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塚本堅一の現在は?元NHKアナの逮捕経緯、NHK懲戒免職と回復への歩みを徹底解説

星川 美空 星川 美空 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
目次

塚本堅一(つかもと・けんいち)さんは、かつてNHKのアナウンサーとして『ニュース シブ5時』などを担当していた人物です。2016年1月、危険ドラッグ「ラッシュ」の所持・製造をめぐって逮捕され、同年2月にはNHKから懲戒免職処分を受けました。

しかし、塚本さんの人生は事件だけで終わったわけではありません。依存症回復施設への通所や自助グループへの参加を経て、現在は依存症予防教育アドバイザーとして講演や啓発活動に携わっています。2026年11月現在も、ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)の理事として活動する姿が公式プロフィールに掲載されています。

この記事では、明治大学卒業後のNHK入局から逮捕、懲戒免職に至る経緯、薬物依存からの回復、著書『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』、現在の講演活動までを時系列で整理します。また、ワコール創業者の塚本幸一さんとの名前の混同についても解説します。

【プロフィール】塚本堅一は元NHKアナウンサー!明治大学卒業から東京勤務まで

塚本堅一

塚本堅一さんは、明治大学を卒業後、2003年にNHKへ入局した元アナウンサーです。

入局後は京都放送局、金沢放送局、沖縄放送局と地方勤務を経験し、2015年に東京アナウンス室へ異動しました。地方での放送経験を積んだ後、全国向けのニュース番組を担当するポジションへ進んだことが、アナウンサーとしての大きな転機でした。

『ニュース シブ5時』でリポーターを担当

東京アナウンス室への配属後、塚本さんが担当したのが、NHK総合テレビの情報・報道番組『ニュース シブ5時』です。

夕方の時間帯に放送される帯番組で、塚本さんはリポーターとして出演していました。全国に向けてニュースや現場の情報を伝える仕事を担当し、アナウンサーとしてキャリアを積み重ねていました。

2016年の逮捕当時、塚本さんは37歳。NHK入局から約13年が経過し、東京での仕事にも取り組んでいた時期でした。

塚本堅一の基本プロフィール
  • 氏名:塚本堅一(つかもと・けんいち)
  • 職業:元NHKアナウンサー、依存症予防教育アドバイザー
  • 最終学歴:明治大学卒業
  • NHK入局:2003年
  • 主な勤務先:京都、金沢、沖縄、東京アナウンス室
  • 主な担当番組:『ニュース シブ5時』
  • 著書:『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』
  • 現在の主な肩書:ASK理事、ASK認定依存症予防教育アドバイザー

これらの経歴は、ASKの講師紹介や出版社の著者プロフィールにも掲載されています。なお、生年月日などの詳細な個人情報は、同プロフィールでは公表されていません。

【逮捕の経緯】2016年の危険ドラッグ「ラッシュ」事件とNHK懲戒免職の全貌

塚本堅一さんの名前が広く報道されるきっかけとなったのは、2016年1月に発覚した危険ドラッグ事件です。

事件では、東京都文京区の自宅マンションで指定薬物を含む液体を所持していたことに加え、危険ドラッグを製造した疑いも捜査対象となりました。

厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部による捜査が進み、塚本さんは所持容疑で逮捕された後、製造容疑でも再逮捕されています。

2016年1月10日、危険ドラッグ所持容疑で逮捕

報道によると、2016年1月10日、麻薬取締部は塚本さんの自宅を捜索しました。その際、指定薬物を含む液体が入った小瓶が見つかり、所持容疑で逮捕されました。

翌11日、NHKが職員の逮捕を公表。塚本さんは当時37歳で、東京アナウンス室に所属し、『ニュース シブ5時』のリポーターを務めていました。

逮捕時の報道では、本人が自分で使用する目的だったと説明していたことも伝えられています。

1月29日、危険ドラッグの製造容疑で再逮捕

捜査は所持だけでは終わりませんでした。

2016年1月29日、麻薬取締部は塚本さんを危険ドラッグの製造容疑で再逮捕しました。自宅で指定薬物を含む液体を製造した疑いが持たれ、所持事件に続いて製造行為も捜査対象となったのです。

この段階で事件は、単なる所持の問題から製造・所持の事件へと広がりました。

2月9日、罰金50万円の略式命令

2016年2月9日、塚本さんは医薬品医療機器法違反の罪で略式起訴され、東京簡易裁判所から罰金50万円の略式命令を受けました。

略式命令は、通常の公開法廷で審理する正式裁判とは異なる手続きです。この事件では罰金50万円という刑事処分が下されました。

2月16日、NHKが懲戒免職を発表

刑事処分を受け、NHKは2016年2月16日、塚本さんを懲戒免職とする処分を発表しました。処分の発令日は同月23日とされました。

NHK広報局は、視聴者や関係者に謝罪するとともに、協会の信頼を揺るがせた責任は重いとの判断を示しました。

ここで重要なのは、罰金50万円という刑事処分と、NHKによる懲戒免職という組織上の処分は別のものだという点です。前者は法律違反に対する司法上の処分、後者は職員としての行為に対する勤務先の判断です。

塚本堅一の逮捕から現在までの年表
時期 出来事・関係者 確認できる内容
2003年 NHK入局 明治大学卒業後、NHKアナウンサーとして勤務を開始。
2015年 東京アナウンス室へ異動 『ニュース シブ5時』のリポーターを担当。
2016年1月10日 麻薬取締部による逮捕 東京都文京区の自宅で危険ドラッグを所持した疑い。
2016年1月29日 製造容疑で再逮捕 指定薬物を含む危険ドラッグを製造した疑い。
2016年2月9日 東京簡易裁判所 医薬品医療機器法違反で罰金50万円の略式命令。
2016年2月16日 NHK 懲戒免職を決定。2月23日発令予定と発表。
2019年8月 ベストセラーズ 自身の経験を記した著書を出版。
2024年11月 ジャパンマック 依存症回復支援をテーマにした対談企画に出演。
2025~2026年 ASK・依存症啓発活動 依存症予防教育アドバイザーとして講演・啓発活動を継続。

この年表から分かるのは、NHK時代のキャリア、2016年の事件、2019年の著書出版、そして依存症啓発への転身という大きな流れです。逮捕から現在までを一つの事件として捉えるのではなく、その後の回復と社会参加まで含めて理解が必要です。

【薬物依存からの回復】RDデイケアセンターと自助グループで何が変わったのか

NHKを懲戒免職となった後、塚本さんを待っていたのは、すぐに以前の生活へ戻れるような状況ではありませんでした。

2019年に出版された著書や、その後の本人の対談を通じて、逮捕後の生活や回復に向けた取り組みが明らかになっています。

社会復帰を目指す中で直面した困難

塚本さんは事件後、社会復帰に向けて仕事を探しました。しかし、逮捕歴が就職活動の壁となり、不採用が続いたと、2024年のジャパンマックによる対談レポートで紹介されています。

加えて、社会的な制裁や将来への不安などが重なり、うつ病を発症。外出することさえ難しい状態に陥ったとされています。

かつてテレビ画面を通じて情報を届けていたアナウンサーが、事件後には社会との接点を失いかける。この変化は、薬物事件の刑事処分だけでは捉えきれない、当事者の生活再建の難しさを示しています。

転機となったRDデイケアセンターとの出会い

回復への転機となったのが、精神科医の紹介で通い始めた依存症回復施設「RDデイケアセンター」でした。

同施設では、アルコホーリクス・アノニマス(AA)の12ステップを基盤とするプログラムが提供されています。座学などを通じて、自分自身の問題を客観的に見つめ直し、生活や考え方を少しずつ変えていく取り組みです。

塚本さんは、施設でさまざまな依存症を抱える人たちと交流する中で、自分だけが特別な問題を抱えているわけではないと知り、回復への希望を見いだしたと語っています。

「自分がやっぱり動いていかないと変わっていけない」

これは、2024年11月に公開されたジャパンマックの対談レポートで紹介された塚本さんの言葉です。支援を受けるだけでなく、自分自身も回復に向けて行動する必要があると気づいたことが、その後の人生を変えるきっかけになりました。

自助グループへの参加と回復の継続

依存症からの回復は、施設に通えばすべてが解決するという単純なものではありません。

厚生労働省の依存症啓発サイトでは、塚本さんについて、現在も依存症の自助グループに参加しながら啓発活動を行っていると紹介しています。

自助グループは、同じような問題を経験した人たちが集まり、互いの経験を共有しながら回復を支える場です。孤立を防ぎ、問題を一人で抱え込まない環境をつくる役割があります。

依存症は、本人の意志の強さだけで説明できる問題ではありません。適切な医療や専門的な支援、継続的な人とのつながりが回復を支えます。

塚本さんの経験は、逮捕によって問題が表面化した後も、回復に向けた支援につながることで人生を立て直していけることを示す事例の一つです。

【2026年現在】塚本堅一の仕事は?依存症予防教育アドバイザーと講演活動

2026年11月現在、塚本堅一さんは元NHKアナウンサーという経歴を持ちながら、依存症予防教育の分野で活動しています。

ASKの公式講師紹介では、塚本さんはASK理事、ASK認定依存症予防教育アドバイザー、ASK認定飲酒運転防止上級インストラクターとして紹介されています。

また、厚生労働省のアルコール健康障害対策関係者会議では、第5期から第6期にかけて委員を務めた経歴も掲載されています。

依存症予防教育アドバイザーとは?

依存症予防教育アドバイザーは、認定NPO法人ASKが養成・認定する人材です。

アルコール、薬物、ギャンブルなどの依存症について正しい知識を広め、予防や早期発見、回復支援につなげることを目的としています。

医師などの医療資格とは異なり、依存症に関する啓発や教育を担うためのASK認定資格です。医療機関での診断や治療とは役割が異なります。

2025年5月に公開され、同年12月に更新されたアイセイ薬局の健康情報メディア「HELiCO」の特集でも、塚本さんがこの資格の活動内容や予防教育の考え方について解説しています。

具体的な講演・啓発活動

ASKの公式プロフィールによると、塚本さんの主な活動は次のとおりです。

  • 大学での講演:自身の経験を交えながら、薬物依存や依存症の回復について伝える。
  • 依存症予防講座:教育機関や地域などで、依存症に関する正しい知識を広める。
  • 予防講座の企画:依存症予防教育に関する講座の企画・コーディネートを行う。
  • イベントの司会:依存症関連のイベントで司会を務め、当事者や支援者の声を届ける。
  • 飲酒運転防止研修:上級インストラクターとして職場向けの研修を実施する。
  • 啓発動画の制作:飲酒運転防止や回復に関するメッセージを伝える動画制作にも携わる。

2019年からは、依存症に関する季刊誌『Be!』の編集にも加わり、インタビューなどを担当しています。

厚生労働省の依存症啓発にも登場

塚本さんの活動を知るうえで注目したいのが、厚生労働省の依存症啓発サイト「依存症の理解を深めよう」です。

同サイトには、俳優の高知東生さんと塚本さんが出演する依存症啓発企画が掲載されています。薬物依存に至った背景や回復までの道のりについて、経験者同士が対話する内容です。

この企画では、依存症の問題を本人だけの責任として捉えるのではなく、周囲とのつながりや専門的な支援の必要性についても取り上げています。

行政の啓発コンテンツに当事者経験を持つ人物として登場していることは、塚本さんの活動が単なる個人的な体験談にとどまらず、社会的な予防教育にも結びついていることを示しています。

依存症予防教育で重視する「3つの段階」

HELiCOの特集では、依存症予防教育について、次の3段階に分けて説明しています。

  • 一次予防:依存症にならないための正しい知識を伝え、発生を防ぐ。
  • 二次予防:問題の早期発見や相談・治療への接続によって、依存の進行を防ぐ。
  • 三次予防:回復支援や再発防止、当事者と家族への支援を進める。

塚本さんのように自身の経験を持つ人が啓発活動に参加する意義は、薬物の危険性だけでなく、依存症になった後にも回復への道があることを伝えられる点にあります。

【著書】『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』の内容とは?

塚本堅一さんは、2019年8月26日に自身の経験をまとめた著書『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』をベストセラーズから出版しています。

この本は、NHKアナウンサーとして働いていた人物が、薬物事件によって仕事や生活を失い、その後どのように回復への道を歩んだのかを記録した一冊です。

書籍の基本情報

  • 書名:『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』
  • 著者:塚本堅一
  • 出版社:ベストセラーズ
  • 発売日:2019年8月26日
  • ページ数:224ページ
  • ISBN:978-4-584-13937-0
  • ジャンル:社会・ノンフィクション関連
本書で描かれる3つのテーマ

1.なぜ薬物に手を出してしまったのか

本書では、アナウンサーとして働いていた時期の生活や、薬物に接近していった背景について本人の視点から振り返っています。事件の結果だけでは分からない、依存に至る過程を知るための内容です。

2.逮捕後に何を失い、どのような困難に直面したのか

NHKを離れることになった後の生活や、社会的な制裁、精神的な苦しさなどが扱われています。仕事を失った後の生活再建が簡単ではないことも、本書の重要なテーマです。

3.依存症からの回復と再出発

依存症回復施設との出会いや、自分自身の問題を見つめ直す過程などが記されています。単なる事件の告白ではなく、薬物使用に対する警鐘と回復の可能性を伝える内容になっています。

版元ドットコムの書籍紹介でも、本書は本人の後悔や回復への取り組みを記録した、薬物使用に対する警鐘の書として紹介されています。

事件報道だけでは伝わりにくい当事者の心理や、その後の生活を理解したい人にとって、本人の経験に触れられる資料の一つです。

【別人に注意】塚本堅一とワコール創業者・塚本幸一は同一人物?

塚本堅一さんを検索すると、ワコールの創業者である塚本幸一さんの情報が表示されることがあります。

しかし、両者は名前の一部が同じだけで、まったく異なる人物です。職業も活動した時代も異なります。

塚本堅一と塚本幸一のプロフィール比較
  • 塚本堅一:明治大学卒業後、2003年にNHKへ入局した元アナウンサー。2016年の薬物事件後、依存症予防教育の分野で活動。
  • 塚本幸一:1920年生まれ、1998年没。女性用下着メーカーのワコールを創業した実業家。

塚本幸一さんは、1946年6月15日に京都で婦人装身具の商売を始めたことをワコールの創業の起点としています。その後、婦人用下着の製造・販売を拡大し、ワコールを成長させました。

ワコールの公式企業情報にも、創業者として塚本幸一さんの名前が掲載されています。

一方、塚本堅一さんはテレビ放送や依存症予防教育に携わってきた人物です。両者を同一人物として紹介する情報は誤りです。

検索時には、次のように職業を含めて区別すると混同を防げます。

  • 塚本堅一:元NHKアナウンサー、依存症予防教育アドバイザー
  • 塚本幸一:ワコール創業者、実業家

【プロの結論】塚本堅一の活動から考える薬物依存と社会復帰の本質

塚本堅一さんの歩みを理解するうえで、注目すべきなのは、2016年の事件と現在の啓発活動を切り離さずに捉えることです。

薬物事件を起こしたことには法的・社会的な責任があります。一方で、その責任を問うことと、依存症からの回復を支援することは対立するものではありません。

1.事件報道と依存症への理解は分けて考える

薬物事件が報道されると、逮捕や処分といった出来事が大きく取り上げられます。しかし、それだけでは薬物に依存する背景や、再発を防ぐために必要な支援までは見えてきません。

塚本さんの経験は、刑事処分の後にも精神的な問題や就職の困難が続き、回復施設や自助グループとのつながりが必要だったことを示しています。

2.恐怖を与えるだけでは予防教育にならない

HELiCOのインタビューで塚本さんが取り上げているのは、従来の薬物防止啓発に見られた強い警告表現が、当事者や家族を孤立させる可能性です。

薬物の危険性を正しく伝えることは必要です。しかし、依存症になった人に対して「人生が終わった」という印象だけを与えてしまえば、相談や治療につながる機会を狭めるおそれがあります。

予防教育には、危険性を知らせることと、問題が起きた後に支援へつながる道を示すことの両方が必要です。

3.社会復帰は就職だけを意味しない

ジャパンマックの2024年の対談で、塚本さんは、うつ状態や無職の状態も社会の中にある一つの状況だという趣旨の考えを語っています。

これは、社会復帰を単純に再就職や以前の肩書への復帰だけで判断しない視点です。

支援を受けながら生活を整えること、同じ問題を抱える人とつながること、自分の経験を他者に伝えることも、社会との関係を取り戻す過程に含まれます。

NHKアナウンサーとしてのキャリアを失った塚本さんが、現在は依存症予防教育に取り組んでいることは、仕事の形が変わっても、経験を社会に還元する道があることを示しています。

情報を調べるときの判断基準

塚本堅一さんについて検索する場合は、次の3点を押さえると情報を整理しやすくなります。

  • 事件について知りたい場合:2016年のNHK発表、逮捕時の報道、略式命令に関する報道を確認する。
  • 現在の活動を知りたい場合:ASKの講師プロフィールや、厚生労働省の依存症啓発コンテンツを確認する。
  • 回復の過程を知りたい場合:本人の著書や、ジャパンマックなど支援団体による対談記録を参考にする。

事件だけを知りたい読者には2016年の報道記録、回復や啓発活動を知りたい読者には本人の著書や講演活動に関する資料が適しています。異なる時期の情報を一緒に扱わないことが、人物像を正しく理解するポイントです。

【塚本堅一の現在】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:塚本堅一は現在何をしている?
A1:2026年11月現在、ASK理事・依存症予防教育アドバイザーとして活動しています。大学などでの講演、依存症予防講座の企画、イベントの司会、飲酒運転防止に関する職場研修などを行っています。

Q2:塚本堅一はなぜNHKを懲戒免職になった?
A2:2016年1月、危険ドラッグ「ラッシュ」の所持・製造をめぐって逮捕され、医薬品医療機器法違反で罰金50万円の略式命令を受けたためです。NHKは同年2月16日に懲戒免職を決定しました。

Q3:塚本堅一の著書は何?
A3:2019年8月26日に出版された『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』です。逮捕に至る背景や事件後の苦悩、依存症回復施設との出会いなどが記されています。

Q4:塚本堅一は薬物依存から回復した?
A4:厚生労働省の依存症啓発サイトでは回復者として紹介されています。RDデイケアセンターで回復プログラムを学び、自助グループにも参加しながら、現在は依存症予防教育に取り組んでいます。

Q5:塚本堅一とワコール創業者の塚本幸一は同一人物?
A5:別人です。塚本堅一さんは元NHKアナウンサーで、塚本幸一さんは1920年生まれ、1998年没のワコール創業者です。

塚本堅一さんは、明治大学卒業後の2003年にNHKへ入局し、京都・金沢・沖縄での勤務を経て、2015年に東京アナウンス室へ配属されました。『ニュース シブ5時』のリポーターとして活動していましたが、2016年1月の危険ドラッグ事件によって逮捕され、同年2月にNHKを懲戒免職となりました。

その後は、社会復帰の困難や精神的な苦しさを経験しながら、RDデイケアセンターでの回復プログラムや自助グループとのつながりを通じて、生活を立て直していきました。

2019年には『僕が違法薬物で逮捕されNHKをクビになった話』を出版。現在はASK理事・依存症予防教育アドバイザーとして、大学での講演や予防講座、啓発イベントなどに携わっています。

塚本さんの歩みは、薬物事件の責任と依存症からの回復支援を同時に考える必要性を伝えています。事件を起こした過去だけで人物を判断するのではなく、その後どのように問題と向き合い、経験を社会に還元しているのかまで見ることが大切です。

なお、ワコール創業者の塚本幸一さんとは別人です。名前の混同にも注意しながら、NHK時代の経歴、2016年の事件、現在の依存症啓発活動を整理すると、塚本堅一さんのこれまでの歩みがより正確に理解できます。

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星川 美空

アイドルと音楽を担当。公式スケジュール、リリース情報、本人の発表を突き合わせてから記事を構成します。

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