2026年のプロ野球春季キャンプは、宮崎県と沖縄県を中心に、全国各地の球場で開催されました。日本野球機構(NPB)の2026年度春季キャンプガイドによると、12球団は一軍だけでなく、二軍・三軍や育成選手の所属グループによっても練習場所を分けています。読売ジャイアンツのように宮崎県と沖縄県を移動する球団もあれば、北海道日本ハムファイターズのように沖縄県内で一軍と二軍の拠点を分ける球団もあります。
2026年11月現在、同年の春季キャンプはすでに終了していますが、球団別の開催地や球場名、休養日の設定、歴代キャンプ地の変遷を振り返ることで、各チームの育成方針や地域との関係が見えてきます。1950年から2025年までの開催地の記録も交えながら、現地見学に役立つ情報まで整理します。
【2026年最新】プロ野球12球団のキャンプ地一覧!一軍・二軍・三軍を比較

まず確認したいのが、2026年のプロ野球12球団の春季キャンプ地です。
NPB公式の2026年度春季キャンプガイドでは、球団ごとの使用球場と練習拠点が公開されています。
以下に、球団別の一軍・二軍・三軍の主な開催地をまとめました。
| 球団 | 一軍・主力組のキャンプ地 | 二軍のキャンプ地 | 三軍・その他 |
|---|---|---|---|
| 読売ジャイアンツ | 宮崎市・ひなたサンマリンスタジアム宮崎、那覇市・沖縄セルラースタジアム那覇 | 宮崎市・ひなたひむかスタジアム | 都城市・高城運動公園野球場ほか |
| 阪神タイガース | 沖縄県宜野座村・バイトするならエントリー宜野座スタジアム | 沖縄県うるま市・具志川野球場 | ― |
| 横浜DeNAベイスターズ | 沖縄県宜野湾市・ユニオンですからスタジアム宜野湾 | 沖縄県嘉手納町・嘉手納野球場 | ― |
| 広島東洋カープ | 宮崎県日南市・天福球場、沖縄県沖縄市・コザしんきんスタジアム | 日南市・東光寺球場、天福球場、大野練習場、由宇練習場 | ― |
| 東京ヤクルトスワローズ | 沖縄県浦添市・ANA BALL PARK 浦添 | 東京都・明治神宮野球場、宮崎県西都市・西都原運動公園野球場 | ― |
| 中日ドラゴンズ | 沖縄県北谷町・Agreスタジアム北谷 | 沖縄県読谷村・オキハム読谷平和の森球場 | ― |
| 北海道日本ハムファイターズ | 沖縄県名護市・Enagicスタジアム名護 | 沖縄県国頭村・かいぎんスタジアム国頭 | ― |
| 千葉ロッテマリーンズ | 宮崎県都城市・都城運動公園野球場、沖縄県糸満市・西崎球場 | 沖縄県石垣市・石垣市中央運動公園野球場、都城市・都城運動公園野球場 | ― |
| 東北楽天ゴールデンイーグルス | 沖縄県金武町・金武町ベースボールスタジアム | 沖縄県久米島町・久米島野球場、宮崎県日向市・お倉ヶ浜総合公園野球場 | ― |
| 埼玉西武ライオンズ | 宮崎県日南市・南郷スタジアム | 高知県高知市・高知県立春野総合運動公園野球場 | 高知県高知市・春野総合運動公園 |
| オリックス・バファローズ | 宮崎県宮崎市・SOKKENスタジアム | 宮崎市・清武総合運動公園第2野球場 | ― |
| 福岡ソフトバンクホークス | 宮崎県宮崎市・アイビースタジアム(A組・B組) | A・B・C組の編成で運用 | C組は福岡県筑後市・タマホーム スタジアム筑後 |
※球団によって組分けの呼称や練習体制が異なります。ソフトバンクのA・B・C組は、一般的な一軍・二軍・三軍という呼称と単純に置き換えられるものではありません。
出典:日本野球機構「2026年度春季キャンプガイド」。
2026年のキャンプ地配置で注目したい球団読売ジャイアンツは宮崎と沖縄の2拠点方式です。
一軍は宮崎市でキャンプを開始し、その後、沖縄セルラースタジアム那覇へ移動。二軍は宮崎市、三軍は都城市を拠点にします。
この配置では、主力選手の調整と若手・育成選手の強化を異なる施設で進められます。
埼玉西武ライオンズは一軍と二・三軍で県を分ける方式です。
一軍は宮崎県日南市の南郷スタジアム、二軍・三軍は高知県高知市の春野総合運動公園で練習します。宮崎と高知という異なる地域に分かれるため、見学旅行では移動計画が必要です。
北海道日本ハムファイターズは名護と国頭の2拠点です。一軍はEnagicスタジアム名護、二軍はかいぎんスタジアム国頭を使用します。
なお、宮崎県の2026年春季キャンプ受け入れ情報には、巨人、ソフトバンク、オリックス、広島、西武、ロッテに加え、ヤクルトの二軍と楽天の二軍が掲載されています。つまり、県内でキャンプをする球団の数だけを見ても、一軍の配置は把握できません。
【一軍・二軍・三軍】キャンプ地が分かれる理由と練習内容の違い
プロ野球のキャンプは、単に選手全員が同じ球場に集まって練習するイベントではありません。
球団が一軍・二軍・三軍を分ける背景には、選手の実力やコンディション、育成段階に合わせたトレーニング環境を確保する目的があります。
一軍キャンプは開幕に向けた実戦調整が中心一軍キャンプでは、レギュラー候補や主力選手、開幕一軍を目指す選手が中心となります。
主な練習内容は次のとおりです。
- 基礎体力や持久力の強化
- 打撃フォームや投球フォームの確認
- 守備・走塁の連係練習
- 紅白戦や練習試合
- 投手の実戦登板に向けた調整
キャンプの進行に伴って実戦形式の練習が増え、選手の状態やポジション争いが見えやすくなります。
ファンにとっては、主力選手の仕上がりや新加入選手のプレーを確認できる時期です。
二軍キャンプは若手・故障明け選手の調整にも重要二軍キャンプは、若手選手や一軍定着を目指す選手、故障からの復帰を目指す選手などが調整する重要な場所です。
一軍と比べて注目度が低く見られがちですが、将来のレギュラー候補を確認できるという意味では見逃せません。
例えば、2026年の巨人は二軍をひなたひむかスタジアムに配置しています。日本ハムも一軍の名護市と二軍の国頭村を分けています。
一軍の練習が休みでも、別の施設で二軍が活動している可能性があります。ただし、二軍にも独自の休養日があるため、訪問前の確認は欠かせません。
三軍キャンプは育成環境を支える重要な拠点三軍を設置している球団では、育成選手や若手選手の強化に向けて、独立した練習環境を整えるケースがあります。
2026年の巨人は宮崎県都城市の高城運動公園野球場などを三軍の練習場所に指定しています。
三軍は一軍と同じ球場で常時練習するわけではありません。
そのため、育成選手を目当てにキャンプを訪れる場合は、一軍の開催地だけでなく、三軍の練習場所や公開時間も調べておく必要があります。
球団別の配置から見える育成戦略キャンプ地の配置は、球団がどのような選手育成体制を整えているかを知る手掛かりになります。
巨人のように三軍まで地域を分ける球団もあれば、西武のように二軍・三軍を高知に集約する球団もあります。
また、ソフトバンクはA組・B組を宮崎、C組を筑後に配置しています。
ここで注意したいのは、球団の組分けと一軍・二軍・三軍が必ずしも同じ意味ではないことです。選手の入れ替えや調整状況によって所属グループが変わる場合もあります。
【宮崎・沖縄・高知】プロ野球キャンプ地の特徴と代表的な球場
2026年の春季キャンプを理解するうえで欠かせないのが、宮崎県・沖縄県・高知県の3地域です。
それぞれの地域には、キャンプ地として定着してきた背景があります。
宮崎県は12球団の育成・主力調整を支えるキャンプの中心地宮崎県は、プロ野球の春季キャンプが集中する代表的な地域です。
2026年の県公式観光情報には、プロ野球8球団のキャンプ情報が掲載されています。
代表的な球場は次のとおりです。
- ひなたサンマリンスタジアム宮崎
- ひなたひむかスタジアム
- アイビースタジアム
- SOKKENスタジアム
- 南郷スタジアム
- 天福球場
- 東光寺球場
- 都城運動公園野球場
- お倉ヶ浜総合運動公園野球場
- 西都原運動公園野球場
宮崎県がキャンプ地として選ばれる理由は、気候と施設の両面にあります。
宮崎県公式観光サイトによると、太平洋を流れる黒潮の影響や九州山地による北風の遮断などから、冬でも比較的温暖で、雪がほとんど降らない気候が特徴です。
また、プロ野球の公式戦に対応できる球場から、複数の練習施設まで整備されており、宿泊施設にもスポーツチームの受け入れ実績があります。
練習環境だけでなく、宿泊・食事・移動・地域のサポートまで含めた受け入れ体制が、宮崎の強みです。
沖縄県は一軍キャンプの人気球団が集まるエリア沖縄県は、2月でも比較的暖かい気候を生かしたキャンプ地として知られています。
2026年はNPB12球団のうち9球団が県内で春季キャンプを実施しました。
特に注目したいのが、以下の3球場です。
1.Enagicスタジアム名護
沖縄県名護市にあり、2026年の公式案内では旧称のタピックスタジアム名護からEnagicスタジアム名護へと名称が変更されています。
日本ハムの一軍を見学するなら、まず確認したい球場です。
2.Agreスタジアム北谷
中日ドラゴンズの一軍キャンプ地です。
沖縄県北谷町に位置し、二軍は読谷村のオキハム読谷平和の森球場で練習します。
一軍と二軍の拠点が比較的近い地域にあるため、訪問計画を立てる際に両方の施設を確認できます。
3.ANA BALL PARK浦添
東京ヤクルトスワローズの一軍キャンプ地です。
沖縄県浦添市にある球場で、2000年から2025年までの歴史的なキャンプ地記録でも浦添市民球場が掲載されています。
長年にわたって球団と地域の関係が築かれてきた代表的なキャンプ地です。
沖縄県の公式観光情報には、ほかにも次のような球場が掲載されています。
- 沖縄セルラースタジアム那覇:巨人
- バイトするならエントリー宜野座スタジアム:阪神
- ユニオンですからスタジアム宜野湾:DeNA
- コザしんきんスタジアム:広島
- 金武町ベースボールスタジアム:楽天
- 糸満市西崎球場:ロッテ
- かいぎんスタジアム国頭:日本ハム二軍
- 具志川野球場:阪神二軍
- 嘉手納野球場:DeNA二軍
沖縄の魅力は、複数の球団が県内の異なる市町村に拠点を構えていることです。
ただし、沖縄本島北部・中部・南部では移動距離が異なります。1日で複数球団を訪れる場合は、球場間の移動時間も考慮する必要があります。
高知県は西武の二軍・三軍キャンプ地として存在感高知県も、長いプロ野球キャンプの歴史を持つ地域です。
2026年の埼玉西武ライオンズは、一軍を宮崎県日南市、二軍・三軍を高知県高知市の高知県立春野総合運動公園野球場に配置しました。
高知県は宮崎県や沖縄県のように12球団の一軍が集まる地域ではありませんが、ファームの練習拠点として重要な役割を担っています。
特に春野運動公園は、若手選手や育成選手の練習を見たいファンにとって注目したい場所です。
高知県のキャンプ地を訪問する場合は、球場の公開状況や練習日程に加え、練習試合の開催有無も確認すると予定を立てやすくなります。
【1950~2025年】プロ野球キャンプ地の歴代変遷と地域の関係
プロ野球のキャンプ地は、最初から宮崎県や沖縄県に集中していたわけではありません。
日本野球機構は、野球殿堂博物館の協力も得ながら、二リーグ分立後の1950年から2025年までの12球団の一軍春季キャンプ地を調査し、歴代変遷を公開しています。
この記録からは、プロ野球キャンプの開催地が時代によって大きく変わってきたことが分かります。
1950年代:全国各地を移動していた時代1950年代は、キャンプ地が固定されていない球団が多くありました。
当時は現在ほどスポーツ施設が充実しておらず、暖かい気候と練習環境を求めて各地を移動するケースが目立ちます。
例えば、現在の横浜DeNAベイスターズにつながる大洋球団は、1950年に下関球場でキャンプを実施しました。
その後、芦屋、明石、長崎、鴨池、松山など、複数の地域を移動しています。
NPBの公式記録員による解説では、1950年から1958年までの9年間に、キャンプのメイン球場を毎年変更した経緯が紹介されています。
現在では考えにくいほどの移動の多さですが、当時は適切な練習環境を探すこと自体が大きな課題だったのです。
1960~1970年代:宮崎・高知・鹿児島などが定着1960年代に入ると、南九州や四国など、比較的温暖な地域がキャンプ地として選ばれるようになります。
巨人は1959年に宮崎県営球場を使用し、その後も宮崎市を中心としたキャンプを続けました。
阪神は高知県安芸市などを使用し、オリックスの前身球団も高知市を長く利用しています。
この時期には、単に気温が高い場所を探すだけでなく、球団が毎年利用できる施設を確保することが重要になっていきました。
1980~1990年代:海外キャンプと沖縄への展開1980年代には、アメリカ本土やハワイ、グアムなど海外でのキャンプも行われました。
球団によっては、国内と海外を組み合わせる方式も採用しています。
例えば、巨人はグアムのパセオ球場と宮崎市営球場を組み合わせた時期がありました。
横浜の前身球団も、1980年代後半から沖縄県宜野湾市をキャンプ地として利用しています。
一方、ヤクルトは1990年代に宮崎県西都市やアメリカのユマなどを使用した後、2000年から浦添市民球場を一軍の拠点としました。
2000~2025年:宮崎・沖縄への集約と長期定着2000年代以降は、宮崎県と沖縄県にキャンプ地が集まる傾向が強まりました。
代表的な例は次のとおりです。
- 巨人:2011~2025年は宮崎と那覇を組み合わせた開催
- ヤクルト:2000~2025年は浦添市民球場
- ソフトバンク:2004~2025年は宮崎市生目の杜運動公園
- DeNA:2003~2025年は宜野湾市立野球場
- オリックス:2015~2025年は宮崎市清武総合運動公園
長期定着には、毎年同じ施設を使えることによる練習環境の安定、地域との連携、宿泊施設の確保などの利点があります。
キャンプ地の歴史を理解するうえでの要点1950年代と2020年代を比較すると、キャンプ地の選定基準が変化していることが分かります。
かつては暖かく練習できる場所を探すことが大きな課題でした。
現在は、球場の規模、屋内練習施設、トレーニング設備、宿泊環境、交通アクセス、地域の受け入れ体制など、複数の条件が求められています。
また、球団の育成体制が変わったことで、一軍だけでなく二軍・三軍の練習場所を確保する必要性も高まりました。
キャンプ地の変遷は、プロ野球の練習環境と球団経営の変化を映し出す歴史でもあります。
【日程・休養日】2026年のプロ野球キャンプを見学する際の確認事項
春季キャンプは2月1日から始まる球団が多いものの、すべての球団が同じ日程で動くわけではありません。
キャンプ期間、休養日、練習開始時間、練習試合の日程は球団ごとに異なります。
2026年の主なキャンプ日程2026年の宮崎県公式観光情報などで確認できる主な日程は次のとおりです。
読売ジャイアンツ
- 一軍・宮崎:2月1日~12日
- 一軍・那覇:2月14日~3月1日
- 二軍・宮崎:2月1日~3月1日
- 三軍・都城:2月1日~27日
宮崎での一軍休養日は2月4日と9日。那覇での休養日は2月18日と24日でした。
福岡ソフトバンクホークス
- 宮崎キャンプ:2月1日~3月1日
- 主な休養日:2月5日、9日、13日、18日、24日
オリックス・バファローズ
- 宮崎キャンプ:2月1日~27日
- 休養日:2月4日、9日、13日、16日、20日、24日
埼玉西武ライオンズ
- 一軍・宮崎:2月1日~23日
- 二軍・三軍・高知:2月1日~25日
- 主な休養日:2月4日、9日、13日、19日
これらは2026年の実施日程であり、2027年の開催日程を示すものではありません。
休養日には球場に行っても練習を見られないキャンプ見学で最も注意したいのが休養日です。
キャンプ期間中であっても、選手全員が毎日練習するわけではありません。
休養日には通常練習が行われないことが多く、ファンサービスやイベントの実施状況も球団によって異なります。
また、天候や選手のコンディションによって練習場所や時間が変更される場合もあります。
見学する日が決まったら、必ず球団公式サイトの最新スケジュールを確認しましょう。
練習試合や紅白戦を狙うメリットキャンプ見学では、通常練習だけでなく紅白戦や練習試合も人気があります。
実戦形式の練習では、打撃や投球だけでなく、守備位置や走塁判断なども確認できます。
特に新加入選手や若手選手の実戦を見ることで、開幕に向けたチームの変化を感じられます。
ただし、試合日程は通常練習と異なり、入場方法や開始時刻が別途設定される場合があります。
【見学方法・観覧ルール】プロ野球キャンプを現地で楽しむための攻略法
プロ野球キャンプは、シーズン中の公式戦とは違い、選手が練習する姿を比較的近くから見られる貴重な機会です。
ただし、どの球場でも自由に見学できるわけではありません。
キャンプ見学に必要なチケット・予約を確認する春季キャンプの一般練習見学は無料で公開されるケースがありますが、すべての球団・イベントが無料というわけではありません。
例えば、2026年の横浜DeNAベイスターズは、宜野湾キャンプでブルペン観覧席や練習見学オプションなどの企画を実施しました。
ブルペン前の立ち見スペースは無料で見学できる一方、観覧用ベンチ席は有料となる仕組みも設けられました。
つまり、一般練習の見学と特別体験イベントでは、利用条件が異なる場合があります。
次の項目を事前に確認しましょう。
- 一般見学が可能な日
- 球場の開放時間
- 事前予約やチケットの必要性
- 有料観覧エリアの有無
- ブルペン見学の実施状況
- ファンサービスイベントの開催条件
- 駐車場やシャトルバスの利用方法
キャンプでは選手の練習風景を撮影したいファンも多いでしょう。
ただし、写真・動画の撮影やSNS投稿にはルールがあります。
NPBは2025年9月1日付で写真・動画等の撮影及び配信・送信規程を改定しています。
同規程では、三脚やパソコンの使用、撮影を拒んでいる人の撮影、ライブ配信、明らかな営利目的の配信などに制限が設けられています。
ただし、キャンプ中の練習やイベントには球団・施設ごとの個別ルールが設けられることもあります。
NPBの規程だけで判断せず、現地の案内や係員の指示を優先してください。
キャンプ見学に持っていきたいもの2月の宮崎・沖縄は比較的暖かいものの、天候や風によって体感温度が変わります。
特に屋外で長時間練習を見学する場合は、準備が大切です。
おすすめの持ち物は次のとおりです。
- 双眼鏡:遠くの練習やブルペンを確認するため
- カメラ:撮影可能エリアでの記録用
- 帽子・日焼け止め:日差し対策
- 防寒着:朝夕の冷え込みや風への対策
- タオル・飲み物:長時間の見学対策
- 雨具:急な天候変化への備え
- モバイルバッテリー:地図やスケジュールの確認用
1.休養日を確認せずに訪問する
キャンプ期間中という理由だけで球場に行くと、練習が行われていない場合があります。
2.一軍と二軍の球場を混同する
球団名だけで訪問先を決めると、目的の選手が別の球場で練習している可能性があります。
3.複数球場を詰め込みすぎる
沖縄県内でも名護・北谷・浦添・宜野湾などは距離があります。宮崎県でも宮崎市・日南市・都城市・日向市は別のエリアです。
1日に複数球団を見学したい場合は、同じ地域の球場を組み合わせると効率的です。
【プロの結論】キャンプ地選びは球団の育成方針と地域の強みで見る
プロ野球のキャンプ地を比較するとき、単純に有名選手が多い球場だけを選ぶのは十分ではありません。
本当に注目したいのは、球団がどのような練習環境を整え、どの地域にどのカテゴリーの選手を配置しているかです。
現地見学の目的によって、訪問先の選び方も変わります。
主力選手の仕上がりを見たい人
巨人の宮崎・那覇、阪神の宜野座、中日の北谷、日本ハムの名護など、一軍の拠点を優先するとよいでしょう。
若手選手や育成選手を見たい人
巨人の都城、西武の高知、ソフトバンクの筑後、日本ハムの国頭など、ファームの練習場所を候補にすると楽しみが広がります。
複数球団を比較したい人
沖縄県は複数球団が県内各地に集まるため、球団ごとの練習環境を比較しやすい地域です。宮崎県も宮崎市周辺に複数の施設があり、キャンプ巡りの計画を立てやすい特徴があります。
また、歴史を重視するなら、長年同じ地域でキャンプを続けている球団に注目するのも面白い見方です。
キャンプ地は単なる練習場所ではありません。球団と地域が長い時間をかけて築いてきた関係の表れでもあります。
プロ野球のキャンプ地に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のプロ野球12球団のキャンプ地はどこですか?
A1:宮崎県と沖縄県が中心です。巨人、ソフトバンク、オリックス、西武などは宮崎県に拠点を置き、日本ハム、阪神、中日、DeNA、ヤクルトなどは沖縄県に拠点を設けました。球団によっては一軍と二軍で開催地が異なります。
Q2:プロ野球のキャンプ地は宮崎県と沖縄県のどちらが多いですか?
A2:2026年の公式観光情報では、宮崎県で8球団、沖縄県で9球団のキャンプ情報が掲載されています。ただし、同じ球団が両県でキャンプを実施するケースもあるため、単純に合計して比較することはできません。
Q3:一軍と二軍のキャンプ地は同じですか?
A3:球団によって異なります。巨人は一軍が宮崎と那覇、二軍が宮崎、三軍が都城です。日本ハムは一軍が名護、二軍が国頭です。西武は一軍が宮崎、二軍・三軍が高知に分かれています。
Q4:プロ野球の春季キャンプはいつから始まりますか?
A4:多くの球団は2月1日から開始します。ただし、二軍・三軍や特定の選手グループは別の日程になることがあります。終了日も球団によって異なります。
Q5:プロ野球キャンプは無料で見学できますか?
A5:一般練習の見学は無料で公開されるケースがあります。ただし、特別イベント、ブルペン観覧席、体験企画などは有料または事前予約制の場合があります。球団公式の案内を確認してください。
Q6:歴史の長いプロ野球キャンプ地はどこですか?
A6:宮崎市や浦添市、宜野湾市などが代表的です。例えば、ヤクルトは2000年から2025年まで浦添市民球場を使用し、巨人も宮崎を長くキャンプ地としてきました。NPBの公式記録では1950年から2025年までの変遷を確認できます。
2026年のプロ野球春季キャンプは、宮崎県と沖縄県を中心に、12球団それぞれの方針に沿って開催されました。
一軍の主力選手が集まる球場だけでなく、二軍・三軍の練習場所にも目を向けることで、球団の育成体制や若手選手の成長をより深く楽しめます。
また、1950年から2025年までの歴代キャンプ地を振り返ると、全国各地を移動していた時代から、宮崎・沖縄を中心とする長期定着型へと変化してきたことが分かります。
現地見学を計画する場合は、次の3点を優先してください。
- 球団と所属グループを確認する: 一軍・二軍・三軍で球場が異なる場合がある。
- 日程と休養日を確認する: 練習日や公開時間は球団ごとに異なる。
- 見学ルールを確認する: 無料・有料エリア、予約、撮影条件を事前に調べる。
2027年以降のキャンプ地や日程については、2026年の開催実績がそのまま継続するとは限りません。最新情報はNPB公式キャンプガイドと各球団の公式発表で確認することが、キャンプ見学を成功させる一番確実な方法です。