ライオンレースホースは、JRAや地方競馬で活躍する競走馬を所有・運用する日本の競馬法人であり、一口馬主クラブ「サラブレッドクラブライオン」の競走馬を管理するクラブ法人です。ドリームパスポートやドリームバレンチノを輩出したセゾンレースホースの流れをくみ、現在は田畑マヤ氏が代表取締役を務めています。
2026年11月現在、注目されているのは、2026年度の1歳馬募集、会員制度の変更、出資費用の実態です。募集馬は全25頭で、募集総額は1,200万円から8,900万円まで幅があります。加えて、アルナシームが2024年中京記念、2025年中山金杯を制した実績も、クラブの競走馬運用を語るうえで欠かせません。
【まず結論】ライオンレースホースとはどんな馬主法人?サラブレッドクラブライオンとの違い

ライオンレースホース株式会社は、競走馬の売買や育成、管理、中央競馬・地方競馬への出走などを事業とするクラブ法人です。
一般の競馬ファンが「ライオンの一口馬主」と呼ぶ場合、実際には愛馬会法人である株式会社サラブレッドクラブライオンを通じて出資し、ライオンレースホース株式会社が馬主として競走馬を運用する仕組みを指しています。
2つの法人は役割が違う両社は同じ所在地に本店を置いていますが、法人としては別々です。公式会社概要では、それぞれの代表者、設立年月、金融商品取引業者としての登録番号が区別されています。
特に重要なのは、会員が契約する相手と、競走馬の馬主として登録される法人が異なることです。
法人・関係者の役割比較| 名称・人物 | 立場・役割 | 主な情報 |
|---|---|---|
| ライオンレースホース株式会社 | クラブ法人 | 1986年4月設立。代表取締役は田畑マヤ氏。関東財務局長(金商)第1603号。 |
| 株式会社サラブレッドクラブライオン | 愛馬会法人 | 1992年9月設立。代表取締役は田畑利彦氏。関東財務局長(金商)第1592号。 |
| 田畑マヤ氏 | クラブ法人の代表 | ライオンレースホース株式会社の代表取締役。 |
| 田畑利彦氏 | 愛馬会法人の代表・個人馬主 | 株式会社サラブレッドクラブライオンの代表取締役。個人名義でも競走馬を所有。 |
| 一口馬主会員 | 匿名組合契約による出資者 | 出資口数に応じて賞金や売却代金などの分配を受ける。 |
この区別を理解しておけば、競走馬の馬主欄に「ライオンレースホース株式会社」と表示される理由や、クラブの公式サイトが「サラブレッドクラブライオン」という名称を使用している理由も分かります。
また、両社の登録番号が異なることからも、単なるブランド名の違いではなく、それぞれが独立した役割を持つ法人であることが確認できます。公式会社概要および2025年度会員規約にも、この法人構造が記載されています。
【運営体制と沿革】田畑マヤ・田畑利彦の経歴とセゾンからの改称理由
ライオンレースホースの代表者・田畑マヤ氏ライオンレースホース株式会社の代表取締役は田畑マヤ氏です。
2025年度の公式会員規約でも、代表者として田畑マヤ氏の名前が記載されています。同社の設立日は1986年4月8日で、資本金は1,000万円です。
一方、愛馬会法人の株式会社サラブレッドクラブライオンは、1992年9月9日設立で、代表取締役は田畑利彦氏です。
このように、田畑マヤ氏と田畑利彦氏は、それぞれ別法人の代表を務めています。両者の役職を混同しないことが、クラブの運営体制を理解するポイントです。
田畑利彦氏はどんな人物?馬主としての経歴田畑利彦氏は、自動車関連事業を展開するGLION(ジーライオン)グループの創業者として知られる実業家です。
ジーライオンの公式沿革によると、グループの原点は1986年に兵庫県丹波篠山で設立されたクインオートです。小規模な自動車修理工場から事業をスタートさせ、その後、自動車販売や流通などへ事業領域を拡大していきました。
2014年にはEYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパンのナショナル・アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー部門で受賞した経歴もあります。
競馬では、個人馬主としても活動しています。競馬専門媒体の馬主情報によれば、JRAで馬を走らせ始めたのは2008年です。代表的な所有馬には、2010年のファルコンステークスで2着となったトシギャングスターや、2019年のサマーチャンピオンを制したグランドボヌールがいます。
ここで注意したいのは、田畑利彦氏個人の所有馬と、ライオンレースホース株式会社のクラブ所属馬は、馬主名義が異なるという点です。同じ人物が競馬に関わっていても、個人名義の馬と法人名義の馬は別の所有関係にあります。
セゾンレースホースからライオンレースホースへライオンレースホースを語る際に外せないのが、前身にあたるセゾンレースホースの存在です。
セゾンレースホースは、ドリームパスポートやドリームバレンチノなどの活躍馬を送り出した一口馬主クラブとして知られていました。
競馬専門媒体の業界解説によると、2015年に田畑利彦氏がクラブの権利を取得し、その後、セゾンレースホースからライオンレースホースへ名称が変更されました。
したがって、改称の背景は単なるブランドイメージの変更ではありません。クラブの運営主体や経営体制が変わったことに伴う名称変更という位置づけです。
なお、セゾン時代の競走馬実績は、現在のライオンレースホースを理解するうえでも重要な歴史的資産となっています。
【2026年最新】ライオンレースホースの募集馬一覧・募集口数・人気馬
2026年度の募集では、2025年産の1歳馬25頭がラインナップされました。
公式発表では2026年9月11日に募集価格・募集口数・所属予定厩舎が公開され、10月1日午前10時から出資受付が始まりました。募集馬カタログの紙媒体は既存会員向けとなり、新規入会希望者は公式サイト上の募集情報を確認する方式です。
2026年度の募集馬25頭公式募集馬一覧に掲載されている馬は次のとおりです。
- ジュベルアリの2025
- ライラヌールの2025
- ソブラドラインクの2025
- コールバックの2025
- タングリトナの2025
- ダイワクンナナの2025
- アールクインダムの2025
- ベレッツァデアルテアガの2025
- インテグリフォリアの2025
- アンフィニドールの2025
- ニューヨークローズの2025
- レッドジョコンダの2025
- フォーエヴァービーの2025
- ヒルダの2025
- ラヴォルタの2025
- ホロイムアの2025
- アンセランの2025
- ミスティックアイルの2025
- アッラサルーテの2025
- ヴァージニアジョイの2025
- ソルティエラの2025
- カデナダムールの2025
- ラブリーベルナデットの2025
- ジュモーの2025
- シャレードスマイルの2025
募集口数は全25頭が500口です。募集総額は1,200万円から8,900万円まで幅広く設定されています。
2026年度の注目募集馬と価格公式募集情報から確認できる主な募集条件は以下のとおりです。
- ジュベルアリの2025:総額8,900万円、1口17万8,000円。父モーリス。栗東・橋口慎介厩舎予定。
- ライラヌールの2025:総額7,000万円、1口14万円。父イクイノックス。栗東・松永幹夫厩舎予定。
- ソブラドラインクの2025:総額6,000万円、1口12万円。父キズナ。美浦・大竹正博厩舎予定。
- タングリトナの2025:総額6,000万円、1口12万円。父キズナ。美浦・田中博康厩舎予定。
- アールクインダムの2025:総額5,000万円、1口10万円。父キタサンブラック。栗東・上村洋行厩舎予定。
- ヒルダの2025:総額2,800万円、1口5万6,000円。父シスキン。栗東・武幸四郎厩舎予定。
- シャレードスマイルの2025:総額1,200万円、1口2万4,000円。父ユニコーンライオン。栗東・松下武士厩舎予定。
募集価格は、単純に父馬の知名度だけで決まるものではありません。母馬の競走成績や繁殖実績、血統背景、生産牧場、育成環境、予定厩舎などが価格設定に関係します。
例えばジュベルアリの2025は、母ジュベルアリから重賞2勝馬アルナシームが出ている点が注目材料です。父モーリスとの組み合わせも、募集馬を検討する際の判断材料になります。
2026年10月の人気上位馬と満口状況公式サイトが2026年10月16日に公表した人気上位馬は、次の5頭です。すでに満口となった馬はランキングから除外されています。
- ラブリーベルナデットの2025(父タイトルホルダー)
- ライラヌールの2025(父イクイノックス)
- タングリトナの2025(父キズナ)
- アールクインダムの2025(父キタサンブラック)
- シャレードスマイルの2025(父ユニコーンライオン)
特に注目されたのがヒルダの2025です。2026年10月5日午前9時の段階で残口が100口未満となり、翌6日午前11時には満口に達しました。500口募集に対して500口を超える申し込みがあったため、申し込んだ全員が出資できるとは限らない状況でした。
また、公式の募集スケジュールでは原則として先着順で受付を行い、募集口数を超える申し込みがあった場合には、該当馬の受付終了日に申し込んだ人を対象に抽選で当落を決定すると案内されています。
募集状況は短期間で変化するため、人気ランキングだけでなく、実際の残口表示と応募結果通知書を確認する必要があります。
【出資費用を解説】入会金・月会費・維持費・保険料はいくら?
ライオンレースホースへの出資を検討するとき、最初に確認したいのが費用の全体像です。
一口馬主では、募集馬の1口価格を支払えば終わりというわけではありません。クラブ運営費、飼養管理費、保険料などが別途発生します。
入会金と月会費従来の公式費用案内・会員規約では、基本的な費用は次のように定められています。
- 通常の入会金:21,000円(税込)
- 一般会費:月額3,150円(税込)
- 競走馬出資金:募集馬ごとに異なる
- 維持費出資金:出資口数に応じて負担
- 保険料出資金:年齢や募集価格などに応じて負担
ただし、2026年度募集では公式トップページに入会金無料キャンペーンが掲載されています。そのため、実際の入会時には通常料金とキャンペーン適用後の金額を区別する必要があります。
加えて、2026年10月1日には新会員プランの案内も公表されました。従来の一般会費だけを見て費用を判断するのではなく、新しい会員区分の適用条件や特典、今後の会費条件まで確認しておきたいところです。
競走馬出資金は募集馬によって大きく違う2026年度募集では、1口2万4,000円から17万8,000円まで価格差があります。
例えば、総額2,800万円のヒルダの2025に1口出資する場合、馬代金相当の出資金は5万6,000円です。一方、総額8,900万円のジュベルアリの2025なら17万8,000円になります。
一口価格は募集総額を募集口数で割った金額です。500口募集なら、募集総額が高いほど1口当たりの出資金も高くなります。
維持費出資金は毎月変動する維持費出資金は、競走馬を育成・管理するための費用です。
具体的には、預託料、治療費、輸送費、各種登録料などが含まれます。これらの費用は実際に発生した金額に応じて精算されるため、毎月一定ではありません。
従来の公式規約では、維持費出資金の初回金は1頭当たり63万円です。出資者は募集口数に応じて負担します。
2026年度募集馬と同じ500口募集の場合、1口当たりの初回金は次の計算になります。
630,000円 ÷ 500口 = 1,260円
この初回金は毎月の維持費そのものではなく、維持費の支払いに備えるための資金です。実際の維持費によって残高が減った場合、不足分を追加出資する仕組みになっています。
また、初回金の63万円は、従来の規約では馬の運用終了時に返金される扱いです。
競走馬保険料も必要競走馬には、死亡などの不測の事態に備えた保険が設定されています。
2025年度の公式費用案内では、募集価格に対する保険金額の割合は2歳時70%、3歳時50%、4歳時30%です。保険料は保険金額の3%とされています。
例えば、1口10万円の馬を例にすると、2歳時の保険金額は7万円、保険料は2,100円という計算になります。
なお、5歳以上の馬や障害馬は保険加入の対象外とされる規定があります。2026年度の実際の請求額については、対象募集馬の最新会員規約と保険条件を優先してください。
費用を比較するときのチェックポイント入会前には、少なくとも次の費用を合計して考える必要があります。
- 入会時の費用
- 競走馬出資金
- 毎月の一般会費
- 維持費出資金
- 競走馬保険料
- 追加募集や複数頭出資による追加負担
特に注意したいのは、1口価格が安い馬でも、維持費や月会費が不要になるわけではないことです。出資金額だけを見て予算を決めると、長期的な支払いが想定を超える可能性があります。
【一口馬主の仕組みと出資リスク】競走用馬ファンドはどう運用される?
ライオンレースホースの一口馬主制度は、競走用馬ファンドを利用する仕組みです。
これは、会員が競走馬の所有権を直接取得する制度ではありません。商法第535条に基づく匿名組合契約を通じて出資し、競走馬が獲得した賞金などの分配を受ける金融商品としての性格を持っています。
競走用馬ファンドの基本的な流れ- 馬を選ぶ:会員が募集馬カタログなどから出資したい競走馬を選択する。
- 出資契約を結ぶ:会員は株式会社サラブレッドクラブライオンと匿名組合契約を締結する。
- クラブ法人へ現物出資:愛馬会法人からライオンレースホース株式会社へ競走馬が現物出資される。
- 競走馬として運用:クラブ法人が馬主としてJRAやNARの競走に出走させる。
- 賞金等を分配:賞金、事故見舞金、売却代金、保険金などを契約に基づいて会員へ分配する。
つまり、会員が直接JRAの馬主登録を取得するわけではありません。JRA・NARに馬主登録されているクラブ法人が競走馬を所有・運用し、会員は匿名組合契約上の権利に基づいて分配を受けます。
この仕組みは、競走馬ファンド業者連絡会が説明する一般的な競走馬ファンドの構造とも一致しています。
賞金は全額そのまま受け取れるわけではない競走馬が賞金を獲得した場合も、賞金総額がそのまま出資者に振り込まれるわけではありません。
調教師、騎手、厩務員への進上金、税金、消費税、クラブ法人の営業手数料などが控除された後、契約上の計算に基づいて分配されます。
2025年度の公式会員規約では、営業者報酬は通常の賞金・褒賞金に対して3%、重賞競走では5%とされています。また、種牡馬として売却する場合には、売却代金(消費税抜)の40%相当額が手数料として定められています。
分配金は月次分配、年次分配、引退精算時分配などに分かれています。税金についても、出資返戻金と利益分配額を区別して計算するため、単純な賞金の口数割りとは異なります。
ライオンレースホースで注意したい5つのリスク1.元本保証がない
競走用馬ファンドでは、出資金の全額が戻る保証はありません。馬が勝てなかった場合、獲得賞金が出資金を下回る可能性があります。
2.デビューできない可能性がある
馬体や健康状態によっては、競走に出走する前に引退するケースがあります。競走馬としてデビューできても、必ず勝ち上がれるわけではありません。
3.故障や死亡による損失
競走馬は故障や疾病のリスクを抱えています。保険による補償があっても、出資元本の全額が戻るとは限りません。
4.運用開始後の追加負担
2025年度会員規約では、2歳到達後に運用が始まると、出走の有無にかかわらず、競走馬出資金、維持費出資金、保険料出資金などの納入義務が続くと定められています。馬が死亡した場合や競走能力を失った場合でも、納入済みの出資金が返還されない場合があります。
5.会員に競走馬の運営権はない
出資者は馬主ではないため、出走レースの決定や調教師との直接交渉などを行うことはできません。出資馬の運用はクラブと調教師に委ねられます。
こうした条件は、公式会員規約のリスク説明にも明記されています。特に2歳到達後の損失負担と追加出資義務は、入会前に理解しておきたい重要事項です。
【評判と代表馬を検証】ドリームパスポートからアルナシームまでの実績
ライオンレースホースの評判を判断する際には、過去の重賞実績だけでなく、現在の運営サービスや費用体系も合わせて見る必要があります。
同クラブの特徴は、セゾンレースホース時代から続く競走馬運用の歴史と、現在のクラブ体制における重賞勝利の両方を持っていることです。
歴史を代表する競走馬ドリームパスポート
セゾンレースホース時代を代表する競走馬です。2006年の神戸新聞杯(GⅡ)を制し、クラシック路線でも活躍しました。JBISサーチの競走馬情報では、国内22戦3勝、総賞金4億6,078万9,000円が記録されています。
ドリームバレンチノ
スプリント路線で大きな実績を残した馬です。2012年函館スプリントステークス、2013年シルクロードステークス、2014年JBCスプリント(JpnⅠ)などを制しました。
JBCスプリントを含む地方交流重賞でも活躍し、前身クラブの知名度を高めた存在です。JBISサーチによれば、国内55戦12勝という成績を残しています。
ユニコーンライオン
ライオンレースホース所属馬の代表的な重賞勝ち馬です。2021年の鳴尾記念(GⅢ)を制し、同年の宝塚記念では2着に入りました。
加えて、2022年には福島記念(GⅢ)も優勝。故障による休養を経て復活した競走馬としても知られています。
アルナシーム
2020年代のクラブを代表する活躍馬です。父モーリス、母ジュベルアリという血統で、2024年の中京記念(GⅢ)、2025年の日刊スポーツ賞中山金杯(GⅢ)を制しました。
JRAの公式発表によると、JRA通算成績は28戦7勝、獲得賞金は2億527万2,000円です。
2025年11月21日付で競走馬登録を抹消され、乗馬となる予定が発表されました。2026年現在は現役競走馬ではありません。
なお、2026年度募集馬のジュベルアリの2025は、アルナシームの半妹にあたります。過去の活躍馬と現在の募集馬をつなぐ血統的な関係として注目されています。
JRA・NARでの馬主登録と実績ライオンレースホース株式会社は、JRAだけでなく地方競馬全国協会(NAR)にも馬主登録のあるクラブ法人です。
2025年度会員規約には、愛馬会法人から現物出資された競走馬を、JRAおよびNARに馬主登録されたクラブ法人が運用することが記載されています。
地方競馬情報サイトでも、ライオンレースホース株式会社を馬主とする競走馬が確認できます。2026年にはメトゥザレムやサルタラリンダ、イニシオなどの登録情報が掲載されています。
したがって、同社は中央競馬だけに限定された馬主法人ではなく、地方競馬でも競走馬を運用する体制を持っています。
2026年の評判はどうなのか実績面では、ドリームバレンチノのJpnⅠ制覇、ユニコーンライオンの重賞2勝、アルナシームの重賞2勝など、評価できる材料があります。
一方、会員サービスについては、注意すべき点もあります。
公式Q&Aによれば、現在は牧場での出資馬見学を実施していません。迷惑行為や防疫上の理由から見学を停止しており、再開予定もないと案内されています。
また、2026年10月1日には新会員プランが発表されました。これを受けて、SNSや一部の競馬ファンのブログでは、会員ランクや出資口数に応じた特典の仕組みについて賛否が見られます。
会員サービスの拡充を歓迎する意見がある一方、出資口数によって特典の受けやすさが変わる制度について、一般会員との公平性や費用負担を疑問視する意見もあります。
ただし、こうしたSNS上の意見は個々の会員・ファンの感想であり、会員全体を対象とした満足度調査ではありません。
ライオンレースホースに向いている人・向いていない人向いている人
- 好きな競走馬を長期間応援したい人
- 競走馬の血統や成長過程を楽しめる人
- 出資金以外の維持費や月会費も継続して負担できる人
- 賞金の回収よりも競馬への参加体験を重視する人
- クラブの運営方針や会員規約を理解したうえで出資できる人
向いていない人
- 出資金を確実に回収したい人
- 毎月の維持費など追加負担を避けたい人
- 馬の出走や調教方針に直接関与したい人
- 牧場で愛馬を直接見学することを重視する人
- 生活費や緊急時の資金を削って出資しようとしている人
評判を判断するときは、重賞勝利数だけでなく、費用の透明性、会員向け情報の更新頻度、出資リスク、会員特典を総合的に比較することが大切です。
【ライオンレースホースに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ライオンレースホースとサラブレッドクラブライオンは同じ会社ですか?
A1:同じ会社ではありません。ライオンレースホース株式会社は競走馬を所有・運用するクラブ法人、株式会社サラブレッドクラブライオンは会員との出資契約を扱う愛馬会法人です。代表者も異なり、前者は田畑マヤ氏、後者は田畑利彦氏です。
Q2:ライオンレースホースの2026年度募集馬は何頭で、1口いくらですか?
A2:2026年度は2025年産の1歳馬25頭が募集されています。募集口数は500口で、1口価格は2万4,000円から17万8,000円です。ヒルダの2025は2026年10月6日に満口となりました。その他の馬の残口状況は公式募集馬一覧で確認できます。
Q3:ライオンレースホースに出資すれば自分が馬主になれますか?
A3:個人として競走馬の馬主になるわけではありません。会員は愛馬会法人と匿名組合契約を結ぶ出資者であり、競走馬の馬主登録はクラブ法人であるライオンレースホース株式会社が行います。会員は出資口数に応じた分配を受けますが、出走レースの決定や馬主としての管理権限はありません。
ライオンレースホースは、セゾンレースホースを前身とする競走馬運用法人であり、サラブレッドクラブライオンという愛馬会法人と連携して一口馬主制度を運営しています。
田畑マヤ氏がクラブ法人の代表、田畑利彦氏が愛馬会法人の代表を務めるという二法人構造は、入会前に理解しておきたい基本事項です。
2026年度は25頭の募集が行われ、ジュベルアリの2025やライラヌールの2025などの高額馬から、シャレードスマイルの2025のような比較的少額で出資できる馬まで、幅広い選択肢が用意されています。
過去にはドリームパスポート、ドリームバレンチノ、ユニコーンライオン、アルナシームなどの重賞勝ち馬を送り出しており、競走馬クラブとしての実績は十分にあります。
しかし、過去の活躍馬が存在することと、これから募集される馬が同じように活躍することは別問題です。出資金のほかに月会費、維持費、保険料が必要であり、競走用馬ファンドには元本保証もありません。
入会を決める前には、次の4点を確認しておきたいところです。
- 募集馬の評価:血統、馬体、歩様、生産牧場、予定厩舎を総合的に判断する。
- 費用の総額:馬代金だけでなく、入会金、月会費、維持費、保険料まで計算する。
- 契約内容:匿名組合契約、追加出資義務、元本保証がないことを理解する。
- 会員サービス:2026年の新会員プランや見学制度、特典の条件を確認する。
ライオンレースホースは、競走馬を応援する楽しみと、重賞戦線で活躍する馬を持つ可能性を提供する一口馬主クラブの運営法人です。その魅力を享受するためにも、過去の実績や募集馬の人気だけに左右されず、長期的な資金計画と契約内容を踏まえて出資を判断が必要です。