2026年11月現在、読売ジャイアンツの新監督は、球団OBの松井秀喜氏です。2026年10月23日、巨人は松井氏の新監督就任を発表。背番号は90、契約期間は3年となり、2027年シーズンに向けた新体制が動き始めました。
今回の監督交代は、阿部慎之助前監督のシーズン途中の辞任、橋上秀樹監督代行によるチーム運営、そして松井秀喜氏の24年ぶりの巨人復帰という異例の展開をたどっています。加えて、高橋由伸氏のヘッドコーチ就任、清水隆行氏の打撃チーフコーチ就任など、2027年のスタッフ人事にも注目が集まっています。
【2026年最新】巨人軍監督の現在は松井秀喜!10月23日に正式発表

2026年11月3日現在、巨人軍の監督を務めるのは松井秀喜氏です。
2026年10月23日、読売ジャイアンツは東京都内で会見を開き、松井氏の新監督就任を正式に発表しました。山口寿一オーナーも同席し、背番号90、契約期間3年という新体制の基本方針が明らかになりました。
松井氏は2002年シーズン終了後に巨人を離れて以来、24年ぶりに巨人のユニホームを着ることになります。現役時代はヤンキースなどでも活躍し、日米通算507本塁打を記録した球団を代表するレジェンドです。
新監督就任会見では、古巣への復帰について次のように語りました。
「自分のふるさとに戻ってきた」
また、指導者としての経験については、自身が他球団の監督と比べて不足している部分だと率直に認め、選手とともに成長していく姿勢を示しました。
今回の人事で注目されるのは、単なる知名度や過去の実績による監督起用ではありません。長嶋茂雄氏から受け継いだ巨人の伝統を、松井氏がどのようなチームづくりにつなげるのかという点です。
なお、松井氏は監督就任前から春季キャンプに臨時コーチとして参加しており、2026年2月にも宮崎で若手選手を指導していました。監督や正式なコーチとしての経験はありませんが、球団との関係が突然始まったわけではありません。
日刊スポーツ、TBS NEWS DIGなどの報道によると、球団は松井氏にチームの再建と新たな黄金時代への期待を託しています。
【時系列で整理】阿部慎之助辞任から橋上秀樹監督代行、松井新監督就任まで
2026年の巨人軍監督人事は、シーズン途中の突然の交代から始まりました。
開幕時に指揮を執っていたのは阿部慎之助監督です。しかし、5月25日に阿部氏の逮捕・釈放が報じられ、翌26日には辞任が発表されました。球団は事態を重大に受け止め、橋上秀樹オフェンスチーフコーチを監督代行に任命しました。
NPBの監督代行に関する公示でも、2026年5月26日から橋上氏が代行を務めることが確認できます。
このとき山口オーナーは、後任監督の人選について当初は白紙と説明。橋上氏にシーズン終了まで指揮を任せる方針を示しました。
その後、橋上体制でレギュラーシーズンを戦い、巨人はリーグ2位でシーズンを終了。クライマックスシリーズのファーストステージではDeNAに連敗し、2026年の戦いを終えました。
10月23日には松井秀喜氏の新監督就任が発表され、10月30日には2027年のコーチングスタッフも公表されています。
監督交代の主要な出来事を整理すると、次のようになります。
| 時期 | 人物・出来事 | 監督人事への影響 |
|---|---|---|
| 2026年5月25日 | 阿部慎之助氏をめぐる事案が報道される | 球団が対応を検討 |
| 2026年5月26日 | 阿部監督の辞任が発表 | 橋上秀樹氏が監督代行に就任 |
| 2026年5月26日以降 | 橋上監督代行体制 | レギュラーシーズン終了まで指揮 |
| 2026年10月11日 | CSファーストステージ敗退 | 2026年シーズン終了 |
| 2026年10月23日 | 松井秀喜氏の監督就任発表 | 背番号90・3年契約が決定 |
| 2026年10月30日 | 2027年コーチングスタッフ発表 | 高橋由伸氏、清水隆行氏らの就任が明らかに |
| 2026年11月1日 | 橋上秀樹氏のフロント職への異動 | 編成本部長代理(プロスカウト担当)に就任 |
出典はNPBの監督代行公示、読売巨人軍の発表内容を伝えた報道各社の記事などです。
ここで押さえておきたいのは、橋上氏が正式な新監督として就任したわけではないという点です。あくまで監督代行としてシーズン終了までチームを率い、その後は球団の編成部門を支える役割に移りました。
また、阿部氏について報じられた逮捕は、刑事責任が確定したことを意味するものではありません。監督辞任という球団人事と、刑事手続き上の判断は区別して理解する必要があります。
【松井秀喜の新監督就任】背番号90と3年契約に込められた意味
松井秀喜新監督の就任で、特に話題になったのが背番号90と3年契約です。
背番号90は長嶋茂雄氏とのつながりを象徴松井氏が新たに背負う背番号は90です。
現役時代の松井氏といえば背番号55が有名です。巨人で4番を務めた時代から、ヤンキースなどメジャーリーグでプレーした時代まで、55番は松井氏の象徴的な番号として知られてきました。
しかし、監督として選んだのは90番でした。
この番号は、恩師である長嶋茂雄氏が巨人の監督に初めて就任した際に着けていた番号です。松井氏は現役時代、長嶋監督の指導を受けながら成長しました。
1992年のドラフト会議で長嶋監督が松井氏の交渉権を引き当て、翌1993年から巨人でプレー。2002年までの10年間、長嶋監督のもとで球界を代表する打者へと成長していきました。
背番号90の選択には、巨人の歴史と長嶋氏から受け継いだ精神を大切にする意味合いが感じられます。
契約期間は3年!短期的な成績だけではないチーム再建へ山口オーナーが発表した契約期間は3年です。
監督就任直後から結果を求められる巨人ですが、3年間という契約は、単年度の勝敗だけでなく、チームの再構築や選手育成を進める時間を確保する意味でも注目されます。
松井氏は会見で、指導者経験がほぼないことを自覚していると率直に説明しました。そのうえで、選手自身が考え、成長できる環境をつくることを重視する姿勢を示しています。
日米通算507本塁打という実績は申し分ありませんが、名選手が必ずしも名監督になるとは限りません。監督としての評価は、選手起用、コーチ陣との連携、若手の成長、そしてチームの勝敗によって決まっていきます。
松井秀喜の主な経歴と実績- 1974年6月12日:石川県生まれ
- 1992年:星稜高校からドラフト1位で巨人に入団
- 1993年:巨人でプロ生活をスタート
- 1996年・2000年・2002年:セ・リーグMVPを受賞
- 2003年:フリーエージェントでヤンキースへ移籍
- 2009年:ワールドシリーズMVPを獲得
- 2012年:現役引退
- 2013年:長嶋茂雄氏とともに国民栄誉賞を受賞
- 2026年10月23日:巨人の第16代監督に就任
松井氏は巨人での10年間に加え、メジャーリーグでも長く活躍しました。特に2009年のワールドシリーズMVPは、日本人選手の歴史に残る実績です。
一方、監督としての実績はこれから積み重ねる段階です。現役時代の実績を指導力にどう転換できるかが、2027年以降の大きな評価ポイントになります。
【巨人2027年新体制】高橋由伸ヘッドコーチと清水隆行打撃チーフコーチが就任
松井新監督の就任に続いて注目されたのが、2026年10月30日に発表された2027年のコーチングスタッフです。
今回の人事で特に重要なのが、高橋由伸氏のヘッドコーチ就任と、清水隆行氏の打撃チーフコーチ就任です。
いずれも巨人の現役時代を知るOBであり、松井氏と同じ時代のチームを支えた人物です。
高橋由伸がヘッドコーチに就任高橋由伸氏は2016年から2018年まで巨人の監督を務めた経験があります。
現役時代は外野手として活躍し、監督経験も持つ高橋氏がヘッドコーチに就任することで、監督経験のない松井氏を支える役割が期待されます。
球団側の説明では、ヘッドコーチは各部門のコーチをまとめ、得点増と失点抑止に向けたチーム運営を担う役割です。
つまり、松井監督がチーム全体の方向性を示し、高橋ヘッドコーチが各部門の連携を支えるという構図になります。
清水隆行が打撃チーフコーチに就任清水隆行氏は、巨人の外野手として活躍した元選手です。巧みなバットコントロールと安定した打撃技術で知られています。
2027年は打撃チーフコーチとして一軍の打撃部門を担当します。
松井監督自身も打撃の名手ですが、監督がすべての技術指導を直接担う必要はありません。専門的な指導は打撃コーチに任せ、監督はチーム全体の戦略や選手の成長環境づくりに集中することができます。
2027年の主なコーチングスタッフ- 一軍監督:松井秀喜
- ヘッドコーチ:高橋由伸
- 打撃チーフコーチ:清水隆行
- 打撃巡回コーチ:石井琢朗
- 投手チーフコーチ:杉内俊哉
- 投手コーチ:内海哲也
- 投手巡回コーチ:久保康生
- バッテリーチーフコーチ:村田善則
- ディフェンスチーフコーチ:川相昌弘
- 内野守備走塁コーチ:吉川大幾
- 外野守備走塁コーチ:亀井善行
- 二軍監督:会田有志
- 三軍監督:高木康成
ファームでは育成部門の強化も進められます。二軍・三軍の監督人事を含め、将来の主力選手を育てる体制づくりが意識されています。
また、2026年シーズンに監督代行を務めた橋上秀樹氏は、11月1日付で編成本部長代理(プロスカウト担当)に就任しました。現場での経験を今後は選手の発掘や編成面に生かすことになります。
今回の人事は、単に知名度の高いOBを集めたものではありません。監督、ヘッドコーチ、打撃部門、投手部門、守備部門、ファーム育成という役割を明確に分けた組織づくりに特徴があります。
【巨人軍監督の歴代一覧】長嶋茂雄・原辰徳・高橋由伸・阿部慎之助から松井秀喜へ
巨人軍は1934年の創設以来、長い歴史の中で多くの監督がチームを率いてきました。
松井秀喜氏は歴代16人目の監督です。歴代監督を振り返ると、巨人の黄金時代を築いた指揮官や、現役時代にスター選手として活躍したOBが多く名を連ねています。
読売ジャイアンツの歴代監督一覧- 初代・三宅大輔:1934~1935年
- 2代目・浅沼誉夫:1935~1936年
- 3代目・藤本定義:1936~1942年
- 4代目・中島治康:1943年
- 5代目・藤本英雄:1944年、1946年
- 6代目・三原脩:1947~1949年
- 7代目・水原茂:1950~1960年
- 8代目・川上哲治:1961~1974年
- 9代目・長嶋茂雄:1975~1980年、1993~2001年
- 10代目・藤田元司:1981~1983年、1989~1992年
- 11代目・王貞治:1984~1988年
- 12代目・原辰徳:2002~2003年、2006~2015年、2019~2023年
- 13代目・堀内恒夫:2004~2005年
- 14代目・高橋由伸:2016~2018年
- 15代目・阿部慎之助:2024~2026年
- 16代目・松井秀喜:2027年シーズンに向けて就任
※監督の代数は再任時に新たな代として数えない整理です。中島治康氏の再任や藤田元司氏、長嶋茂雄氏、原辰徳氏の再任もあります。また、監督代行と正式な監督は区別されます。
長嶋茂雄監督が築いた巨人の伝統巨人の歴代監督を語るうえで欠かせないのが長嶋茂雄氏です。
長嶋氏は1975~1980年、1993~2001年の2度にわたって監督を務め、リーグ優勝や日本一を経験しました。選手としても監督としても球団の歴史に大きな足跡を残しています。
松井氏は長嶋監督のもとで育った選手の一人です。1992年のドラフトで巨人に入団し、長嶋氏の指導を受けながら4番打者として成長しました。
2013年には長嶋氏とともに国民栄誉賞を受賞しています。両者の関係は、単なる監督と選手という枠を超え、巨人の歴史を象徴する師弟関係として知られています。
今回の松井監督就任と背番号90の選択は、長嶋氏から松井氏へ、そして次の世代へと巨人の伝統をつなぐ象徴的な出来事でもあります。
原辰徳・高橋由伸・阿部慎之助へと続いたOB監督の系譜2000年代以降の巨人では、原辰徳氏、堀内恒夫氏、高橋由伸氏、阿部慎之助氏が監督を務めてきました。
原氏は複数回にわたって監督に就任し、リーグ優勝や日本一を経験した指揮官です。
高橋氏は現役引退と同時に監督へ就任したことで注目されました。今回はヘッドコーチとして再び一軍の現場に戻ります。
阿部氏は2024年に監督へ就任し、1年目でリーグ優勝を達成しました。しかし、2026年5月の辞任によって、当初の監督体制はシーズン途中で終了することになりました。
そして松井氏が16代目として新たな歴史を引き継ぎます。歴代の名将が残した実績と伝統を踏まえながら、どのようなチームをつくるのかが注目されています。
【プロの結論】松井秀喜新監督の巨人は何が変わる?2027年の注目ポイント
松井新監督の就任を評価する際、注目すべきなのは現役時代の実績だけではありません。2027年の巨人がどのような組織として生まれ変わるのかが重要です。
注目点1:監督経験の不足を組織力で補えるか松井氏は監督経験がほぼないことを自ら認めています。
その弱点を補う存在として重要なのが高橋由伸ヘッドコーチです。監督経験者がヘッドコーチとして現場をまとめる体制は、経験の異なる指導者同士が役割を分担する構造になっています。
ただし、経験者を配置すれば必ず成功するわけではありません。松井監督と高橋ヘッドコーチが同じ方向を向き、選手起用や戦術面で一貫性を持てるかが問われます。
注目点2:打撃力の再構築と若手野手の育成清水隆行打撃チーフコーチの就任も要点です。
松井監督と清水コーチは、いずれも打撃に強みを持つ巨人OBです。経験や感覚だけに頼らず、選手ごとの課題に合わせた指導を実践できるかが鍵になります。
特に若手野手については、一軍で活躍する機会を増やしながら、二軍・三軍と連携して成長を促す仕組みが必要です。
一軍の勝利と将来の戦力づくりを両立できるかどうかは、3年契約の期間を通じて評価される部分でしょう。
注目点3:橋上秀樹氏のフロント入りがもたらす効果橋上氏が監督代行から編成本部長代理に移ったことも見逃せません。
2026年シーズンにチームの現場を支えた経験を、今度はプロスカウト担当として生かすことになります。
監督とフロントの連携が強化されれば、現場が必要とする戦力や将来性のある選手を発掘するうえでプラスに働く可能性があります。
ただし、実際の成果は今後の補強や選手獲得、育成の結果を見て判断する必要があります。
注目点4:長嶋茂雄氏から受け継ぐ巨人の野球松井氏の監督就任には、長嶋氏から受け継いだ巨人の野球を次の世代に伝えるという意味もあります。
松井氏は会見で、選手自身が成長できる環境づくりや、巨人の理念を大切にする考えを示しました。
現役時代の松井氏は、長嶋監督のもとで厳しい練習を経験し、日米の野球文化にも触れてきました。その経験を現在の選手たちにどう伝えるのかは、新体制を評価するうえで大きな見どころです。
プロの視点から見ると、2027年の巨人は「レジェンド監督の復帰」だけで評価すべきチームではありません。
監督経験のない松井氏を高橋由伸ヘッドコーチが支え、清水隆行打撃チーフコーチらが専門分野を担当する。そして橋上秀樹氏がフロント側から選手編成に関わる。この役割分担が機能するかどうかが、新体制の成否を左右します。
ファンが注目すべき判断基準は、開幕直後の勝敗だけではありません。若手の成長、選手起用の一貫性、打撃部門の改善、コーチ陣の連携という複数の要素を見ていくことが大切です。
【巨人軍監督】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在の巨人軍監督は誰ですか?
A1:2026年10月23日に就任が発表された松井秀喜氏です。背番号は90で、契約期間は3年です。
Q2:阿部慎之助監督はなぜ辞任したのですか?
A2:2026年5月25日に阿部氏の逮捕・釈放が報じられ、翌26日に辞任が発表されました。球団は事態を重大に受け止め、辞任を受理しました。
Q3:橋上秀樹監督代行は現在どうしていますか?
A3:2026年シーズン終了後の11月1日付で、編成本部長代理(プロスカウト担当)に就任しました。
Q4:松井秀喜監督の背番号90にはどんな意味がありますか?
A4:恩師の長嶋茂雄氏が巨人の監督に初めて就任した際に着けていた番号です。松井氏の現役時代の背番号55とは異なります。
Q5:松井秀喜監督の契約期間は何年ですか?
A5:3年契約です。2027年シーズンに向けた新体制の中心としてチームを率います。
Q6:2027年の巨人のヘッドコーチと打撃チーフコーチは誰ですか?
A6:ヘッドコーチは高橋由伸氏、打撃チーフコーチは清水隆行氏です。2026年10月30日に発表されたコーチングスタッフに含まれています。
Q7:松井秀喜氏は巨人の歴代何代目の監督ですか?
A7:第16代監督です。阿部慎之助氏が15代目に当たります。
2026年11月現在、巨人軍の監督は松井秀喜氏です。5月の阿部慎之助監督辞任、橋上秀樹監督代行によるシーズン運営を経て、10月23日に新監督就任が正式発表されました。
背番号90、3年契約という新体制の基本方針に加え、高橋由伸ヘッドコーチ、清水隆行打撃チーフコーチらの就任も決まり、2027年に向けたチームづくりが本格化しています。
歴代監督を振り返れば、長嶋茂雄氏、原辰徳氏、王貞治氏など、巨人には球界を代表する指揮官が名を連ねています。松井氏もまた、長嶋氏から受け継いだ経験を次の世代に伝える立場になりました。
一方で、監督としての経験はこれから積み重ねる段階です。現役時代の実績や知名度だけでなく、コーチ陣との連携、若手育成、チームの勝敗によって真価が問われます。
2027年の巨人は、単なる監督交代ではなく、指導体制と育成部門を含めた新たな組織づくりに踏み出します。松井秀喜監督がどのようなジャイアンツを築くのか、背番号90の新たな挑戦に注目が集まります。
主な事実確認資料
- NPB「読売ジャイアンツ監督代行のお知らせ」(2026年5月26日)
- 日刊スポーツ「松井秀喜新監督が会見、背番号90・3年契約」(2026年10月23日)
- TBS NEWS DIG「巨人の新監督に松井秀喜氏」(2026年10月23日)
- 日刊スポーツ「松井秀喜監督体制でのスタッフ陣発表」(2026年10月30日)
- 日刊スポーツ「巨人歴代監督一覧」(2026年10月23日)
※2026年11月3日時点の報道を基準に構成しています。