多く担当しています。
森川智之の基本プロフィール- 名前:森川智之(もりかわ としゆき)
- 誕生日:1月26日
- 出身地:神奈川県
- 血液型:O型
- 身長:172cm
- 所属事務所:アクセルワン
- 経歴:勝田声優学院、演劇グループ満天の星
上記は所属事務所アクセルワンの公式プロフィールに掲載されている情報です。プロフィールには誕生日や出身地などが記載されていますが、生年は掲載されていません。
海外映画の吹き替えでも存在感を発揮森川智之の代表的な仕事として知られているのが、海外映画の吹き替えです。
- トム・クルーズ:『トップガン』『トップガン マーヴェリック』など
- オビ=ワン・ケノービ:『スター・ウォーズ』シリーズ
- レオン・S・ケネディ:『バイオハザード』シリーズの一部作品
- オプティマスプライム:『超ロボット生命体トランスフォーマー プライム』
- ニック・ワイルド:『ズートピア』『ズートピア2』
海外俳優の声を長く担当する仕事では、俳優本人の声質や演技の特徴を理解し、日本語として自然に聞こえるように調整する力が大切です。
森川がニック役で見せる魅力も、こうした吹き替え経験と無関係ではありません。単に英語の台詞を日本語に置き換えるのではなく、キャラクターの感情や会話の空気感まで日本語で再現している点が見どころです。
【キャラクター解説】ニック・ワイルドの本名・種類・幼少期の差別経験
ニック・ワイルドは、映画『ズートピア』シリーズに登場するアカギツネです。ずる賢く、世渡り上手で、何事にも深入りしないような態度を取りますが、その内側には過去の経験による深い傷を抱えています。
ニックの本名はニコラス・パイベリアス・ワイルド?ニックのフルネームとして知られているのは、英語表記でNicholas P. Wildeです。
ミドルネームのPはPiberius(パイベリアス)とされており、日本語では「ニコラス・パイベリアス・ワイルド」と紹介されることがあります。
この名前については、映画監督バイロン・ハワードのSNSでの回答を紹介したCinemaBlendの記事が知られています。Piberiusは、『スター・トレック』のジェームズ・T・カークのミドルネーム「Tiberius(タイベリアス)」にちなんだ遊び心のある設定です。
つまり、普段の呼び名はニック・ワイルドですが、フルネームにも作品スタッフの遊び心が隠されています。
ニックはアカギツネ!性格は皮肉屋で根は優しいニックはアカギツネの男性で、第1作では詐欺師として登場します。
ディズニー公式のキャラクター紹介では、現実を知る皮肉屋でありながら、陽気な魅力を持ち、ひょうひょうとした態度の裏に優しさを隠しているキャラクターとして紹介されています。
物事を斜めから見る癖があり、理想論を語るジュディに対しても、最初は冷めた態度を取ります。しかし、事件を通じてジュディと関わるうちに、彼の価値観は変わっていきます。
前作の終盤では警察官となり、『ズートピア2』ではジュディと正式な捜査官バディを組んでいます。
幼少期の差別経験がニックの性格を変えたニックの人物像を理解するうえで欠かせないのが、幼少期のジュニア・レンジャー・スカウトでの出来事です。
ニックは8歳か9歳のころ、スカウト団員になることを夢見ていました。母親は彼のために制服を用意し、ニックも仲間の一員になれることを楽しみにしていました。
ところが、実際に参加すると、彼がキツネであり、捕食者であるという理由だけで、ほかの子供たちから差別を受けます。仲間に受け入れてもらうどころか、口輪をつけられるという屈辱的な経験までしました。
この経験によって、ニックは二つのことを学びます。
- 自分が傷ついていることを、ほかの人には見せない。
- 周囲がキツネを信用できない存在だと思うなら、その期待に合わせて生きていく。
つまり、ニックの皮肉や詐欺師としての振る舞いは、単なる生まれつきの性格ではありません。幼いころに受けた偏見から、自分自身を守るために身につけた生き方でもあるのです。
この背景を知ると、彼がジュディに本音を打ち明ける場面の意味が大きく変わります。ニックにとって過去を語ることは、自分の弱さを他人に見せることでもあったからです。
【ジュディとの関係】ニックは恋人?それとも最高の相棒?
ニックとジュディの関係は、『ズートピア』シリーズの中心的な見どころです。
二人は性格も考え方も正反対です。ジュディは正義感が強く、理想を実現するために積極的に行動するタイプ。一方、ニックは現実をよく理解しており、物事を冷静に見極めようとします。
第1作でニックの人生を変えたジュディ第1作では、ジュディとニックは事件を通じて出会います。当初、ニックはジュディをからかい、彼女の理想主義的な考え方にも懐疑的でした。
しかし、ジュディはニックの表面的な態度だけを見て判断しません。彼が抱えている過去や本当の優しさに気づき、信頼関係を築いていきます。
ニックにとってジュディは、自分をキツネという属性だけで判断せず、一人の人物として認めてくれた大切な存在です。
『ズートピア2』では二人の距離感にも変化続編では、二人が警察官として正式なバディを組み、新たな事件に挑みます。
ただし、単純に仲良しになったわけではありません。仕事に対する考え方や相手への期待が異なるため、すれ違いも生まれます。
2026年5月のアニメイトタイムズのインタビューで森川智之は、ニックについて、警察官になること自体よりも、自分を変えてくれたジュディのそばにいることに幸せを感じている人物として解釈したことを語っています。
また、ニックの方がジュディを少し意識しているように感じられる場面にも触れています。二人の距離感は、続編の重要なドラマの一つです。
二人は恋人同士なのか?ニックとジュディの関係には、友情以上の親密さを感じさせる場面もあります。しかし、作品上の基本的な関係は警察官同士のバディです。
恋人関係と断定するよりも、お互いの欠点を理解し、相手の存在によって自分自身も変わっていく特別なパートナーとして見るのが自然です。
森川と上戸彩が演じる日本語版では、二人の会話のテンポや感情の揺れも大きな魅力になっています。
【2026年最新】ズートピア2で森川智之は続投!公開・配信情報も整理
2026年11月現在、ニック役の森川智之の続投はすでに作品で確認されています。続編の公開や配信も進み、現在は第1作と第2作を続けて楽しめる環境が整っています。
『ズートピア』シリーズの主な時系列- 2016年3月4日:日本で第1作『ズートピア』が劇場公開。森川智之がニック役を担当。
- 2025年11月26日:『ズートピア2』がアメリカで劇場公開。
- 2025年12月5日:『ズートピア2』が日本で劇場公開。森川智之がニック役を続投。
- 2026年3月13日:日本で『ズートピア2』のデジタル購入配信が開始。
- 2026年4月15日:日本のディズニープラスで見放題独占配信が開始。
- 2026年5月20日:ブルーレイ・DVD・4K UHDが発売。
- 2026年8月:ディズニーが『ズートピア3(仮題)』の制作決定を発表。
『ズートピア2』では、かつて詐欺師だったニックが警察官として活躍します。前作からの大きな変化は、職業だけではありません。自分を守るために人と距離を取っていたニックが、ジュディと協力しながら事件に向き合うようになったことも重要です。
森川智之は続編の収録について、現実では前作から約9年が経過している一方、物語の中ではほとんど時間が経っていないことを意識したと取材で説明しています。
つまり、演じる本人は長い年月を重ねていても、キャラクターの声には前作からの連続性が求められました。声の印象を維持しながら、警察官になったニックの変化も表現するという難しさがあったのです。
今後のニック役はどうなる?2026年8月には、ディズニーから『ズートピア3(仮題)』の制作決定が発表されました。シリーズが今後も続いていくことを示す動きです。
ただし、制作決定の発表段階では、次回作の日本語版ニック役や英語版ニック役について新たなキャスト情報は掲載されていません。
『ズートピア2』では森川智之とジェイソン・ベイトマンがそれぞれ続投しているため、次回作でも二人が演じるのかは、今後の公式キャスト発表が注目されるポイントです。
【プロの結論】ニックの声優を楽しむなら日英両方の視聴がおすすめ
ニック・ワイルドの魅力は、声優の演技だけで完成するものではありません。キャラクターの設定、過去の経験、ジュディとの関係、そして作品の演出が重なって生まれています。
森川智之版の魅力は、日本語での自然な会話と、皮肉の奥にある繊細な感情表現です。ジェイソン・ベイトマン版では、オリジナルの英語による会話の間合いや、俳優ならではの自然なユーモアを楽しめます。
日本語吹き替え版がおすすめの人- 森川智之の声や演技が好きな人
- 日本語で台詞の細かなニュアンスを楽しみたい人
- ジュディとニックの掛け合いをテンポよく楽しみたい人
- ジェイソン・ベイトマン本人の演技を味わいたい人
- 英語の会話表現や声の抑揚に注目したい人
- オリジナル音声と日本語吹き替えの違いを比較したい人
特に注目したいのは、ニックが幼少期の差別経験をジュディに打ち明ける場面です。普段は冗談や皮肉で本音を隠しているニックが、どのように感情を表現するのか。声の違いを比較することで、同じキャラクターでも演技によって受ける印象が変わることが分かります。
【ニック・ワイルドの声優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ニック・ワイルドの日本語吹き替え声優は誰ですか?
A1:森川智之です。2016年公開の『ズートピア』から担当しており、2025年公開の『ズートピア2』でも続投しています。
Q2:ニック・ワイルドの英語版声優は誰ですか?
A2:アメリカの俳優ジェイソン・ベイトマンです。日本語版の森川智之とは異なる自然な会話表現やユーモアが特徴です。
Q3:ニック・ワイルドの本名は何ですか?
A3:Nicholas P. Wildeです。PはPiberius(パイベリアス)とされており、「ニコラス・パイベリアス・ワイルド」とも紹介されます。
Q4:『ズートピア2』でも森川智之は続投していますか?
A4:はい。ディズニー公式の日本版声優一覧で、ニック役として森川智之の名前が確認できます。
Q5:ニックとジュディは恋人同士ですか?
A5:二人は警察官同士のバディです。お互いを特別な存在として意識している描写はありますが、作品上の中心的な関係は信頼し合うパートナーです。
Q6:ニックが幼少期に経験した差別とは何ですか?
A6:子供のころ、ジュニア・レンジャー・スカウトに入ろうとした際、キツネという捕食者であることを理由に仲間から差別され、口輪をつけられる経験をしました。この出来事が、彼の皮肉屋な性格や他人に本心を見せない態度につながっています。
ニック・ワイルドの日本語吹き替え声優は森川智之、英語版声優はジェイソン・ベイトマンです。2016年の第1作から続く配役は、2025年公開の『ズートピア2』でも引き継がれています。
ニックは単なる皮肉屋のキツネではありません。幼少期に経験した差別によって他人を信じることが難しくなり、それでもジュディとの出会いを通じて自分自身を変えていったキャラクターです。
森川智之の日本語版では繊細な感情表現を、ジェイソン・ベイトマンの英語版では自然な会話の間合いとユーモアを楽しめます。
2026年は『ズートピア2』の配信や次回作の制作決定もあり、シリーズの今後にも期待が集まっています。ニックの過去やジュディとの関係を理解したうえで改めて作品を見れば、何気ない台詞や表情にも新しい発見があるはずです。
主な事実確認資料
- ディズニー公式『ズートピア2』日本版声優・作品情報
- ディズニー公式ニック・ワイルド キャラクター紹介
- アクセルワン公式・森川智之プロフィール
- アニメイトタイムズ・森川智之インタビュー(2016年・2026年)
- ディズニープラス公式・2026年配信情報
- CinemaBlend・ニックのミドルネームに関する監督回答の紹介
- ディズニー公式・2026年8月の次回作発表