「髪からふわっといい匂いがする人になりたい」「香水のように上品な香りが長く続くシャンプーが欲しい」――そんな人に向けて、2026年11月現在の市販シャンプーを香り・価格・洗浄成分・仕上がりの観点から比較する。ドラッグストアで買える定番商品から、フレグランスにこだわったブランドまで、選択肢は幅広い。
注目したいのは、YOLU(ヨル)、&honey(アンドハニー)、plus eau(プリュスオー)、ISM(イズム)の4ブランド。それぞれ香りの方向性や洗浄処方、髪の仕上がりが異なるため、単純に「一番いい匂い」という基準だけでは選びきれない。自分の好みと頭皮・髪質の両方に合う商品を見つけることが、満足度を高める近道になる。
【2026年最新】いい匂いの市販シャンプーおすすめランキング4選

2026年の市販シャンプー選びでは、香りの個性とヘアケア機能を両立した商品が候補になる。
ここでは、メーカー公式の商品情報、香りの構成、価格、洗浄成分、仕上がり、購入しやすさを評価軸として4商品を厳選した。売上ランキングではなく、目的別の編集部おすすめ順として紹介する。
1位:ISM シェルピンク|香水のような華やかな香りが好きな人にフレグランスを主役にしたシャンプーを探しているなら、ISMのシェルピンクが有力候補だ。
ISMは1998年にオープンしたヘアサロンISMがプロデュースするヘアケアブランド。公式ブランド情報では、サロンの調香技術を生かしたフレグランスヘアケアとして紹介されている。
シェルピンクの香りは、甘く爽やかなフルーツに華やかなフローラルとオリエンタルなムスクを組み合わせたフローラルフルーティー系。甘さだけに偏らず、ムスクの落ち着いた印象も楽しめる構成だ。
- 商品名:ISM シャンプー SHELL PINK
- 容量:490mL
- 公式オンラインショップ価格:1,980円(税込)
- 香り:フローラルフルーティー&ムスク
- おすすめの人:香水のような華やかさや存在感のある香りが好きな人
全国のドン・キホーテ、ドラッグストア、バラエティショップなどで取り扱いがある。
香りを最優先にしたい人にとって、候補に入れておきたい一本だ。
2位:YOLU カームナイトリペア|上品なフローラルとしっとりした仕上がりYOLUは、夜間のヘアケアをコンセプトにしたブランド。カームナイトリペアは、華やかなネロリ&ピオニーの香りが特徴だ。
香りはトップにネロリ、オレンジ、ペアー、カシスなどを配し、ミドルにラベンダーやピオニー、ジャスミンなど、ラストにはムスク、シダーウッド、サンダルウッド、アンバーを組み合わせている。
時間とともに印象が変化する香水のような香調が魅力だ。
メーカー公式情報によると、440mLのシャンプーは1,540円(税込)。トリートメントも440gで1,540円(税込)、セットは3,080円(税込)となっている。
洗浄成分にはラウロイルメチルアラニンNa、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタインなどを採用。保湿成分としてセラミドNGなども配合している。
- 商品名:YOLU カームナイトリペアシャンプー
- 容量:440mL
- 価格:1,540円(税込)
- 香り:ネロリ&ピオニー
- おすすめの人:上品な花の香りが好きで、毛先のパサつきもケアしたい人
香りとしっとりした仕上がりを両立したい人に向いている。
3位:plus eau メロウ|清潔感のあるホワイトフローラル&ペアー強い香水系よりも、清潔感のある自然な香りが好きな人にはplus eauのメロウがおすすめだ。
公式サイトで紹介されている香りは、ホワイトフローラル&ペアー。甘さを抑えた爽やかなフローラル系で、日常使いしやすい方向性になっている。
シャンプーにはラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸Naなどを配合。加水分解ケラチンや加水分解シルクなどの毛髪補修成分も含まれる。
メーカーは、メロウシリーズについて、髪の絡まりが気になる人やさらさらした仕上がりを好む人に向けて案内している。
- 商品名:plus eau メロウシャンプー
- 容量:450mL
- 価格:1,650円(税込)
- 香り:ホワイトフローラル&ペアー
- おすすめの人:清潔感のある香りとさらさらした指通りを求める人
シャンプーとトリートメントはそれぞれ1,650円(税込)。セットでは3,300円(税込)で購入できる。
4位:&honey ディープモイスト|甘いハニーフローラルと保湿重視の人に甘く華やかな香りが好きなら、&honeyのディープモイストも見逃せない。
シャンプー1.0は、ピオニーハニーの香り。ハチミツをイメージした甘さと華やかな花の印象を楽しめる。
公式サイトによると、シャンプーは440mLで1,595円(税込)。シア脂やハチミツなどの保湿成分を組み合わせた処方が特徴だ。
洗浄成分にはラウラミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNaなどが使用されている。
- 商品名:&honey ディープモイスト シャンプー1.0
- 容量:440mL
- 価格:1,595円(税込)
- 香り:ピオニーハニー
- おすすめの人:甘いフローラル系の香りと、しっとりした髪を好む人
乾燥やごわつきが気になる髪のケアを重視する人にも候補になる。
ただし、トリートメント2.0はラベンダーハニーの香り。シャンプーと完全に同じ香りではないため、香りの組み合わせも確認しておきたい。
【香り別】サボン・フローラル・ムスク・柑橘系はどれがおすすめ?
いい匂いの感じ方は人それぞれだが、香りの系統を整理すると商品選びが簡単になる。
石けん・サボン系|清潔感を重視する人向け石けん・サボン系は、洗いたてのタオルや清潔な肌を連想させる香りが特徴。
甘さや香水らしさが強すぎず、仕事や学校など日常生活でも使いやすい。
特に次のような人におすすめだ。
- 強い香水の香りが苦手
- 清潔感のある髪の香りを楽しみたい
- 家族と同じシャンプーを使いたい
- 香りを主張しすぎたくない
商品を選ぶときは、「サボン」「ホワイトムスク」「ウォーター」「クリーン」などの表記に注目したい。
フローラル系|女性らしい華やかさを求める人向けフローラル系は、花を中心とした華やかな香り。
ピオニー、ローズ、ジャスミン、ミュゲなど、使われる香料によって印象は大きく異なる。
例えば、YOLUのネロリ&ピオニーは華やかさと落ち着きを組み合わせた香り。plus eauのホワイトフローラル&ペアーは、洋梨の爽やかさを加えたタイプだ。
甘く華やかな香りが好きならISMのシェルピンクも選択肢になる。
ムスク系|落ち着いた香水のような余韻が好きな人向けムスク系は、柔らかく落ち着いた印象を与える香り。
単独で使われるだけでなく、フローラルやフルーティー系のベースノートとして採用されることも多い。
ISMのシェルピンクはフローラルとオリエンタルムスクを組み合わせた構成。YOLUのカームナイトリペアもラストノートにムスクを使用している。
香水のような奥行きのある香りを求めるなら、トップノートだけでなくラストノートまで確認したい。
柑橘系|爽やかで軽やかな香りが好きな人向けオレンジ、レモン、ベルガモット、グレープフルーツなどを中心とした香り。
甘さが控えめで、気分を切り替えたい朝の洗髪にも取り入れやすい。
ISMのモアナブルーは、爽やかなシトラスに透明感のあるマリンとグリーンフローラルを組み合わせたシトラスマリン系。
YOLUのカームナイトリペアにも、ネロリやオレンジなどの柑橘系ノートが含まれる。
柑橘系を選ぶ場合は、単純なレモンの香りだけなのか、フローラルやウッディを組み合わせた複合的な香りなのかにも注目するとよい。
【徹底比較】YOLU・&honey・plus eau・ISMは何が違う?
4ブランドは同じ「いい匂いのシャンプー」というカテゴリーでも、商品の設計思想が異なる。
| 商品・ブランド | 香りの系統 | 容量・税込価格 | 特徴・向いている人 |
|---|---|---|---|
| ISM シェルピンク | フローラルフルーティー・ムスク | 490mL・1,980円 | 香水のような華やかさを重視 |
| YOLU カームナイトリペア | ネロリ・ピオニー・ムスク | 440mL・1,540円 | 上品な香りとしっとり感を重視 |
| plus eau メロウ | ホワイトフローラル・ペアー | 450mL・1,650円 | 清潔感とさらさらした仕上がりを重視 |
| &honey ディープモイスト | ピオニーハニー | 440mL・1,595円 | 甘い香りと保湿ケアを重視 |
※価格は各メーカー・公式販売情報の税込表示を基準としたもの。販売店、キャンペーン、リニューアルによって変動する場合がある。
YOLUと&honeyを比較|香りと洗浄成分の違いYOLUと&honeyは、ドラッグストアで探しやすい価格帯の人気候補だが、香りと処方には違いがある。
YOLUのカームナイトリペアは、ネロリ&ピオニーを中心に、ムスクやアンバーなどを組み合わせた香水調のフローラル。しっとりした髪を目指す夜間美容のコンセプトも特徴だ。
一方、&honeyはハチミツ由来の保湿成分を取り入れたシリーズで、ディープモイストはピオニーハニーの甘い香りが特徴。
洗浄成分を比較すると、両商品とも複数の界面活性剤を組み合わせた処方であり、単純に「アミノ酸系」「ベタイン系」と一つの分類だけで判断することはできない。
また、&honeyはトリートメントの香りがラベンダーハニー。香りの統一感を重視する人は、この点も購入前に確認したい。
plus eauとISMを比較|自然な香りか、フレグランス感かplus eauはホワイトフローラル&ペアーを採用し、さらさらした髪を目指すメロウシリーズを展開している。
ISMは香りの個性を前面に出しており、シェルピンクのほか、シトラスマリンのモアナブルー、スイートココナッツのココナッツアンバーなど、香りの選択肢がある。
両者の違いは、香りの方向性にある。
自然で清潔感のあるフローラルを好むならplus eau、香水のような華やかさや個性を求めるならISMが選びやすい。
【香りは何時間続く?】シャンプーの持続時間を左右する仕組み
香りが長持ちするシャンプーを探す人にとって、最も気になるのがシャンプー香り持続時間だろう。
しかし、すべての商品に共通する「何時間香る」という基準は存在しない。
香りの残り方は、配合された香料、洗浄成分、コンディショニング成分、髪の状態、洗髪方法などによって変わる。
香りの持続性には洗浄成分も関係する日本化粧品技術者会誌に2022年9月20日付で掲載された研究「シャンプーの香り持続性を制御する処方技術」では、シャンプーを使用した後の毛髪への香料残留について検討されている。
研究では、アシルグルタミン酸塩とカチオン化セルロースを組み合わせた処方で、毛髪への香料残留が促進されることが示された。
これは、香りの持続性が香料そのものの種類だけで決まるわけではないことを示す知見だ。
ただし、この研究結果から特定の市販ブランドが何時間香るかを断定することはできない。実際の持続性は個別商品の処方や使用環境によって異なる。
香りを長持ちさせるための洗髪方法毎日の洗髪方法も、仕上がりや香りの感じ方に影響する。
おすすめしたい基本的な手順は次のとおり。
1. 洗髪前にブラッシングして髪の絡まりをほどく。
2. ぬるま湯で頭皮と髪を十分に予洗いする。
3. シャンプーを手で軽く泡立ててから頭皮になじませる。
4. 指の腹で頭皮を優しく洗う。
5. シャンプーが残らないよう十分にすすぐ。
6. トリートメントを毛先中心になじませる。
7. タオルで水分を取り、ドライヤーでしっかり乾かす。
特に注意したいのが、すすぎ残しを避けること。香りを残そうとしてシャンプーを十分に流さない方法はおすすめできない。
また、濡れた髪を長時間放置するより、洗髪後に適切に乾かすことを優先したい。
香りをさらに楽しみたい場合は、同じ香調のヘアオイルやヘアミストを少量組み合わせる方法もある。ただし、香りが強くなりすぎないよう使用量には注意したい。
【成分で選ぶ】いい匂いだけでは失敗する?頭皮と髪質の相性
シャンプーを選ぶときに見落とされやすいのが洗浄成分だ。
香りが気に入っても、頭皮が乾燥したり、洗浄後に髪がきしんだりするなら、毎日使う商品として満足できない可能性がある。
アミノ酸系・ベタイン系・高級アルコール系の違いシャンプーの洗浄成分には複数の種類があり、それぞれ洗浄力や泡立ち、使用感が異なる。
アミノ酸系
ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸Naなどが代表例。洗浄力や泡立ちをほかの成分と組み合わせて調整することが多い。
ベタイン系
コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタインなどが代表例。洗浄補助や泡質の調整に使用される。
高級アルコール系
ラウレス硫酸Naなどが代表例。泡立ちや洗浄力を確保しやすく、一般的なシャンプーにも広く使われている。
花王のヘアケア研究情報でも、ラウレス硫酸塩は洗浄力や泡立ちに優れ、石けん系に比べて皮膚刺激性が低いことが説明されている。
つまり、「硫酸系成分が入っているから悪い」「アミノ酸系なら必ず自分に合う」といった単純な判断は適切ではない。
重要なのは、洗浄成分の組み合わせと製品全体の処方、そして自分の頭皮で問題なく使えるかどうかだ。
髪質・頭皮別に選ぶポイント- 乾燥しやすい髪: 保湿成分やコンディショニング成分を配合した商品を優先する。
- 毛先が傷んでいる髪: 加水分解ケラチン、加水分解シルクなどの補修成分に注目する。
- 頭皮がベタつきやすい人: 皮脂やスタイリング剤を適切に落とせる洗浄力を重視する。
- 細く柔らかい髪: 重い仕上がりになりにくい商品を選ぶ。
- 敏感な頭皮: 香料や洗浄成分を確認し、使用中に異常が出たら使用を中止する。
頭皮に赤みやかゆみが出る場合は、香りの好みよりも肌との相性を優先したい。症状が続く場合は皮膚科への相談も検討しよう。
【トリートメントも重要】いい匂いを楽しむ組み合わせとプロの結論
シャンプーの香りを楽しむなら、トリートメントとの組み合わせも確認したい。
シャンプーは頭皮と髪を洗浄する役割、トリートメントは主に髪の表面を整え、指通りやまとまりを補う役割を持つ。
そのため、シャンプーだけでなくトリートメントも含めて考えることで、仕上がりの満足度を高めやすい。
シャンプーとトリートメントは同じシリーズが基本?基本的には同じシリーズの組み合わせから試すとよい。
メーカーが想定した仕上がりや香りの組み合わせを確認しやすく、商品選びで迷いにくいためだ。
ただし、同じシリーズなら香りも完全に一致するとは限らない。
代表例が&honeyのディープモイストだ。
- シャンプー1.0:ピオニーハニー
- トリートメント2.0:ラベンダーハニー
同じシリーズでも香りが異なるため、甘い香りを統一したい人は注意したい。
YOLUのカームナイトリペアは、シャンプーとトリートメントの両方がネロリ&ピオニーの香り。香りをそろえたい人には選びやすい組み合わせだ。
plus eauのメロウも、シリーズ共通のホワイトフローラル&ペアーを採用している。
【プロの結論】香り・価格・洗浄成分の優先順位を決める最終的に、どの商品が一番優れているかは、何を重視するかによって変わる。
香りの存在感を最優先するならISMのシェルピンク。上品なフローラルとしっとり感を求めるならYOLU。爽やかな清潔感とさらさらした髪を目指すならplus eau。甘い香りと保湿を重視するなら&honeyが候補になる。
購入時には、次の3点を確認したい。
1. 香りの好み: トップ・ミドル・ラストの香調まで確認する。
2. 洗浄成分との相性: 頭皮の乾燥やベタつき、洗髪後の違和感をチェックする。
3. 継続できる価格: 本体価格だけでなく詰め替え用やセット価格も比較する。
特に大切なのは、香りの強さと香りの持続性を同じものとして考えないことだ。洗髪直後に強く香る商品が、必ずしも翌日まで香るとは限らない。
また、香りが長く残ることだけを目的に洗浄力や頭皮との相性を妥協する必要もない。
自分の好きな香りを楽しみながら、髪と頭皮が快適な状態を保てる一本を選ぶことが、長く使い続けるための判断基準になる。
【いい匂いシャンプー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:市販で一番いい匂いのシャンプーはどれ?
A1:香りの好みによって異なる。香水のような華やかな香りならISMのシェルピンク、上品なフローラルならYOLUのカームナイトリペア、清潔感のある香りならplus eauのメロウ、甘い香りなら&honeyのディープモイストが候補になる。
Q2:シャンプーの香りは何時間くらい持続する?
A2:商品によって異なり、すべてのシャンプーに共通する持続時間はない。洗浄成分や香料の処方、髪の状態、洗髪後の環境などによって変わる。メーカーによる持続時間の試験結果がある場合は、その試験条件も確認したい。
Q3:シャンプーとトリートメントは同じ香りでそろえた方がいい?
A3:香りの統一感を求めるなら、同じ香調の組み合わせがおすすめ。ただし、&honeyのディープモイストのように、同じシリーズでもシャンプーとトリートメントで香りが異なる商品がある。購入前にそれぞれの香りを確認しよう。
いい匂いのシャンプーを選ぶなら、香りの系統だけでなく、洗浄成分、仕上がり、価格、トリートメントとの組み合わせまで確認することが大切だ。
2026年11月現在の市販品では、ISM、YOLU、plus eau、&honeyがそれぞれ異なる魅力を持っている。
- 香水のような華やかさならISM。
- 上品なフローラルとしっとり感ならYOLU。
- 清潔感のある香りとさらさら感ならplus eau。
- 甘いハニーフローラルと保湿なら&honey。
口コミや評判は商品選びの参考になるが、香りの感じ方や頭皮との相性には個人差がある。ランキングだけで決めず、可能ならトライアルサイズやサシェで試してから本品を購入する方法もおすすめだ。
毎日のシャンプーは、髪を清潔に保つだけでなく、自分の好きな香りを楽しめる時間でもある。香り・仕上がり・使い心地の3つがそろう一本を見つけて、毎日のヘアケアを心地よい習慣にしていきたい。
参照した主な一次資料・専門資料