髙松瞳が=LOVEのセンターとして知られるようになったのは、2017年のメジャーデビューがきっかけだ。
=LOVEは、元HKT48の指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。2017年9月6日に1stシングル「=LOVE」を発売し、髙松はその表題曲でセンターを務めた。
その後も、5thシングルまで表題曲のセンターを連続して担当。グループの顔として認知されていった。
初代センター時代の代表曲- 1st「=LOVE」:グループのデビュー曲。初代センターとしての出発点。
- 2nd「僕らの制服クリスマス」:制服姿のメンバーが描く、青春をテーマにした楽曲。
- 3rd「手遅れcaution」:それまでの明るいイメージとは異なる、ドラマ性の強い作品。
- 4th「Want you! Want you!」:華やかでポップな世界観が特徴。
- 5th「探せ ダイヤモンドリリー」:活動休止前、最後に表題曲センターを担当した作品。
この5作品は、髙松瞳の初期センター時代を理解するうえで欠かせない。
ただし、5thの次に発売された6th「ズルいよ ズルいね」と7th「CAMEO」では、別のメンバーがセンターを担当している。これは髙松の活動休止期間と重なるためだ。
活動休止中もグループのリリースは続き、齊藤なぎさや大谷映美里らがセンターを担った。
【2019年の活動休止と2020年の復帰】何があったのか

髙松瞳のキャリアを語るうえで、大きな転換点となったのが2019年の活動休止だ。
2019年8月20日、=LOVEの公式サイトは、髙松が一時的に活動を休止すると発表した。
発表では、以前から体調不良が続いており、本人との協議を重ねた結果、療養が必要と判断したと説明されている。
活動休止の区切りとなったのは、2019年9月12日に開催されたデビュー2周年記念コンサートだった。また、10月30日発売の6thシングルには参加しないことも発表された。
活動休止を発表した際の本人の思いスポニチの2019年8月20日付報道では、本人が自身のSNSで伝えた内容が紹介されている。
約2年間活動してきた中で、たくさん考えて、悩んできました。ここ最近は心身ともに不安定な状態が続き、色々な方と相談した結果、しばらくの間お休みをする決断をしました。
本人の言葉からは、活動を続けるなかで悩みを抱え、周囲と相談したうえで休養を選択した経緯が読み取れる。
グループの中心メンバーだっただけに、活動休止はファンにとっても大きな出来事だった。
2020年9月6日、3周年コンサートで復帰約1年間の休養を経て、髙松は2020年9月6日に開催された「=LOVE 3rd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」にサプライズ出演した。
復帰後、本人はファンへの感謝をSNSで伝えている。
去年の9月12日から約1年、沢山沢山待たせてしまいごめんなさい。でも、待っていてくれて、休んでいる間も好きでいてくれてありがとう。
スポニチの報道によると、本人はファンの応援が復帰の支えになったことも明かしていた。
復帰は単にステージに戻ったというだけではない。本人が再び=LOVEの一員として活動する意思を固めた節目でもあった。
復帰を後押しした指原莉乃からの連絡復帰に関して、もう一つ重要なのがプロデューサーの指原莉乃とのやり取りだ。
2020年12月1日の「青春“サブリミナル”」新曲発表会で、髙松は復帰のきっかけについて語った。
指原から「今回の曲、どうする?」と連絡を受け、髙松が復帰したいと返答したところ、指原は復帰を前提に歌詞を書き始めると伝えたという。
本人は、この連絡が復帰を決断する最後の後押しになったと説明している。
復帰後は再びセンターへ復帰後の最初の大きな転機となったのが、8thシングル「青春“サブリミナル”」だ。
2020年11月25日に発売されたこの作品で、髙松は約1年ぶりに表題曲センターへ復帰した。
加えて、9th「ウィークエンドシトロン」、10th「The 5th」でもセンターを担当。
つまり、2019年の休養によってセンターとしてのキャリアが終わったわけではなかった。
むしろ、復帰後も3作品連続で表題曲の中心を務めている。
【2022年のセンター降板理由】実は本人からの申し出だった
髙松瞳のセンター歴を調べる読者が、最も気になるのが2022年のセンター交代だろう。
デビュー以来、長期間にわたって表題曲のセンターを担当してきた髙松が、なぜそのポジションを離れたのか。
ここで押さえておきたいのは、運営から一方的にセンターを外されたわけではないという点だ。
2022年4月29日、公式YouTubeで発表2022年4月29日、=LOVEの公式YouTubeチャンネルに「11th Singleについてお知らせ」という動画が公開された。
動画に登場した髙松は、自分から指原莉乃にセンターを降りたいと申し出たことを説明した。
その理由として語ったのが、次の考えだった。
今のイコラブは私がセンターじゃない方がもっと上を目指せるんじゃないかなと思いました。
加えて、自分がセンターではない=LOVEを見てみたいという思いも伝えている。
センターを降りたいと考えた3つのポイント1.グループがさらに成長する可能性を考えた
髙松は、自分がセンターを務め続けることだけがグループの成長につながるわけではないと考えていた。
自分以外のメンバーが中心に立つことで、新しい魅力を発信できるのではないかという発想だ。
2.センターではない=LOVEを見てみたかった
長年センターを務めてきた本人だからこそ、異なるフォーメーションやメンバーの組み合わせに興味を持っていた。
自分が中心に立たないことで、グループがどのような表現を見せるのか。その変化を本人も見てみたいと考えていた。
3.自分自身も新しい課題に向き合いたかった
センターという立場から離れることは、本人にとっても新しい挑戦だった。
これまでとは異なる立ち位置で、自分のパフォーマンスやグループへの貢献を考える機会になったと受け止められる。
指原莉乃は申し出を受け入れた今回の交代では、指原莉乃との関係も重要だ。
髙松は自分の希望をプロデューサーに伝え、指原がその申し出を受け入れた。
したがって、「指原莉乃が髙松瞳をセンターから外した」という理解は正確ではない。
本人の意思を起点とした交代だった。
2022年5月25日に発売された11thシングル「あの子コンプレックス」では、佐々木舞香が表題曲センターを担当した。
これが、髙松から佐々木への大きな世代交代の節目となった。
【髙松瞳のセンター曲一覧】表題曲8作品と注目のカップリング
髙松瞳のセンター曲を整理する際には、表題曲とカップリング曲、ソロ曲を分けて考えると理解しやすい。
表題曲でセンターを務めた8作品
1st「=LOVE」
2017年9月6日
デビュー曲。髙松瞳の初代センターとしての出発点。
2nd「僕らの制服クリスマス」
2017年12月
初期イコラブを代表する青春ソング。
3rd「手遅れcaution」
2018年4月
グループの表現の幅を印象づけた作品。
4th「Want you! Want you!」
2018年9月
明るく華やかなポップ路線の代表作。
5th「探せ ダイヤモンドリリー」
2019年4月24日
活動休止前最後の表題曲センター作品。
8th「青春“サブリミナル”」
2020年11月25日
約1年の休養を経てセンターに復帰した作品。
9th「ウィークエンドシトロン」
2021年8月25日
復帰後2作目の表題曲センター作品。
10th「The 5th」
2021年12月15日
表題曲センターとして最後に担当した作品。
この8作品が、髙松瞳の表題曲センター歴を構成している。
表題曲以外にも注目したい楽曲髙松の魅力は、シングル表題曲のセンターだけでは語りきれない。
| 楽曲 | 位置づけ |
|---|---|
| 桜の咲く音がした | 1stアルバムのリード曲 |
| 僕のヒロイン | 初のソロ曲 |
| Junkies | 13thシングルのカップリング曲。髙松センター |
| ドライブ デート 都内 | 15thシングルのカップリング曲 |
| 仲直りシュークリーム | 17thシングルのカップリング曲。野口衣織とのWセンター |
特に「僕のヒロイン」は、2022年5月25日発売の11thシングル「あの子コンプレックス」に収録されたソロ曲だ。
センター交代後に、髙松自身を主役とした作品が発表されたことは興味深い。
作詞は指原莉乃、振付はメンバーでありリーダーの山本杏奈が担当。公式MVの説明でも、髙松のソロ曲であることが明記されている。
また、2023年2月には「Junkies」のMVが公開された。Billboard JAPANも髙松がセンターを務める楽曲として紹介している。
2024年7月には「仲直りシュークリーム」のMVが公開。こちらは野口衣織とのWセンターで、公式YouTubeの説明にも明記されている。
つまり、表題曲センターを離れた後も、髙松には作品の中心を担う機会が用意されていた。
【センター交代後の関係性】指原莉乃・佐々木舞香・野口衣織とのつながり
髙松瞳のセンター交代を理解するには、本人だけでなく、指原莉乃、佐々木舞香、野口衣織との関係にも注目したい。
それぞれの役割を整理すると、交代が単なるポジション変更ではなかったことが分かる。
| 人物・時期 | 髙松瞳との関係 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 指原莉乃 | プロデューサー | 髙松からのセンター交代の申し出を受け入れた |
| 佐々木舞香 | 後任センター | 11th「あの子コンプレックス」で表題曲センターを担当 |
| 野口衣織 | センター経験メンバー | 12th「Be Selfish」で表題曲センターを担当 |
| 髙松瞳 | 初代センター | 8th〜10thまで表題曲センターを務め、2022年に交代 |
| 髙松瞳・野口衣織 | Wセンター | 2024年「仲直りシュークリーム」で共に中心を担当 |
佐々木舞香がセンターを担当した「あの子コンプレックス」は、11thシングルの表題曲だ。
長く髙松が担ってきたセンターの役割を別のメンバーが引き継いだことで、グループの新しい表現が生まれた。
佐々木はその後も複数の表題曲でセンターを担当し、=LOVEの中心メンバーとして存在感を強めていく。
野口衣織も新しいセンター像を担う12thシングル「Be Selfish」では野口衣織がセンターを担当した。
加えて、髙松と野口は「仲直りシュークリーム」でWセンターを務めている。
ここには、センターを一人に固定するのではなく、楽曲の世界観やメンバーの個性に応じて中心人物を変えるグループの姿が表れている。
髙松の交代は、後輩や他のメンバーの活躍の機会を広げる一つの契機になった。
【2026年現在】髙松瞳は何をしている?最新の活動を紹介
2026年現在、髙松瞳は=LOVEのメンバーとして活動を続けている。
センター交代後も、ライブや音楽活動に加え、個人でのメディア出演など活躍の幅を広げている。
「めざましテレビ」11月のマンスリーエンタメプレゼンターに決定2026年11月2日、フジテレビ系「めざましテレビ」の11月マンスリーエンタメプレゼンターに髙松が起用されたことが発表された。
出演予定日は次の4日間だ。
- 2026年11月4日
- 2026年11月10日
- 2026年11月19日
- 2026年11月24日
番組では、6時台のエンタメコーナー、「イマドキ」「めざましじゃんけん」などに出演するほか、生原稿読みや食リポにも挑戦する予定だ。
さらに7時台からはMCとして番組終了まで出演する。
本人は就任について、早起きには自信があることや、以前から憧れていたお天気の振りを楽しみにしていることをコメントしている。
=LOVE自体も大きく成長2026年の=LOVEは、グループとしても大きな節目を迎えている。
2026年6月にはMUFGスタジアム(国立競技場)で「=LOVE STADIUM LIVE『Beyond "KYUN"』」を開催し、2日間で13万2,000人を動員した。
また、8月発売の21stシングル「恋、はじめました。」は、累計出荷66.4万枚を超えたと報じられている。
2027年1月には東京ドームで2日間の公演も予定されている。
こうした大規模な活動のなかで、髙松はグループのメンバーとしてだけでなく、個人でのテレビ出演にも挑戦している。
初代センター時代の活動と比べると、現在はパフォーマンス以外の分野でも個性を発揮する機会が増えている。
髙松瞳の公式プロフィールTAKAMATSU HITOMI
- 生年月日:2001年1月19日
- 出身地:東京都
- 身長:163cm
- 血液型:AB型
- 趣味:映画・ドラマ鑑賞
- 特技:バトントワリング
- 所属:=LOVE
【髙松瞳のセンターに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:髙松瞳はなぜ=LOVEのセンターを降りたの?
A1:2022年4月29日に公開された公式動画で、本人が指原莉乃にセンターを降りたいと申し出たことを明かしています。自分がセンターではない=LOVEを見てみたいことや、グループがさらに成長する可能性を考えたことが理由です。
Q2:髙松瞳は何曲で表題曲センターを務めた?
A2:表題曲では合計8作品です。1st〜5th、8th〜10thシングルでセンターを担当しました。
Q3:活動休止から復帰したのはいつ?
A3:2020年9月6日開催の「=LOVE 3rd ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」です。約1年間の休養を経てサプライズ出演しました。
Q4:復帰後の最初のセンター曲は?
A4:8thシングル「青春“サブリミナル”」です。2020年11月25日に発売されました。
Q5:髙松瞳のセンター交代後の後任は誰?
A5:11thシングル「あの子コンプレックス」で佐々木舞香がセンターを担当しました。その後、12th「Be Selfish」では野口衣織がセンターを務めています。
Q6:センターを降りた後もセンター曲はある?
A6:あります。2023年の「Junkies」では髙松がセンターを務め、2024年の「仲直りシュークリーム」では野口衣織とのWセンターを担当しました。
Q7:髙松瞳は2026年現在も=LOVEに所属している?
A7:はい。2026年11月現在も活動を続けています。11月にはフジテレビ系「めざましテレビ」のマンスリーエンタメプレゼンターにも起用されています。
髙松瞳のセンター歴を振り返ると、=LOVEの成長と本人の意識の変化が重なっていることが分かる。
2017年のデビューから5thシングルまで、初代センターとしてグループの顔を担った。
2019年には体調不良による活動休止を経験したが、2020年に復帰。8th「青春“サブリミナル”」から10th「The 5th」まで、再び表題曲センターとして活躍した。
そして2022年、自分以外のメンバーがセンターに立つ=LOVEを見たいという本人の意思によって、新しい体制へ移行した。
その後も「僕のヒロイン」「Junkies」「仲直りシュークリーム」など、髙松が中心となる楽曲は生まれている。
髙松瞳のセンター交代は、人気や実力を失った結果ではなく、本人がグループの未来を考えて選んだ転換点だった。
2026年現在はテレビ出演など個人の活動にも挑戦しており、初代センターという肩書きだけでは語れない存在へと成長している。
今後も、=LOVEのステージでどのような表情を見せるのか。そして個人としてどんな新しい分野に挑戦するのか。髙松瞳の活動には引き続き注目したい。