ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 坂本花織の衣装を歴代比較!青とパールのこだわり、2026年展示の全貌

坂本花織の衣装を歴代比較!青とパールのこだわり、2026年展示の全貌

宮部 宗介 宮部 宗介 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

フィギュアスケートの坂本花織さんといえば、力強いジャンプやスピード感あふれる滑りだけでなく、演技の世界観を鮮やかに表現する衣装も大きな魅力です。とりわけ「Time To Say Goodbye」の青い衣装や、「愛の讃歌」のパールをあしらった衣装には、本人ならではのこだわりが込められています。

2026年11月現在、坂本さんはミラノ・コルティナ五輪での個人・団体銀メダル、世界選手権4度目の優勝を経て、5月13日に現役引退を正式に発表しています。8月には大丸神戸店で衣装展「ART ON ICE」も開催されました。この記事では、本人のコメントや公式展示資料を手がかりに、歴代衣装5着の特徴、勝負カラーの秘密、デザインの細部、2026年の衣装展情報まで詳しく紹介します。

【2026年最新】坂本花織の衣装は現役最後のシーズンでどう進化した?

坂本花織衣装

坂本花織さんの2025-2026シーズンは、競技人生の集大成となった特別なシーズンでした。最後のシーズンを彩ったのは、ショートプログラムの「Time To Say Goodbye」と、フリースケーティングの「愛の讃歌」です。

フジテレビの選手紹介ページによると、それぞれの振付を担当したのは、ショートがブノワ・リショー、フリーがマリー=フランス・デュブレイユ。異なる音楽表現に合わせて、衣装にも異なる方向性が与えられています。

ショートプログラム「Time To Say Goodbye」は青が主役

「Time To Say Goodbye」の衣装は、青を基調とした華やかなデザインです。胸元には特徴的な装飾があり、全体の色使いとともに、演技中の上半身の動きを印象づけます。

この衣装について坂本さん自身が語ったのは、青が単なる好きな色ではなく、勝負カラーであるということです。

「胸元のデザインがすごく気に入ってます。勝負カラーの青を全体に使用してもらいました。」

このコメントは、2026年8月に大丸松坂屋百貨店が発表した衣装展の紹介資料に掲載されたものです。

注目したいのは、青を衣装の一部分に限定せず、全体に使用している点です。坂本さんにとって青は、自分の気持ちを高めるための色でもあります。衣装の色彩を本人の心理的なスイッチと結び付けているところに、勝負服としての意味が見えてきます。

「愛の讃歌」は前後のパールと短い手袋がポイント

もう一つの代表的な衣装が、フリースケーティング「愛の讃歌」の衣装です。こちらは青を全面に押し出したデザインとは異なり、パールの装飾によって上品で繊細な印象をつくっています。

坂本さんはお気に入りのポイントについて、次のように説明しています。

「衣装の前と後ろにパールがお気に入りで、ピアスもそれに合わせてパールの物にしました。」

加えて、手袋についても本人なりの判断がありました。この衣装には短いタイプが合うと考え、短めに仕上げてもらったそうです。

興味深いのは、衣装とアクセサリーを別々に考えていないことです。前面と背面のパール、耳元のピアス、手袋の長さまで一つのスタイルとして整えています。

フィギュアスケートでは、観客が正面だけでなく背面や斜め方向から演技を見る場面も多くあります。前後の装飾に本人がこだわっていることは、衣装を360度の視点から楽しむ面白さにもつながっています。

【歴代衣装5着を徹底比較】ALL That Jazzからグラディエーターまで

坂本さんの衣装の魅力は、単に華やかな色や装飾だけではありません。演じる音楽の雰囲気、本人の思い出、競技中の動きやすさなど、さまざまな要素が反映されています。

2026年の大丸神戸店の衣装展では、国際大会や国内大会で実際に着用した次の5着が紹介されました。

衣装・使用曲 主な大会・時期 デザインと本人のこだわり
愛の讃歌 2025-2026シーズン、ミラノ五輪、世界選手権2026 前後のパール、パールのピアス、短めの手袋
Time To Say Goodbye 2025-2026シーズン、ミラノ五輪、世界選手権2026 勝負カラーの青を全体に使用。胸元のデザインがお気に入り
ALL That Jazz 2024-2025シーズン、全日本選手権2024、世界選手権2025 ネイルをイメージした赤いストーンを手袋に装飾
Baby, God Bless You 2023-2024シーズン、GPファイナル2023、世界選手権2024 母親が子どもを柔らかく包み込むイメージ
グラディエーター「Now We Are Free」 北京五輪2022、世界選手権2022 ゴールドとブラウンを基調に、お腹に青いストーン。腕はセパレート仕様

※大会名と衣装の特徴は、大丸松坂屋百貨店が2026年8月12日に公表した展示資料に基づいています。

「ALL That Jazz」は手袋の赤いストーンに注目

「ALL That Jazz」の衣装で見逃せないのが、手袋に施された赤いストーンです。

坂本さんは、手元の装飾について次のようにコメントしています。

「見えにくい部分かも知れませんが、手袋もネイルにみたてた赤いストーンをつけてもらいました。」

ネイルをイメージした赤いストーンという発想が、この衣装の面白いところです。

ジャズの華やかさやミュージカルらしい雰囲気は、衣装全体のシルエットだけでなく、指先まで意識した装飾によっても表現されています。遠くから見ると気付きにくい部分ですが、近くで見るとデザインの細かさが伝わるポイントです。

「Baby, God Bless You」は家族への思いが込められた衣装

「Baby, God Bless You」の衣装には、坂本さん自身の身近な出来事が反映されています。

本人によると、この衣装を準備した年には甥と姪が生まれたそうです。そのことを背景に、母親が子どもを優しく包み込むようなイメージで衣装を作ってもらったと説明しています。

「母親が子供をやわらかく包み込むようなイメージの衣装にしてもらいました。」

競技用衣装というと、選曲や振付に合わせた視覚的な演出が中心と思われがちです。しかし、この衣装には本人の人生の一場面も反映されています。

音楽の世界観と個人的な思い出が重なった衣装であり、坂本さんの表現者としての一面を感じさせます。

「グラディエーター」は見えない場所にも勝負カラー

北京五輪や2022年世界選手権で着用した「グラディエーター」の衣装は、ゴールドとブラウンが印象的です。

ところが、坂本さんがこだわったのは、目立つ色だけではありません。お腹の部分に青いストーンを入れてもらったと明かしています。

ここでも登場するのが、本人の勝負カラーである青です。外から見た衣装の印象はゴールドとブラウンでも、内側には自分の気持ちを支える色を取り入れていました。

また、腕の部分はセパレート仕様。坂本さんは動きやすさを重視したと説明しています。装飾の美しさと競技上の機能性を両立させた衣装です。

【衣装デザインの秘密】坂本花織が大切にする色・装飾・機能性

歴代衣装を並べてみると、坂本さんの衣装選びには大きく3つの特徴があります。それは、勝負カラーの活用、細部の装飾へのこだわり、そして実際に滑ることを前提とした機能性です。

1. 青は衣装を超えた本人の勝負カラー

青は「Time To Say Goodbye」の衣装全体だけでなく、「グラディエーター」の衣装のお腹部分にも使われています。

この2着を比較すると、青の使い方が異なることが分かります。

「Time To Say Goodbye」では全体の色彩として観客の目に入る一方、「グラディエーター」ではゴールドとブラウンの中に青いストーンを取り入れています。

つまり、坂本さんの青へのこだわりは、単純に青い衣装を好むというだけではありません。目立つ場所に使う場合と、本人だけが意識するような場所に取り入れる場合があるのです。

2. パールやストーンは演技の印象を補う装飾

「愛の讃歌」のパール、「ALL That Jazz」の赤いストーン、「グラディエーター」の青いストーン。これらの装飾には、それぞれ異なる役割があります。

パールは衣装とピアスを連動させ、全体の統一感を生み出しています。赤いストーンはネイルをイメージした遊び心のある装飾。青いストーンは、衣装の表面だけではなく見えにくい場所にも本人のこだわりを残す工夫です。

特に「ALL That Jazz」の手袋は、衣装を遠くから鑑賞するだけでは気付きにくい部分です。細部まで確認することで、デザインに込められた意図がより鮮明になります。

3. 美しさだけでなく動きやすさも欠かせない

フィギュアスケートの衣装は、一般的な舞台衣装とは異なります。ジャンプ、スピン、ステップなど、激しい動きを繰り返しても演技を妨げないことが必要です。

「グラディエーター」で腕の部分をセパレート仕様にしたという本人のコメントは、その分かりやすい例です。

見た目の美しさを優先しすぎれば、腕や肩の動きに影響する可能性があります。逆に機能性だけを追求すると、音楽の世界観を表現する舞台衣装としての魅力が薄れてしまいます。

坂本さんの衣装は、本人の希望を反映した装飾と、実際の競技で必要になる動きやすさの両方を考えたデザインになっています。

衣装デザイナーと振付師は別の役割

衣装について調べる際に混同しやすいのが、振付師と衣装デザイナーの役割です。

フジテレビの選手紹介ページでは、2025-2026シーズンの振付師として、ショートのブノワ・リショー、フリーのマリー=フランス・デュブレイユが掲載されています。

ただし、振付師の名前が分かっても、その人物が衣装をデザインしたとは限りません。大丸松坂屋百貨店の衣装展資料も、衣装の特徴や坂本さん本人のこだわりを中心に紹介しており、5着それぞれの衣装製作者名は掲載していません。

そのため、特定のデザイナーの作品と断定するよりも、本人がどの部分を気に入り、どのような希望を伝えたのかに注目するほうが、公開されている情報に沿った見方になります。

【2026年開催】坂本花織の衣装展「ART ON ICE」と大丸神戸店の展示内容

2026年、坂本さんの衣装を間近で見られる機会として話題になったのが、大丸神戸店の「坂本花織 衣装展~ART ON ICE~」です。

大丸松坂屋百貨店が2026年8月12日に発表し、8月19日から9月8日まで開催されました。

衣装展の開催概要
項目 内容
イベント名 坂本花織 衣装展~ART ON ICE~
開催期間 2026年8月19日(水)~9月8日(火)
会場 大丸神戸店1階 メインステージ
展示内容 坂本さんが大会で実際に着用した衣装5着
営業時間 10時~20時
スペシャルトークショー 2026年8月22日(土)14時~

展示されたのは、オリンピックや世界選手権などで実際に使用された衣装です。2025-2026シーズンの「愛の讃歌」「Time To Say Goodbye」に加え、「ALL That Jazz」「Baby, God Bless You」「グラディエーター」の5着が紹介されました。

それぞれの衣装には、使用された大会や楽曲だけでなく、坂本さん本人のお気に入りの部分や制作時のこだわりも添えられていました。

8月22日には本人参加のスペシャルトークショーも開催

衣装展の期間中には、8月22日に坂本さん本人が登場するスペシャルトークショーも行われました。

大丸松坂屋百貨店の発表によると、競技に向き合う姿勢や日々の取り組み、これまでの経験などを語る企画で、観覧は無料。前方座席は事前抽選制で、当選者の中から抽選で5人にサイン色紙をプレゼントする企画も用意されていました。

神戸は坂本さんの出身地です。競技人生の節目に、実際に着用してきた衣装を地元の百貨店で紹介するという企画には、これまでの歩みを振り返る意味もありました。

2026年11月現在、展示はすでに終了

ここは開催情報を調べる際に注意したいポイントです。「ART ON ICE」は2026年9月8日に会期を終えており、11月現在は大丸神戸店での展示期間中ではありません。

イベント情報にも終了済みと記載されています。今後の再展示や巡回展については、次回開催の公式発表が出るかどうかが確認のポイントです。

今回の展示は、単に衣装を並べる企画ではなく、坂本さんが競技人生で何を表現してきたのかを、実物の装飾や本人のコメントを通じて振り返る機会になりました。

【見逃さないための鑑賞ポイント】坂本花織の衣装はどこを見ると面白い?

坂本さんの衣装を写真や映像で楽しむときには、全体の色だけで判断しないことがポイントです。実際の衣装に込められたこだわりは、細部にこそ表れています。

正面だけでなく背面の装飾も確認する

「愛の讃歌」は、本人が前と後ろのパールをお気に入りとして挙げています。正面の写真だけでは、衣装全体のデザインを把握しきれません。

背面にも注目すると、装飾の配置やピアスとの統一感が見えてきます。

手袋や手元の装飾を見逃さない

「ALL That Jazz」の赤いストーンは、手袋に施された小さな装飾です。また、「愛の讃歌」では手袋の長さにも本人の希望が反映されています。

手の動きが大きいステップや演技の途中では、手元の装飾も表現の一部として目に入ります。

見た目と機能性の両方を比較する

「グラディエーター」のセパレート仕様は、動きやすさを考慮した工夫です。一方、「Time To Say Goodbye」では青を全体に使用するという色彩面のこだわりが見られます。

このように、衣装を評価するときには、次の3つの観点を持つと理解が深まります。

  • 音楽やプログラムの世界観と衣装の色・形が合っているか。
  • パールやストーンなどの装飾がどの位置に配置されているか。
  • ジャンプやスピンなどの動きを妨げない工夫があるか。

特に坂本さんの場合、本人のコメントと実際の衣装を照らし合わせることで、デザインの意図をより具体的に理解できます。

【坂本花織の衣装】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:坂本花織の青い衣装は何の曲で使用されたものですか?
A1:2025-2026シーズンのショートプログラム「Time To Say Goodbye」の衣装です。本人は青を勝負カラーと説明し、全体に使用してもらったことや、胸元のデザインがお気に入りであることを明かしています。また、2022年の「グラディエーター」の衣装にも、お腹の部分に青いストーンが使われています。

Q2:坂本花織のパールが付いた衣装は何の曲で使用されましたか?
A2:2025-2026シーズンのフリースケーティング「愛の讃歌」です。衣装の前後にパールが配置され、本人はピアスもパールで統一したと説明しています。手袋を短めにした点も特徴です。

Q3:坂本花織の衣装展「ART ON ICE」は2026年11月も開催されていますか?
A3:いいえ。大丸神戸店での開催期間は2026年8月19日から9月8日までで、すでに終了しています。会場は大丸神戸店1階メインステージでした。次回の展示については、新たな公式発表を確認する必要があります。

坂本花織さんの歴代衣装を振り返ると、華やかなデザインの裏側には、本人の好みや思い出、競技へのこだわりが細かく反映されていることが分かります。

「Time To Say Goodbye」では勝負カラーの青、「愛の讃歌」では前後のパールと短い手袋、「ALL That Jazz」ではネイルをイメージした赤いストーン。「Baby, God Bless You」には家族にまつわる温かな思いがあり、「グラディエーター」では青いストーンと動きやすさへの工夫が見られます。

2026年2月のミラノ・コルティナ五輪で個人・団体の銀メダルを獲得し、3月の世界選手権では日本勢最多となる4度目の優勝を達成した坂本さん。5月13日の引退会見では、今後は神戸でコーチとして子どもたちにスケートの楽しさを伝えていきたいという意向を示しました。

所属先のシスメックスが公表した引退会見の内容にも、21年4カ月にわたる競技人生への思いと、指導者として新たな道を歩む決意が記されています。

現役時代の衣装は、これからも坂本さんの競技人生を振り返る大切な記録です。色だけでなく、パールや手袋の細工、見えにくい場所のストーンまで目を向ければ、一着一着に込められた本人の思いが、演技とはまた違った形で伝わってきます。

主な参照資料:大丸松坂屋百貨店の2026年8月12日付衣装展発表、フジテレビの坂本花織選手紹介、シスメックスの2026年5月13日付引退会見発表、日本オリンピック委員会の競技情報。

同じカテゴリの記事

宮部 宗介
トレンドリサーチャー 宮部 宗介
プロフィールを見る →

アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社・出版社の公式告知と原作者コメントを確認してから記事化します。

おすすめの関連記事