2026年、結成から38年を迎えたSMAP。かつて日本の音楽シーンやテレビ番組を席巻した彼らには、現在も多くの人が懐かしむ「昔のSMAP」の姿があります。中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、そして森且行。実は、SMAPは最初から5人組だったわけではありません。
1988年の結成当初は6人組で、1991年に「Can't Stop!!-LOVING-」でCDデビュー。その後、1996年に森且行がオートレーサーへの転身を決意してグループを脱退し、5人体制へと変わりました。『SMAP×SMAP』や数々のヒット曲を生み出しながら、2016年12月31日にグループとしての活動に幕を下ろしています。
この記事では、昔のSMAPのメンバー構成、デビュー前後の写真、若い頃のメンバーの魅力、森且行の脱退理由、代表曲、テレビでの活躍までを時系列で整理します。6人時代と5人体制の違いを知ることで、SMAPが築いたエンターテインメントの歴史がより鮮明になります。
【昔のSMAPとは?】1988年の結成当初は森且行を含む6人組だった

昔のSMAPを振り返るうえで、最初に押さえておきたいのが結成時のメンバー構成です。現在よく知られている5人ではなく、森且行を含む6人でスタートしました。
SMAPの前身は光GENJIのバックを務めたスケートボーイズSMAPが結成されたのは1988年4月です。当時、人気絶頂だった光GENJIのバックでパフォーマンスを披露していた「スケートボーイズ」のメンバーから6人が選ばれました。
その6人が、中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、森且行、草なぎ剛、香取慎吾です。
当時のメンバーはまだ10代前半から半ば。中居と木村は高校1年生、稲垣と森は中学3年生、草なぎは中学2年生、香取は小学6年生という若さでした。
つまり、香取慎吾は小学生の頃からSMAPの一員として活動していたことになります。メンバーの年齢差や経験の違いも、初期のSMAPを知るうえで興味深いポイントです。結成時から完成された大人のアイドルだったのではなく、少年たちが成長しながらグループを形作っていったのです。
グループ名SMAPは「Sports Music Assemble People」の頭文字を取ったものとして知られています。スポーツや音楽などを通じて集まった人々という意味を持つ名称でした。
1988年にはテレビ東京系ドラマ『あぶない少年III』にもグループで出演。CDデビュー前からテレビや舞台などで活動し、少しずつ知名度を高めていきました。こうした初期の活動については、朝日新聞系の文化論考や日刊スポーツのSMAP年表でも紹介されています。
昔のSMAPメンバー6人の顔ぶれ6人時代のSMAPを知るために、それぞれの役割や特徴を整理してみましょう。
- 中居正広:グループのリーダー。バラエティーや司会で存在感を発揮し、グループを進行面でも支えた。
- 木村拓哉:俳優としても早くから注目を集め、ドラマや映画で幅広い人気を獲得した。
- 稲垣吾郎:俳優として早期から活躍。落ち着いた雰囲気と独自の個性が特徴。
- 森且行:6人時代のメンバー。後に幼少期からの夢だったオートレーサーへ転身した。
- 草なぎ剛:バラエティーでの親しみやすさと、俳優としての表現力を兼ね備えたメンバー。
- 香取慎吾:グループ最年少。幅広い表現力を持ち、テレビやドラマでも活躍した。
6人の個性はそれぞれ異なり、歌やダンスだけでなく、ドラマ、コント、トークなど多様な分野で魅力を発揮していきました。
【SMAPの歴史年表】1988年の結成から1991年のCDデビュー、2016年の解散まで
SMAPの歴史は、単純なアイドルグループの成長記録ではありません。デビュー前の活動、6人から5人への変化、テレビでの躍進、音楽的な成功という複数の転換点があります。
特に重要なのは、1988年の結成と1991年のCDデビューを区別することです。SMAPは結成からCDデビューまで約3年半の期間を過ごしています。
| 年月 | 出来事 | SMAPにとっての意味 |
|---|---|---|
| 1988年4月 | SMAP結成 | 森且行を含む6人組としてスタート |
| 1988年 | 『あぶない少年III』出演 | テレビでのグループ活動を展開 |
| 1991年9月9日 | 『Can't Stop!!-LOVING-』発売 | CDデビューを果たす |
| 1992年 | 『夢がMORI MORI』放送開始 | バラエティーで人気を拡大 |
| 1993年 | 木村拓哉が『あすなろ白書』に出演 | 俳優として注目を集める |
| 1996年4月15日 | 『SMAP×SMAP』放送開始 | 冠番組でグループの魅力を全国に発信 |
| 1996年5月 | 森且行が脱退 | 6人から5人体制へ移行 |
| 1996年7月15日 | 『青いイナズマ』発売 | 5人体制での最初のシングル |
| 1998年 | 『夜空ノムコウ』がヒット | 音楽グループとしての評価を確立 |
| 2003年 | 『世界に一つだけの花』発売 | グループを代表する大ヒット曲に |
| 2016年8月 | 解散を正式発表 | 年内でのグループ活動終了を公表 |
| 2016年12月31日 | SMAP解散 | グループとしての歴史に幕 |
この年表は、日刊スポーツのグループ史、STARTO ENTERTAINMENTの作品情報、フジテレビの番組記録、イミダスの事典情報などを基に整理しています。
特に注目したいのが1996年です。4月15日に『SMAP×SMAP』がスタートし、その翌月に森が脱退しました。番組の始動とメンバー構成の変化がほぼ同時期に起きたことは、SMAPの歴史を理解するうえで欠かせません。
【若い頃のSMAPメンバー】中居・木村・稲垣・草なぎ・香取・森の歩み
昔のSMAPの写真や映像を見ると、現在よく知られている各メンバーのイメージとは異なる、デビュー初期ならではの姿を確認できます。
ここでは、若い頃の活動や代表的な出演作品を中心に、6人それぞれの歩みを紹介します。
中居正広|若い頃からグループを支えたリーダー中居正広は1972年生まれ。1988年のSMAP結成時には高校1年生でした。
グループではリーダーを務め、メンバーの個性をまとめる役割を担いました。若い頃からバラエティー番組での活動にも力を入れ、歌やダンスだけに限定されないアイドル像を築いていきます。
特に『夢がMORI MORI』などの番組で経験を積んだことは、その後の司会者としての活動にもつながる重要な時期でした。
SMAPの歴史を語る際、中居の存在はグループの進行役、そしてバラエティー面での中心人物として欠かせません。
木村拓哉|『あすなろ白書』から『ロングバケーション』へ木村拓哉も1972年生まれで、SMAP結成時は高校1年生でした。
俳優として大きな注目を集めるきっかけとなった作品の一つが、1993年のフジテレビ系ドラマ『あすなろ白書』です。その後、1996年の『ロングバケーション』で主演を務め、俳優としての人気をさらに高めました。
『SMAP×SMAP』の放送開始日である1996年4月15日は、『ロングバケーション』の放送開始日でもありました。フジテレビの当時の番組記録からも、木村とSMAPが同日に大きな注目を集めていたことが分かります。
昔の木村拓哉を振り返る際には、グループ活動と俳優活動が並行して成長していった点に注目したいところです。
稲垣吾郎|SMAP初期から俳優として存在感を発揮稲垣吾郎は1973年生まれ。SMAP結成時には中学3年生でした。
早い時期から俳優活動にも取り組み、1989年にはNHK連続テレビ小説『青春家族』に出演。1992年にはフジテレビ系ドラマ『二十歳の約束』で主演を務めました。
デビュー初期から俳優として注目されていたメンバーの一人であり、1990年代のSMAPが音楽だけでなくドラマでも認知度を高めていく過程を象徴しています。
その後も映画や舞台などへ活動の幅を広げ、知的で落ち着いた雰囲気を持つ俳優として独自の存在感を確立していきました。
草なぎ剛|『いいひと。』で俳優として飛躍草なぎ剛は1974年生まれ。SMAP結成時には中学2年生でした。
グループでは親しみやすいキャラクターを見せる一方、俳優としても着実に経験を積みました。大きな転機となったのが、1997年のフジテレビ系ドラマ『いいひと。』です。
同作では主人公の北野優二を演じ、初主演を果たしました。周囲の人々を大切にする主人公の姿が視聴者に支持され、俳優としての評価を高めるきっかけになりました。
昔の草なぎ剛を知るなら、SMAPのバラエティーで見せた親しみやすさと、ドラマでの真摯な演技の両方を見ると、その魅力がよく分かります。
香取慎吾|小学6年生でSMAPに参加した最年少メンバー香取慎吾は1977年生まれ。1988年のSMAP結成時には小学6年生でした。
6人の中でも特に若く、グループの活動を通じて成長していったメンバーです。1994年の映画『シュート!』ではSMAP全員が出演し、6人時代の貴重な共演作品となりました。
1990年代にはテレビドラマや声の出演などにも取り組み、幅広い表現力を身につけていきました。バラエティーでは独特の発想やキャラクター表現が目立ち、グループの中でも個性的な存在でした。
小学6年生から大人になるまでSMAPの歴史を歩んだことは、香取のキャリアを振り返るうえでも印象的な事実です。
森且行|6人時代を象徴するメンバー森且行は1974年生まれ。SMAP結成時は中学3年生でした。
歌やダンスで活動するアイドルとして人気を集める一方、後にオートレーサーへ転身します。森の存在は、6人時代のSMAPを象徴する重要な要素です。
1994年公開の映画『シュート!』などは、森を含む6人の姿を確認できる作品としても知られています。
昔のSMAPの写真を見るときの注目ポイント昔のSMAPの写真を探している人にとって、重要なのは撮影された年代とメンバー構成です。
例えば、FRIDAYデジタルでは1989年3月に撮影されたCDデビュー前の6人集合写真が紹介されています。デビュー前の初々しい姿を確認できる資料の一つです。
写真を見る際は、次のような違いを意識すると時代背景が分かりやすくなります。
- 1988〜1990年:結成直後からCDデビュー前の6人時代。
- 1991〜1995年:CDデビュー後、音楽やバラエティーで活動を広げた6人時代。
- 1996年:森の脱退を挟んだ、6人から5人への転換期。
- 1997年以降:中居、木村、稲垣、草なぎ、香取の5人体制が定着した時代。
同じSMAPでも、6人時代と5人体制では写真に写るメンバーが異なります。写真の撮影年を確認することが、昔のSMAPを正しく理解する第一歩です。
【森且行の脱退理由】なぜSMAPを離れてオートレーサーになったのか?
昔のSMAPについて調べる人が特に気になるのが、森且行の脱退理由です。
森は人気アイドルとして活動していた1996年5月にSMAPを脱退しました。脱退の背景にあったのは、芸能活動への不満やメンバーとの対立ではなく、幼い頃から抱いていたオートレーサーになる夢でした。
森且行が選んだのは、幼少期から憧れていたレースの世界森は以前からオートレースに強い関心を持っていました。アイドルとして成功していたにもかかわらず、その夢を諦めず、最終的にはSMAPを離れてオートレーサーへの転身を決意します。
当時の日刊スポーツの記事では、森の思いとして次の言葉が紹介されています。
「オート選手は自分の夢だった」
この発言は、森がグループを離れる選択をした背景を端的に示しています。日刊スポーツの1996年の脱退経緯に関する報道では、メンバーも森の夢を理解しており、円満な形での脱退だったと伝えられています。
脱退後はオートレース選手として新しい人生をスタート森は1996年にSMAPを脱退し、芸能界を離れてオートレーサーへの道へ進みました。
1997年には選手としてデビュー。アイドルから競技者への転身は大きな話題となりましたが、森はその後もレースの世界で挑戦を続けます。
2020年11月には、オートレース最高峰のSG日本選手権で初優勝。長年追い続けた夢を大きな実績へと結びつけました。
加えて、2021年1月にはレース中の事故で腰椎破裂骨折と骨盤骨折という重傷を負いましたが、手術とリハビリを経て2023年4月に復帰。2024年にはトップランクのS級に返り咲いています。これらの経歴は、MBS『情熱大陸』の2024年11月放送回でも紹介されました。
森の脱退はSMAPにとってどんな意味があったのか森の脱退は、SMAPにとって大きな転換点でした。結成から約8年間続いた6人時代が終わり、残る5人が新しいグループの形を築いていくことになったからです。
ただし、脱退をグループ内の不仲や対立だけで説明するのは正確ではありません。当時の報道や森自身の進路を確認すると、オートレーサーという夢を追う本人の意思が大きな理由だったことが分かります。
現在でも6人時代の写真や映像が注目されるのは、森が単に過去のメンバーというだけでなく、SMAPの歴史における一つの大きな節目を象徴しているからです。
【昔のSMAPの代表曲とテレビ番組】『夢がMORI MORI』から『SMAP×SMAP』へ
SMAPが国民的な人気を獲得した理由は、音楽活動だけではありません。バラエティー番組やドラマなど、さまざまな分野でメンバーの個性を発揮したことが、グループの大きな強みでした。
1991年のデビュー曲『Can't Stop!!-LOVING-』SMAPのCDデビューは1991年9月9日。デビュー曲は『Can't Stop!!-LOVING-』です。
STARTO ENTERTAINMENTおよびビクターエンタテインメントの作品情報でも、同曲の発売日が1991年9月9日と記録されています。
結成からCDデビューまで3年以上を要したSMAPは、当時のアイドルグループとしては異なる道のりを歩んでいました。デビュー後も音楽だけで人気を獲得するのではなく、テレビ出演やコントなどを通じて知名度を高めていきます。
『夢がMORI MORI』でバラエティーの可能性を広げた1992年に始まったフジテレビ系『夢がMORI MORI』は、SMAPの知名度を押し上げた重要な番組です。
同番組では、歌やダンスだけでなく、本格的なコントにも挑戦しました。特に6人がそれぞれキャラクターを演じた「音松くん」は、昔のSMAPを象徴する企画の一つです。
朝日新聞系の文化論考でも、SMAPが当時のアイドルとしては珍しくバラエティーの分野に積極的に進出したことが、その後の人気拡大につながったと分析されています。
1990年代は、従来型の歌番組を中心としたアイドル活動だけでは人気を維持しにくい時代でもありました。SMAPはそこで、芸人やタレントと同じ土俵に立って笑いを届けるという新しい方向性を切り開いていったのです。
『SMAP×SMAP』は1996年4月15日に放送開始SMAPの代表的なテレビ番組といえば、フジテレビ系の『SMAP×SMAP』です。
放送開始日は1996年4月15日。フジテレビの番組記録にも、第1回放送の日付が明記されています。
番組の魅力は、歌、料理、コント、ゲストとの交流などを一つの番組に詰め込んだ構成でした。
代表的な企画には、次のようなものがあります。
- BISTRO SMAP:メンバーが料理を作り、ゲストに振る舞う人気コーナー。
- コント企画:メンバーそれぞれが個性的なキャラクターを演じるコーナー。
- 歌のコーナー:国内外のアーティストと共演し、音楽の魅力を発信する企画。
特にBISTRO SMAPは、アイドルが料理を本格的に披露するという点でも印象的でした。歌って踊るだけではないSMAPの魅力を幅広い世代に届ける番組になりました。
また、放送開始当時は森もメンバーとして在籍していたため、初期の番組には6人時代のSMAPの姿が残っています。
昔のSMAPを代表するヒット曲SMAPは長い活動期間の中で、多くのヒット曲を発表しました。特に1990年代から2000年代にかけては、グループの成長を象徴する楽曲が続きます。
- Can't Stop!!-LOVING-:1991年のデビュー曲。
- 笑顔のゲンキ:1992年発売のシングル。
- $10:1993年発売。初期SMAPの音楽的な変化を感じられる楽曲。
- 青いイナズマ:1996年発売。5人体制で最初に発売されたシングル。
- 夜空ノムコウ:1998年発売。SMAP初のミリオンセラーとなった代表曲。
- らいおんハート:2000年発売。幅広い世代に親しまれたヒット曲。
- 世界に一つだけの花:2003年発売。SMAPを代表する最大級のヒット曲。
特に『夜空ノムコウ』や『世界に一つだけの花』は、SMAPを知らない世代にも広く浸透した楽曲です。
グループの魅力は、明るく勢いのある初期の楽曲から、人生や個性をテーマにした後年の楽曲まで、幅広い音楽表現を持っていたことにもあります。
【SMAPの5人体制と2016年の解散】なぜ国民的グループは終わりを迎えたのか
1996年5月に森が脱退した後、SMAPは中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の5人で活動を続けました。
森の脱退後に初めて発売されたシングルは、1996年7月15日の『青いイナズマ』です。STARTO ENTERTAINMENTの公式ディスコグラフィーにも発売日が記録されています。
5人体制になってからも人気は拡大森の脱退は大きな変化でしたが、SMAPは5人で活動を継続しました。
『SMAP×SMAP』を中心に、歌、ドラマ、バラエティー、映画など多方面で活躍。各メンバーが個人でも人気を獲得しながら、グループとしての存在感を維持していきました。
2001年には5大ドームツアーを開催。2003年には『世界に一つだけの花』が大ヒットし、SMAPの音楽活動を象徴する作品となりました。
この時期のSMAPは、単なるアイドルグループという枠を超え、メンバー個人の仕事とグループ活動が相互に影響し合う存在へと成長していました。
2016年に解散を発表2016年1月、SMAPをめぐる解散・分裂報道が大きく取り上げられました。その後、グループの存続に向けた協議が行われたものの、最終的には解散が決定します。
2016年8月14日未明、所属事務所が報道各社に送付したFAXを通じて、SMAPを2016年12月31日付で解散すると発表しました。
発表資料では、メンバーとの協議を重ねた結果、現在の5人の状況ではグループ活動を続けることが難しいとの判断に至った経緯が説明されました。また、解散を希望するメンバーがいる状況では活動継続が困難であることも伝えられています。
当時のテレビ朝日ニュースや日刊スポーツの報道でも、2016年1月から続いた協議と、グループ活動の継続が難しくなった経緯が報じられました。
『SMAP×SMAP』も約20年の歴史に幕グループ解散に伴い、長年続いてきた『SMAP×SMAP』も2016年12月に終了しました。
最終回は同年12月26日に放送。1996年4月15日のスタートから約20年にわたり続いた番組が、SMAPの歴史とともに幕を下ろしました。
番組は、メンバーが料理を作り、コントで笑いを届け、国内外のアーティストと歌を披露するという独自のスタイルで、多くの視聴者に親しまれてきました。
そして2016年12月31日、SMAPは正式に解散。1988年の結成から数えて約28年の歴史が終わりました。
SMAP解散について知っておきたい誤解昔のSMAPについては、解散や森の脱退をめぐるさまざまな情報が語られることがあります。特に次の3点は、事実関係を整理しておきたいところです。
- 「SMAPは最初から5人だった」:誤りです。1988年の結成当初は森且行を含む6人組でした。
- 「森且行はメンバーとの対立で脱退した」:当時の報道で示された主な理由は、本人が長年抱いていたオートレーサーへの夢です。
- 「SMAPは1988年にCDデビューした」:誤りです。1988年はグループ結成の年で、CDデビューは1991年9月9日です。
また、2016年の解散についても、特定の一人だけに原因を求める説明は正確ではありません。所属事務所が発表した内容では、複数のメンバーの意向や協議の経緯が説明されています。
【プロの結論】昔のSMAPが今も語り継がれる3つの理由
SMAPの歴史を振り返ると、単にヒット曲が多かったから人気を獲得したわけではないことが分かります。グループの魅力は、時代に合わせて活動の形を変え続けたことにありました。
1. アイドルの活動領域を広げたかつてのアイドルは、歌番組やコンサートを中心に活動するイメージが強くありました。しかしSMAPは『夢がMORI MORI』や『SMAP×SMAP』などを通じて、コントや料理、トークにも積極的に挑戦しました。
こうした活動によって、音楽ファンだけでなく、ドラマ好きやバラエティー好きなど、異なる視聴者層にも認知されるようになりました。
現在ではアイドルがバラエティー番組で活躍することは珍しくありませんが、そのスタイルを広く定着させたグループの一つがSMAPでした。
2. メンバー個人の個性とグループの魅力を両立した木村拓哉の俳優活動、中居正広の司会やバラエティー、稲垣吾郎のドラマや舞台、草なぎ剛の俳優活動、香取慎吾の幅広い表現活動など、それぞれが異なる分野で存在感を発揮しました。
個人の活動が増えても、グループとしての音楽やテレビ番組での活動が続いていたことが、SMAPの強さにつながりました。
3. 6人時代と5人体制の両方に歴史的な価値がある昔のSMAPを語る際、6人時代と5人体制をどちらか一方だけで評価する必要はありません。
6人時代には森且行を含むメンバーの個性がぶつかり合いながら、グループの基礎が作られました。一方、5人体制になってからは『世界に一つだけの花』などの大ヒットを生み、国民的な知名度を確立しました。
6人時代はSMAPの原点、5人体制はSMAPの成熟期。両方の時代を知ることで、グループがどのように成長していったのかを立体的に理解できます。
【昔のSMAP】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:昔のSMAPは何人組でしたか?
A1:1988年4月の結成当初は、中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、森且行、草なぎ剛、香取慎吾の6人組でした。1996年5月に森が脱退し、その後は5人で活動しました。
Q2:SMAPの結成は何年ですか?
A2:1988年4月です。光GENJIのバックを務めていたスケートボーイズから6人が選ばれて結成されました。CDデビューは1991年9月9日です。
Q3:森且行がSMAPを脱退した理由は何ですか?
A3:幼少期からの夢だったオートレーサーになるためです。1996年5月に脱退し、1997年に選手としてデビューしました。
Q4:SMAPのデビュー曲は何ですか?
A4:1991年9月9日に発売された『Can't Stop!!-LOVING-』です。ビクターエンタテインメントから発売されました。
Q5:SMAP×SMAPはいつから始まりましたか?
A5:1996年4月15日にフジテレビ系で放送が始まりました。料理企画のBISTRO SMAPやコント、歌のコーナーなどが人気を集め、2016年12月に最終回を迎えました。
Q6:SMAPはいつ解散しましたか?
A6:2016年12月31日です。所属事務所が同年8月14日に解散を正式発表しました。
昔のSMAPは、1988年に森且行を含む6人で結成され、1991年に『Can't Stop!!-LOVING-』でCDデビューしました。
1996年には森が幼少期からの夢を追って脱退し、5人体制へ移行。同年に始まった『SMAP×SMAP』をはじめ、音楽、ドラマ、バラエティーなど幅広い分野で活躍しました。
『夜空ノムコウ』『らいおんハート』『世界に一つだけの花』といった代表曲を残し、2016年12月31日に解散。2026年は、その解散から10年を迎える節目の年です。
昔のSMAPの写真や映像を楽しむなら、1988年から1996年までの6人時代と、1996年以降の5人体制を分けて見るのがおすすめです。森が在籍していた頃の映像には、現在では見られない6人ならではの空気感があります。
SMAPの歴史は、メンバーそれぞれの成長と、時代に合わせて進化してきた日本のエンターテインメントの歴史でもあります。6人時代の原点から5人で築いた黄金期までを振り返ることが、昔のSMAPの本当の魅力を知る近道です。
【参考資料・主な情報源】
- STARTO ENTERTAINMENT:SMAP公式ディスコグラフィー
- ビクターエンタテインメント:『Can't Stop!!-LOVING-』『青いイナズマ』作品情報
- フジテレビ:『SMAP×SMAP』第1回放送に関する番組記録
- 日刊スポーツ:SMAPの歩み、森且行の脱退、2016年の解散報道
- イミダス:SMAPの歴史と代表曲に関する事典情報
- 朝日新聞系論考:SMAPの登場とブレークへの道のり
- MBS『情熱大陸』:森且行のオートレーサーとしての経歴
- 松竹:映画『シュート!』作品情報
- FRIDAYデジタル:1989年のSMAPデビュー前集合写真