2026年のワールドベースボールクラシック(WBC)は、3月5日から18日まで開催され、ベネズエラが初優勝を飾った。日本代表・侍ジャパンは東京ドームで行われた1次ラウンドのプールCを4戦全勝で突破したものの、3月15日の準々決勝でベネズエラに5対8で敗れ、ベスト8で大会を終えている。
今回のWBC2026試合日程を振り返るうえで押さえたいのは、東京ドームでの日本戦4試合だけではない。アメリカ、ドミニカ共和国、イタリアなど強豪国が激突した準々決勝から準決勝、そして3月18日の決勝まで、世界一を決める戦いには見逃せない展開があった。この記事では、日本時間を基準に公式記録を整理し、各ラウンドの開催日、対戦カード、試合結果、優勝国までを一気に振り返る。
【2026年最新】ワールドベースボールクラシックの日程と大会概要

2026年のWBCは、世界20チームが参加する国際野球大会として実施された。大会期間は日本時間で2026年3月5日から3月18日まで。1次ラウンド、準々決勝、準決勝、決勝の4段階で世界一を争った。
1次ラウンドでは、参加20チームが5チームずつ4つのプールに分かれ、総当たり方式で対戦。各プールの上位2チームが準々決勝に進出する形式だった。
開催地は日本、アメリカ、プエルトリコの3地域。東京ドームが日本代表の1次ラウンド会場となり、アメリカではヒューストンとマイアミ、プエルトリコではサンフアンが試合会場に選ばれた。
大会全体の開催スケジュール- 1次ラウンド:3月5日~12日(日本時間での試合日を含む)
- 準々決勝:3月14日~15日
- 準決勝:3月16日~17日
- 決勝:3月18日
なお、海外開催の試合は現地時間と日本時間で日付が異なる場合がある。特にアメリカ開催の試合は、現地で前日に行われた試合が日本時間では翌日になるケースもあるため、日程を確認するときは時間帯にも注意したい。
2026年の開催球場と各ラウンドの役割1次ラウンドは、プールごとに異なる4会場で開催された。東京ドームではプールC、ヒューストンのダイキン・パークではプールB、マイアミのローンデポ・パークではプールD、プエルトリコのヒラム・ビソーン・スタジアムではプールAが行われた。
準々決勝はヒューストンとマイアミに分かれて実施。準決勝以降はマイアミのローンデポ・パークに舞台を移し、最終的にベネズエラとアメリカが決勝で対戦した。
【侍ジャパン試合日程】東京ドームで行われた日本戦4試合の結果
日本代表が入ったのは、オーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイと同組のプールC。東京ドームで開催された1次ラウンドでは、日本は4試合すべてに勝利し、勝率1.000で首位通過を決めた。
日本戦の開始時間は4試合すべて19時(日本時間)。平日の試合と週末の試合が組み合わされ、国内の野球ファンにとっても追いやすい日程だった。
日本代表の対戦カードとスコア- 3月6日(金)19:00:日本 13-0 チャイニーズ・タイペイ
- 3月7日(土)19:00:日本 8-6 韓国
- 3月8日(日)19:00:日本 4-3 オーストラリア
- 3月10日(火)19:00:日本 9-0 チェコ
初戦のチャイニーズ・タイペイ戦は13対0と大差で勝利。続く韓国戦は8対6の接戦となったが、日本が競り勝った。オーストラリア戦も4対3と1点差の試合を制し、最終戦のチェコ戦では9対0で勝利を収めた。
特に韓国戦とオーストラリア戦は、1次ラウンド突破を左右する重要な対戦だった。どちらも簡単な試合ではなかったが、日本は4試合を通じて全勝を維持。プールCの首位として決勝トーナメントへ進んだ。
プールCの最終順位日本以外の4チームでは、韓国、オーストラリア、チャイニーズ・タイペイがそれぞれ2勝2敗。チェコは4敗だった。最終順位では韓国が2位となり、日本とともに準々決勝へ進出した。
日本野球機構の侍ジャパン特設サイトに掲載された公式記録でも、日本は4勝0敗、勝率1.000でプールCの首位に位置している。1次ラウンドだけを見れば、侍ジャパンは非常に安定した戦いを見せていた。
【全試合時系列】1次ラウンドから準々決勝・準決勝・決勝までの日程と結果
2026年大会の流れを把握するには、日本戦だけでなく、決勝トーナメント全体の対戦カードを確認することが欠かせない。ここでは大会公式サイトと日本野球機構の試合記録をもとに、主要試合を日本時間で整理した。
2026年WBCの主要試合日程・結果一覧| 日時(日本時間) | ラウンド・会場 | 対戦カード・結果 | 勝者・大会の動き |
|---|---|---|---|
| 3月6日 19:00 | 1次ラウンド・東京ドーム | 日本 13-0 チャイニーズ・タイペイ | 日本が初戦勝利 |
| 3月7日 19:00 | 1次ラウンド・東京ドーム | 日本 8-6 韓国 | 日本が2連勝 |
| 3月8日 19:00 | 1次ラウンド・東京ドーム | 日本 4-3 オーストラリア | 日本が3連勝 |
| 3月10日 19:00 | 1次ラウンド・東京ドーム | 日本 9-0 チェコ | 日本が4戦全勝で突破 |
| 3月14日 7:30 | 準々決勝・ローンデポ・パーク | ドミニカ共和国 10-0 韓国 | ドミニカ共和国が勝利 |
| 3月14日 9:00 | 準々決勝・ダイキン・パーク | カナダ 3-5 アメリカ | アメリカが勝利 |
| 3月15日 4:00 | 準々決勝・ダイキン・パーク | イタリア 8-6 プエルトリコ | イタリアが勝利 |
| 3月15日 10:00 | 準々決勝・ローンデポ・パーク | 日本 5-8 ベネズエラ | ベネズエラが勝利、日本は敗退 |
| 3月16日 9:00 | 準決勝・ローンデポ・パーク | ドミニカ共和国 1-2 アメリカ | アメリカが決勝進出 |
| 3月17日 9:00 | 準決勝・ローンデポ・パーク | イタリア 2-4 ベネズエラ | ベネズエラが決勝進出 |
| 3月18日 9:00 | 決勝・ローンデポ・パーク | アメリカ 2-3 ベネズエラ | ベネズエラが初優勝 |
上記は日本代表の1次ラウンド全試合と、決勝トーナメントの主要試合をまとめたものだ。準々決勝以降はすべて日本時間で表記しているため、海外現地時間のスケジュールと照らし合わせる際にも役立つ。
準々決勝は3月14日・15日、ベスト4を決定準々決勝では、各プールを勝ち上がった8チームが対戦した。ヒューストンではアメリカがカナダを5対3で破り、イタリアはプエルトリコに8対6で勝利。マイアミではドミニカ共和国が韓国を10対0で下し、ベネズエラは日本を8対5で破った。
この結果、準決勝に進出したのはアメリカ、イタリア、ドミニカ共和国、ベネズエラの4チーム。日本を含むアジア勢は、この段階で大会から姿を消した。
準決勝はアメリカとベネズエラが勝ち上がる3月16日の準決勝では、アメリカがドミニカ共和国に2対1で勝利。1点差の緊迫した試合を制して決勝進出を決めた。
翌17日はイタリアとベネズエラが対戦し、ベネズエラが4対2で勝利。イタリアの快進撃を止め、アメリカとの決勝へ駒を進めた。
【WBC2026出場国一覧】4つのプールと決勝トーナメント進出チーム
2026年のWBCには20チームが出場した。各国はAからDまでの4プールに分かれ、それぞれ5チームで1次ラウンドを戦った。
プールA:サンフアンプエルトリコ、キューバ、カナダ、パナマ、コロンビアの5チームが参加。プエルトリコとカナダが準々決勝へ進出した。
プールB:ヒューストンアメリカ、メキシコ、イタリア、イギリス、ブラジルが参加。イタリアとアメリカが勝ち上がり、イタリアはその後、準決勝まで進出する躍進を見せた。
プールC:東京日本、オーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイが参加。日本が4戦全勝で1位、韓国が2位となった。
プールD:マイアミベネズエラ、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエル、ニカラグアが参加。ドミニカ共和国が4戦全勝で首位、ベネズエラが3勝1敗で2位となった。
ここで注目したいのは、プールCの日本とプールDのベネズエラが、準々決勝で対戦する組み合わせになったことだ。日本は東京プールを全勝で通過したものの、異なるプールから勝ち上がった強豪国との一発勝負では、1次ラウンドとは別の難しさに直面した。
【侍ジャパンはなぜベスト8敗退?】ベネズエラ優勝までの大会の転換点
2026年大会で日本の野球ファンにとって最も大きな出来事は、準々決勝での敗退だった。前回大会の2023年に優勝していた日本にとって、2026年は連覇を目指す大会でもあった。
4戦全勝の日本を止めたベネズエラ日本は1次ラウンドで13対0、8対6、4対3、9対0と4連勝。攻撃力を発揮し、東京ドームでの試合をすべて勝ち切った。
しかし、準々決勝の相手はプールDを3勝1敗で通過したベネズエラ。3月15日のローンデポ・パークで行われた試合は、日本が5点を奪ったものの、ベネズエラの8得点には届かなかった。
日本 5-8 ベネズエラ。この結果によって侍ジャパンの2026年大会は終了した。1次ラウンドの成績がどれほど良くても、決勝トーナメントでは1試合の結果がそのまま大会の行方を決める。その厳しさが表れた試合だった。
ベネズエラは決勝でアメリカを3対2で撃破日本を破ったベネズエラは、その勢いを準決勝でも維持した。イタリアに4対2で勝ち、決勝ではアメリカと対戦。3月18日の決勝はアメリカが2点、ベネズエラが3点を挙げる接戦となった。
MLB.comの大会報道によると、ベネズエラは9回にエウヘニオ・スアレスの勝ち越し適時二塁打でリードを奪い、最終的に3対2でアメリカを破った。これにより、ベネズエラはWBC史上初の優勝を成し遂げた。
準々決勝で日本を倒し、準決勝でイタリアを退け、決勝でアメリカを破る。ベネズエラは決勝トーナメントで強豪国を連続して撃破し、2026年大会の頂点に立った。
日本にとっては悔しい結果だったが、ベネズエラの優勝は大会全体の勢力図を考えるうえでも大きな意味を持つ。従来の優勝経験国だけでなく、各国が高い競争力を示す国際大会へと進化していることを印象づけた。
【WBC歴代優勝国】2006年から2026年までの王者を比較
ワールドベースボールクラシックは2006年に第1回大会が開催された。2026年大会までの歴代優勝国を振り返ると、日本が3度の優勝を記録しており、最多優勝国となっている。
- 2006年:日本(初代王者)
- 2009年:日本
- 2013年:ドミニカ共和国
- 2017年:アメリカ
- 2023年:日本
- 2026年:ベネズエラ
日本は2006年、2009年、2023年に優勝し、合計3度の世界一を達成。2013年はドミニカ共和国、2017年はアメリカが優勝した。そして2026年にはベネズエラが新たな優勝国として歴史に名を刻んだ。
2026年の結果で変わったWBCの優勝国構図2026年大会終了時点での優勝回数は、日本が3回、ドミニカ共和国が1回、アメリカが1回、ベネズエラが1回。日本は依然として最多優勝国だが、ベネズエラの初優勝によって、WBCの歴史に新しい王者が加わった。
特に2023年大会の日本優勝から2026年大会のベネズエラ優勝までの変化は、国際野球の競争が一段と激しくなっていることを示している。侍ジャパンが次回大会で再び頂点を狙うためにも、各国の戦力や試合運びを分析することが欠かせない。
【ワールドベースボールクラシックの日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のWBCはいつ開催されましたか? A1:2026年3月5日から3月18日まで開催されました。1次ラウンドは東京、ヒューストン、マイアミ、サンフアンで行われ、準々決勝は3月14日・15日、準決勝は3月16日・17日、決勝は3月18日でした。日程と時刻は日本時間を基準に確認できます。
Q2:2026年の侍ジャパンの試合日程と結果は? A2:東京ドームで3月6日にチャイニーズ・タイペイ、3月7日に韓国、3月8日にオーストラリア、3月10日にチェコと対戦しました。結果は13対0、8対6、4対3、9対0で、4戦全勝でした。その後、3月15日の準々決勝でベネズエラに5対8で敗れました。
Q3:2026年のWBCで優勝した国はどこですか? A3:ベネズエラです。3月18日の決勝でアメリカを3対2で破り、WBC初優勝を達成しました。準決勝ではイタリアに4対2で勝利し、日本との準々決勝でも8対5で勝っています。
Q4:2026年のWBC決勝は何時から開催されましたか? A4:日本時間の3月18日午前9時から、マイアミのローンデポ・パークで開催されました。アメリカ対ベネズエラの対戦となり、ベネズエラが3対2で勝利しました。
Q5:WBCで最も多く優勝している国はどこですか? A5:2026年大会終了時点では日本です。2006年、2009年、2023年の3大会で優勝しています。2026年大会ではベネズエラが初優勝を達成しました。
2026年のワールドベースボールクラシックは、3月5日から18日まで開催され、日本代表は東京ドームでの1次ラウンドを4戦全勝で突破した。しかし、3月15日の準々決勝でベネズエラに5対8で敗れ、侍ジャパンはベスト8で大会を終えた。
その後、ベネズエラは準決勝でイタリアを4対2で破り、決勝ではアメリカに3対2で勝利。初めてWBCの世界一に輝いた。日本にとっては連覇を逃す結果となった一方、ベネズエラにとっては歴史的な大会となった。
2026年大会を振り返る際に押さえておきたい要点は、東京ドームでの日本戦4試合、準々決勝でのベネズエラ戦、そして3月18日の決勝という3つの節目だ。1次ラウンドの成績だけでは測れない決勝トーナメントの難しさと、世界各国の実力が拮抗するWBCの魅力が、今大会の結果に表れている。
今後の侍ジャパンにとっても、今回のベスト8敗退は次の国際大会へ向けた重要な検証材料になる。歴代最多の3度の優勝を誇る日本が、次回のWBCでどのようなチームを編成し、再び世界一を目指すのかにも注目したい。