クロエ・グレース・モレッツ(Chloë Grace Moretz)は、子役時代からハリウッドで活躍してきたアメリカの女優です。1997年2月10日生まれ。2005年のホラー映画『悪魔の棲む家』で注目を集め、2010年の『キック・アス』で演じたヒットガール役によって世界的な知名度を獲得しました。
その後も『モールス』『ヒューゴの不思議な発明』『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』『キャリー』『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』『イコライザー』など、ホラー、アクション、青春ドラマ、社会派作品まで幅広いジャンルに出演。2026年には恋愛コメディ『Love Language』やサバイバルスリラー『Found Alive』にも出演し、キャリアを更新しています。
この記事では、クロエ・グレース・モレッツの映画出演歴を年代順に整理し、歴代代表作のあらすじ、役柄、評価を解説します。初めて作品を見る人に向けたおすすめ映画や、作品ごとの評判の違いも紹介します。
【人物・経歴】クロエ・グレース・モレッツとは?子役からハリウッドの実力派へ

Chloë Grace Moretz
- 生年月日:1997年2月10日
- 出身:アメリカ・ジョージア州アトランタ
- 職業:女優
- 主なジャンル:アクション、ホラー、ドラマ、コメディ、アニメーション
- 代表作:『キック・アス』『モールス』『キャリー』『ニモーナ』
クロエ・グレース・モレッツは、幼い頃から映像作品に出演してきた俳優です。子役としてキャリアをスタートさせ、10代になる前から映画とテレビドラマの両方で経験を積みました。
2005年の『悪魔の棲む家』ではチェルシー・ラッツを演じ、ホラー作品で印象的な存在感を示します。その後、『デスパレートな妻たち』『ダーティ・セクシー・マネー』などのテレビ作品にも出演しました。
子役出身の俳優には、幼少期のイメージから抜け出すことが難しいケースもあります。しかし、モレッツの場合は、10代の段階でアクション、ホラー、青春映画という異なるジャンルの主演級作品に出演したことが、キャリアの幅を広げる大きな要因になりました。
特に2010年は重要な年です。『キック・アス』と『モールス』という性格の異なる2作品で高い評価を受け、単なる人気子役ではなく、難しい役柄を担える若手女優として認識されるようになりました。
【映画出演順】2005年から2026年までのクロエ・モレッツ映画一覧
クロエ・モレッツの出演作を理解するには、公開年を追って見るのが効果的です。
AFIの映画データベースやFandangoの出演記録などを参考に、主要な出演映画を年代順に整理しました。声優として参加した作品も含めています。
※代表的な出演作を中心とした一覧です。短編、ドキュメンタリー、テレビ作品、メイキング映像などは一部省略しています。公開年は作品の公開市場によって異なる場合があります。
この出演歴で注目したいのは、2010年前後と2014年前後に作品の幅が大きく広がっている点です。
2010年にはアクションとホラーで存在感を示し、2011年にはマーティン・スコセッシ監督作品に参加。2013年にはホラー映画の主演、2014年には青春ドラマと大作アクションの両方を経験しています。
単一ジャンルのスターとして定着するのではなく、作品ごとに違う人物像を作ってきたことが、モレッツのフィルモグラフィーの特徴です。
【2010年の転機】『キック・アス』のヒットガールと『モールス』が代表作になった理由
(2010年)
- 役名:ミンディ・マクレイディ/ヒットガール
- 監督:マシュー・ヴォーン
- 共演:アーロン・テイラー=ジョンソン、ニコラス・ケイジ
- ジャンル:アクション、コメディ
『キック・アス』は、スーパーヒーローに憧れる普通の青年デイヴが、自らコスチュームを身につけて犯罪に立ち向かう物語です。
モレッツが演じたのは、ミンディ・マクレイディという少女。ヒットガールの名前で活動する彼女は、父親ビッグ・ダディから戦闘技術を教え込まれた非常に高い能力の持ち主です。
この役が強烈な印象を残した理由は、見た目の幼さと、キャラクターの大胆さのギャップにあります。
かわいらしい少女が、冷静かつ大胆に敵と対峙する。そのアンバランスさが作品のユーモアとアクションの両方を支えていました。
加えて、モレッツはアクションだけでなく、ミンディが普通の少女として生活することの難しさも表現しています。
Rotten Tomatoesでは、2026年11月時点で批評家スコア78%、観客スコア81%を記録。作品全体への評価も高く、モレッツのブレイク作として現在も名前が挙がります。
『モールス』では少女の内面に潜む恐ろしさを表現
(2010年)
- 原題:Let Me In
- 役名:アビー
- 共演:コディ・スミット=マクフィー、リチャード・ジェンキンス
- ジャンル:ホラー、ドラマ
『モールス』は、孤独な少年オーウェンと、隣に引っ越してきた謎めいた少女アビーの関係を描くホラー作品です。
アビーは普通の少女のように見えますが、実際には人間とは異なる存在。周囲で不可解な殺人事件が発生するなか、オーウェンは彼女の秘密に近づいていきます。
モレッツの演技で印象的なのは、アビーが持つ二面性です。
少年に対して見せる親しみやすさと、吸血鬼としての冷酷さ。両方を同じ人物の中に成立させる必要があり、単純な恐怖表現だけでは成立しない役柄でした。
この作品は批評家からも高い評価を受け、Rotten Tomatoesでは批評家スコア88%。モレッツは『モールス』で2011年のサターン賞、若手俳優賞を受賞しています。
『キック・アス』と『モールス』が同じ2010年に公開されたことは、彼女のキャリアを考えるうえで重要です。前者では大胆なアクション、後者では静かな心理表現を披露し、演技の方向性が一つではないことを証明しました。
2013年『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』でヒットガール再登場
(2013年)
- 役名:ミンディ・マクレイディ
- 監督:ジェフ・ワドロウ
- 共演:アーロン・テイラー=ジョンソン、ジム・キャリー
続編では、ヒットガールとしての活動を続けたいミンディと、普通の高校生活を送ろうとする彼女の葛藤が描かれます。
前作では父親との関係が大きな軸でしたが、続編では学校生活や同世代との人間関係も重要になります。
つまり、単なるアクションの続編ではなく、ミンディが少女から大人へと移行する過程を描いた作品でもあります。
ただし、映画全体の批評家評価は前作より厳しく、Rotten Tomatoesの批評家スコアは32%。ヒットガールというキャラクターの人気と、続編そのものの評価は分けて考える必要があります。
【2011〜2016年】『ヒューゴ』『キャリー』『イフ・アイ・ステイ』で演技の幅を拡大
2010年の成功後、モレッツはアクションやホラーに出演し続けるだけでなく、文学的な世界観を持つ作品や、感情表現を重視するドラマにも活動範囲を広げていきました。
『ヒューゴの不思議な発明』でスコセッシ作品に参加
(2011年)
- 監督:マーティン・スコセッシ
- 役名:イザベル
- 主演:エイサ・バターフィールド
- ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー
1930年代のパリを舞台に、駅の時計を管理しながら暮らす孤児ヒューゴが、父親の残した機械人形の謎を解こうとする物語です。
モレッツは、主人公ヒューゴの冒険に関わる少女イザベルを演じました。
『キック・アス』や『モールス』のような刺激の強い作品とは違い、こちらでは好奇心や優しさ、想像力を感じさせる人物像が大切です。
マーティン・スコセッシ監督の作品に参加したことも、彼女のキャリアにおける大きな経験です。
作品自体も高く評価され、Rotten Tomatoesの批評家スコアは93%。モレッツの出演作を探している人にとって、比較的幅広い年齢層で楽しめる一本です。
『キャリー』(2013年)は代表的なホラー主演作
(2013年)
- 役名:キャリー・ホワイト
- 監督:キンバリー・ピアース
- 共演:ジュリアン・ムーア
- ジャンル:ホラー、サスペンス
『キャリー』は、スティーヴン・キングの小説を原作とするホラー映画です。
主人公キャリーは、宗教的に厳格な母親のもとで育ち、学校でもいじめの対象となっています。しかし、彼女には念動力という特殊な能力があり、周囲から追い詰められたことをきっかけに、その力が制御できなくなっていきます。
モレッツが演じるキャリーは、怒りだけでなく、孤独や戸惑い、他人に認められたいという感情を抱えた少女です。
母親役のジュリアン・ムーアとの関係も、作品の重要な見どころです。
一方、映画の評判は必ずしも高評価一色ではありません。Rotten Tomatoesでは批評家スコア51%、観客スコア44%。批評では、演技の才能を認めながらも、過去の映画化作品と比較して新鮮さに乏しいという指摘が見られます。
なお、モレッツはこの作品で2014年のサターン賞・若手俳優賞を受賞しています。映画全体の評価と、出演者個人の演技への評価は必ずしも一致しない好例です。
『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は感情表現が光る青春ドラマ
(2014年)
- 役名:ミア・ホール
- 監督:R・J・カトラー
- 共演:ジェイミー・ブラックリー、ミレイユ・イーノス
- ジャンル:青春、恋愛、ドラマ
この作品は、音楽の才能を持つ少女ミア・ホールの人生を描いた青春ドラマです。
ミアは、ジュリアード音楽院を目指すか、恋人アダムとの関係を大切にするかという選択を抱えています。しかし、家族とのドライブ中に交通事故に遭い、生死の境をさまようことになります。
物語は、ミアの過去の記憶と、事故後の現在を行き来しながら進行します。
『モールス』や『キャリー』で見せた恐怖や緊張感とは違い、この作品では愛する人との別れや、人生を選択することの重さが中心です。
Rotten Tomatoesでは批評家スコア36%、観客スコア61%。批評家からは感情表現が過剰という意見もある一方、観客側には物語や恋愛要素を評価する層もいます。
2015年にはティーン・チョイス・アワードのドラマ映画部門で女優賞を受賞。若い観客からの支持も確認できる作品です。
『イコライザー』ではデンゼル・ワシントンとの共演
(2014年)
- 役名:テリー(アリーナ)
- 監督:アントワーン・フークア
- 主演:デンゼル・ワシントン
- ジャンル:アクション、スリラー
『イコライザー』では、元特殊工作員のロバート・マッコールが、ロシアン・マフィアに支配されている少女テリーと出会います。
テリーは過酷な環境に置かれており、マッコールは彼女を助けるために再び暴力的な世界へと足を踏み入れます。
モレッツは、主人公が行動を起こすきっかけとなる重要な人物を演じています。
この映画では、ヒットガールのように自ら戦う人物ではなく、他者の暴力にさらされながらも生きようとする少女を表現しています。
Rotten Tomatoesでは批評家スコア61%、観客スコア77%。デンゼル・ワシントンのアクションを楽しみたい人にもおすすめできる作品です。
【2017〜2026年】社会派ドラマからアニメ、最新スリラーまで出演作が多様化
10代から20代へと成長する過程で、モレッツの出演作品はさらに多様になりました。
特に2018年以降は、若者の社会的立場や人間関係を扱うドラマ、心理スリラー、アニメーション作品など、題材そのものが異なる映画への出演が目立ちます。
『The Miseducation of Cameron Post』で社会派ドラマに挑戦
『The Miseducation of Cameron Post』(2018年)
- 役名:キャメロン・ポスト
- 監督:デジレー・アカヴァン
- ジャンル:青春、社会派ドラマ
1990年代を舞台に、同性に惹かれる少女キャメロンが、いわゆる転向療法を行う施設へ送られる物語です。
施設の中で出会う仲間との交流を通じて、自分自身を受け入れることや、周囲の価値観と向き合うことが描かれます。
本作はサンダンス映画祭2018でグランプリを受賞。Rotten Tomatoesでも批評家スコア86%と高い評価を獲得しています。
モレッツの出演作の中でも、社会的テーマと人物の内面を重視した作品を見たい人におすすめです。
『サスペリア』『グレタ GRETA』で心理ホラーの存在感
(2018年)
- 役名:パトリシア
- 共演:ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン
- ジャンル:ホラー、心理スリラー
『サスペリア』は、ダリオ・アルジェント監督の1977年のホラー映画を再構築した作品です。
モレッツは、舞踊学校をめぐる謎に関わるパトリシアを演じています。
物語の不穏な空気や、人物の精神状態を重視する作品であり、『モールス』とはまた違った恐怖表現を楽しめます。
(2018〜19年)
- 役名:フランシス・マッカレン
- 共演:イザベル・ユペール
- ジャンル:心理スリラー
『グレタ GRETA』では、若い女性フランシスが、地下鉄で拾ったバッグをきっかけにグレタという女性と知り合います。
最初は親切な出会いに見えますが、次第に相手の異常な執着が明らかになり、物語はサスペンスへと変化していきます。
モレッツとイザベル・ユペールの緊張感ある関係性が見どころです。
『ニモーナ』で声優としても高い評価を獲得
(2023年)
- 担当:ニモーナの声
- 共演:リズ・アーメッド
- 監督:ニック・ブルーノ、トロイ・クエイン
- ジャンル:アニメーション、ファンタジー、アドベンチャー
『ニモーナ』は、未来的な中世の世界を舞台に、無実の罪を着せられた騎士バリスターと、姿を自由に変えられる少女ニモーナの冒険を描きます。
モレッツは主人公ニモーナの英語音声を担当しました。
ニモーナは自由奔放で、いたずら好き。一方で、社会から異質な存在として扱われることに苦しむ複雑な人物でもあります。
モレッツの声の演技はキャラクターの感情表現に大きく貢献し、2024年にはアニー賞の長編アニメーション作品における声優演技賞を受賞しました。
Rotten Tomatoesでも批評家スコア92%、観客スコア90%と高評価です。
実写映画での演技だけでなく、声だけでキャラクターを成立させる技術も評価された作品です。
2025〜2026年の新作:『Oh. What. Fun.』『Love Language』『Found Alive』
『Oh. What. Fun.』(2025年)
モレッツはテイラー役で出演。ミシェル・ファイファー、フェリシティ・ジョーンズらと共演したホリデーコメディです。家族のために尽くす母親が、家族から置き去りにされたことをきっかけに、自分自身の時間を取り戻そうとする物語です。
『Love Language』(2026年)
モレッツは主人公ルイーザ・クラウスナーを演じています。結婚式の誓いの言葉を書く副業を始めた女性が、大学時代の恋心を抱いていた相手と再会するロマンティックコメディです。
アンソニー・ラモス、マニー・ジャシント、イザベル・メイらが共演。2026年3月のSXSWでワールドプレミアを迎え、10月23日に米国で限定劇場公開されました。
『Found Alive』(2026年)
監督はカルロタ・ペレダ。モレッツはリーヴ・ルクレール役を演じます。
かつて誘拐犯から逃れた女性が、新たに救出された被害者を支援することになり、さらなる失踪事件に巻き込まれていくサバイバルスリラーです。
2026年10月8日にシッチェス映画祭でワールドプレミアを迎えました。ルパート・フレンドも出演しています。
2026年の2作品は、方向性が対照的です。『Love Language』では恋愛や人間関係を中心とした軽快な物語に出演し、『Found Alive』では過去のトラウマと対峙する女性を演じています。
こうしたジャンルの振り幅は、ヒットガール役のイメージだけでは捉えきれない、現在のモレッツのキャリアを象徴しています。
【映画の評判を検証】クロエ・モレッツの評価が高い作品と好みが分かれる作品
クロエ・モレッツの映画を選ぶ際には、作品そのものの評価と、彼女個人の演技に対する評価を分けて考えることが大切です。
Rotten Tomatoesの批評家スコアと観客スコアを比較すると、その違いが見えてきます。
| 作品 | 批評家スコア | 観客スコア |
|---|---|---|
| 『モールス』 | 88% | 76% |
| 『キック・アス』 | 78% | 81% |
| 『ヒューゴの不思議な発明』 | 93% | 78% |
| 『キャリー』 | 51% | 44% |
| 『イフ・アイ・ステイ』 | 36% | 61% |
| 『The Miseducation of Cameron Post』 | 86% | 77% |
| 『ニモーナ』 | 92% | 90% |
出典:Rotten Tomatoes各作品ページ。2026年11月時点の掲載値。評価はレビュー数や集計状況によって変動します。
批評家から評価されやすいのは心理描写のある作品『モールス』や『The Miseducation of Cameron Post』は、批評家スコアが比較的高い作品です。
両作品に共通しているのは、単に物語を進行させるだけでなく、登場人物の孤独や社会との関係を描く点です。
モレッツは、表面的な感情表現だけでなく、言葉にしにくい不安や葛藤を演技に反映させる必要のある役柄で力を発揮しています。
観客から支持される作品にはエンターテインメント性もある『キック・アス』は批評家と観客の両方から比較的高く評価されています。
一方、『イフ・アイ・ステイ』は批評家スコアと観客スコアに25ポイントの差があります。
これは、作品の感情表現やストーリー展開について、専門批評家と一般観客の受け止め方が異なることを示しています。
恋愛映画や青春ドラマを好む人には、批評家スコアだけでは判断しにくい作品もあります。
作品全体の評価が低くても演技まで低評価とは限らない『キャリー』は、過去の映画化作品との比較や脚本面で厳しい評価を受けました。しかし、モレッツ自身は同作でサターン賞を受賞しています。
このように、映画の完成度と出演者の演技力は別々に評価する必要があります。
出演作の評判を調べる際は、次の3点を確認すると判断しやすくなります。
- 批評家スコア:脚本、演出、演技などを含む専門家の評価。
- 観客スコア:一般の鑑賞者による満足度の傾向。
- 受賞歴:特定の演技やジャンルで評価された実績。
数字だけで映画の面白さを決めず、自分が見たいジャンルに合うかどうかも重視したいところです。
【おすすめ作品】初めて見るならどの映画?ジャンル別の選び方
モレッツの出演作はジャンルが広いため、初めて見る場合は好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
アクション好きなら『キック・アス』
ヒットガールの魅力を知るなら最優先。テンポのよい展開と、コミカルな演出、強烈なアクションが楽しめます。
ホラー好きなら『モールス』
吸血鬼という題材を通して、孤独や友情を描いた作品。モレッツの繊細な演技を楽しめます。
ファンタジー好きなら『ヒューゴの不思議な発明』
美しい映像と映画への愛情が感じられる作品。家族でも楽しみやすい一本です。
恋愛・青春ドラマなら『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』
音楽、恋愛、家族、生きることをテーマにした作品。感情移入できるドラマを見たい人向けです。
社会派ドラマなら『The Miseducation of Cameron Post』
自分らしさや周囲との関係を描く作品。人物の内面を丁寧に追う映画が好きな人におすすめです。
アニメーションなら『ニモーナ』
声優としてのモレッツの魅力を楽しめる作品。アクションと友情、自己受容のテーマが融合しています。
個人的なおすすめの鑑賞順は、『キック・アス』→『モールス』→『ヒューゴの不思議な発明』→『キャリー』→『イフ・アイ・ステイ』→『ニモーナ』です。
この順番なら、彼女の代表的な演技を追いながら、アクション女優というイメージがどのように広がっていったかを理解できます。
【クロエ・グレース・モレッツの映画】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:クロエ・グレース・モレッツの一番有名な映画は何ですか?
『キック・アス』(2010年)です。ヒットガール役で世界的に知られるようになり、彼女の代表作として現在も高い知名度を持っています。
Q2:クロエ・モレッツが吸血鬼を演じた映画は何ですか?
2010年の『モールス』です。アビーという少女の姿をした吸血鬼を演じています。孤独な少年との関係を描いたホラー作品です。
Q3:『キャリー』ではどんな役を演じていますか?
2013年の映画『キャリー』で、主人公キャリー・ホワイトを演じています。念動力を持つ少女が、学校でのいじめや家庭環境を背景に悲劇へ向かう物語です。
Q4:『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』はどんな映画ですか?
2014年の青春ドラマです。モレッツは、音楽家を目指す少女ミア・ホールを演じています。交通事故をきっかけに生死の境をさまよう主人公が、自分の人生について決断する物語です。
Q5:『イコライザー』ではデンゼル・ワシントンと共演していますか?
はい。2014年の『イコライザー』でテリー役を演じ、デンゼル・ワシントン演じるロバート・マッコールと関わる重要な人物を担当しています。
Q6:クロエ・グレース・モレッツは声優としても活動していますか?
はい。『ボルト』『アダムス・ファミリー』『ニモーナ』などで英語版の声を担当しています。特に『ニモーナ』では2024年のアニー賞で声優演技賞を受賞しました。
Q7:2026年の最新出演映画は何ですか?
2026年には『Love Language』と『Found Alive』があります。前者は恋愛コメディ、後者はサバイバルスリラーです。『Found Alive』は10月にシッチェス映画祭でワールドプレミアを迎えています。
クロエ・グレース・モレッツの映画出演歴を振り返ると、子役時代から現在まで、特定のジャンルにとどまらないキャリアを築いてきたことが分かります。
『悪魔の棲む家』でホラー作品に出演し、『キック・アス』でヒットガール役を演じて世界的な知名度を獲得。その後、『モールス』『ヒューゴの不思議な発明』『キャリー』『イフ・アイ・ステイ』『イコライザー』などで異なる人物像を表現してきました。
さらに『The Miseducation of Cameron Post』では社会的なテーマに向き合い、『ニモーナ』では声優としても高い評価を獲得しています。
【プロの結論】
モレッツのキャリアを理解するうえで押さえておきたいのは、ヒットガール役だけで彼女の演技力を判断しないことです。
アクション、ホラー、青春ドラマ、社会派映画、アニメーションと、それぞれの作品で求められる表現は異なります。むしろ、その違いを比較することこそが、彼女の出演作を楽しむ最大のポイントです。
2026年の『Love Language』と『Found Alive』も、恋愛コメディとサバイバルスリラーという対照的な作品です。
これからクロエ・グレース・モレッツの映画を見始めるなら、まずは『キック・アス』と『モールス』を鑑賞し、その後に『ヒューゴの不思議な発明』『イフ・アイ・ステイ』『ニモーナ』へと進むのがおすすめです。
子役からハリウッドの実力派へ。作品を年代順に追うことで、クロエ・グレース・モレッツという俳優の成長と、演技の幅広さをより深く楽しめます。