『進撃の巨人』のアニメは、2013年4月に放送がスタートしました。第1期から第2期、第3期、そして最終章となる「The Final Season」まで約10年間にわたって制作され、2023年11月にテレビアニメとして完結しています。原作は諫山創による同名漫画で、エレン・イェーガー、ミカサ・アッカーマン、アルミン・アルレルトらの戦いを描いた大作です。
2026年11月現在、テレビアニメ本編は全94話で完結済みです。第1期の放送開始日から各シーズンの放送時期、NHK総合への移行、WIT STUDIOからMAPPAへの制作会社変更、完結編の前編・後編までを時系列で整理します。加えて、2026年の劇場上映情報や続編の可能性についても解説します。
【結論】進撃の巨人アニメは2013年4月から放送開始!

『進撃の巨人』のテレビアニメ第1期は、2013年4月6日深夜(MBS)に放送が始まりました。
MBSの番組編成では土曜日25時58分からの放送だったため、実際の暦では4月7日午前1時58分に第1話が放送されたことになります。TOKYO MXなどでも順次放送が始まり、公式ポータルサイトでは第1期の放送期間を2013年4月~9月としています。
原作は講談社の『別冊少年マガジン』で連載された諫山創の漫画です。巨大な壁に囲まれた世界で、人類が巨人と戦うという衝撃的な設定を軸に、主人公エレンたちの運命が描かれます。
アニメ第1期では、超大型巨人の出現によって平穏な日常を失ったエレンが、ミカサやアルミンとともに調査兵団を目指す過程が描かれました。
制作を担当したのはWIT STUDIOです。監督は荒木哲郎、シリーズ構成は小林靖子、音楽は澤野弘之が担当しました。
また、Linked Horizonによるオープニングテーマ「紅蓮の弓矢」も作品を象徴する楽曲として知られています。
第1期は全25話で構成され、巨人の正体や壁の秘密をめぐる物語の出発点となりました。
つまり、進撃の巨人のアニメは2013年春に始まり、2023年秋に完結した作品です。
【全シーズン年表】進撃の巨人アニメの放送順と放送期間を一覧で紹介
『進撃の巨人』は、第1期から第4期まで段階的に放送されました。
特に注意したいのは、第3期にはPart 1とPart 2があり、The Final SeasonにもPart 1・Part 2・完結編という区分が存在することです。
第1期からThe Final Seasonまでの放送スケジュール| シリーズ | 放送期間 | 話数 | 制作会社 |
|---|---|---|---|
| 第1期 Season 1 | 2013年4月~9月 | 25話 | WIT STUDIO |
| 第2期 Season 2 | 2017年4月~6月 | 12話 | WIT STUDIO |
| 第3期 Part 1 | 2018年7月~10月 | 12話 | WIT STUDIO |
| 第3期 Part 2 | 2019年4月~7月 | 10話 | WIT STUDIO |
| The Final Season Part 1 | 2020年12月~2021年3月 | 16話 | MAPPA |
| The Final Season Part 2 | 2022年1月~4月 | 12話 | MAPPA |
| 完結編 前編 | 2023年3月 | 特別番組 | MAPPA |
| 完結編 後編 | 2023年11月 | 特別番組 | MAPPA |
| 完結編の各話版 | 2023年11月 | 7話 | MAPPA |
※完結編はテレビ放送では前編・後編の長時間特別番組として放送されました。配信では第88話~第94話の7話に分割されています。上記の話数を通算すると全94話です。
第1期:2013年4月~9月第1期では、人類と巨人の戦いが中心に描かれます。
エレンの故郷が襲撃され、母カルラを失ったことをきっかけに、巨人を駆逐するという強い決意を抱くまでの物語です。
全25話で、WIT STUDIOによる立体機動装置のアクションや巨人の迫力ある描写が大きな特徴となっています。
第2期:2017年4月~6月第1期から約4年を経て、2017年4月にSeason 2がスタートしました。
全12話という比較的短い構成ながら、物語の根幹に関わる重要な秘密が次々と明らかになります。
特に、これまで敵として認識されていた存在の正体に迫る展開が特徴です。
第3期:2018年7月~2019年7月第3期はPart 1とPart 2の2部構成です。
Part 1では王政をめぐる政治的な対立やヒストリア・レイスの出生に関する秘密が描かれます。
Part 2ではウォール・マリア奪還作戦が中心となり、エレンたちが追い続けてきた世界の真実に大きく近づきます。
このシーズンから放送局がNHK総合に移りました。
The Final Season:2020年12月~2023年11月最終章となるThe Final Seasonは、MAPPAが制作を担当しました。
Part 1ではマーレ側の視点が加わり、それまでの物語とは異なる世界の構造が描かれます。
Part 2ではエレンが選んだ道と地鳴らしをめぐる戦いが本格化しました。
そして2023年3月の完結編前編、同年11月の完結編後編をもって、テレビアニメシリーズは最後まで映像化されています。
【放送延期の経緯】第1期から第2期まで4年空いた理由とは?
『進撃の巨人』のアニメを振り返ると、シーズン間の放送間隔が一定ではないことに気づきます。
第1期と第2期の間には約4年の空白があり、The Final Seasonも複数のパートに分けて放送されました。
このため、インターネット上では「アニメの放送が延期されたのではないか」と疑問を持つ人もいます。
第1期から第2期まで約4年かかった背景2013年9月に第1期が終了し、第2期が始まったのは2017年4月でした。
この期間について、原作担当編集者の川窪慎太郎氏は2017年のコミックナタリーのインタビューで、Season 2の制作をすぐに始められたわけではなく、2016年または2017年ごろの実施が想定されていたことを説明しています。
また、脚本制作は放送開始のおよそ2年前から始まったとの認識も示しています。
つまり、第2期の放送時期は単純な放送事故や急な延期によって決まったものではなく、企画や制作準備を経て設定されたスケジュールでした。
The Final Seasonはなぜ分割された?The Final Seasonは、2020年12月にPart 1がスタートしました。
当初から2020年秋の放送予定として告知され、NHK総合で12月6日24時10分から放送が始まっています。
Part 1終了後、Part 2は2022年1月から4月まで放送されました。
さらに2023年1月、製作委員会は完結編を前編・後編の二部構成にすると公式発表しました。
前編は2023年3月3日深夜、後編は2023年中の放送予定とされ、その後、後編の放送日が11月4日24時に決定しました。
公式発表では、完結まで待たせることへのお詫びも伝えられています。
ただし、二部構成になった具体的な制作上の理由が公式発表で詳細に説明されたわけではありません。
押さえておきたいのは、シーズン間の空白と正式な放送延期は別の問題だということです。 放送時期の変更があったと一括りにするのではなく、各シーズンの制作・放送発表を区別して理解する必要があります。
【制作会社の変遷】WIT STUDIOからMAPPAへ交代した理由と特徴
『進撃の巨人』のアニメを語るうえで欠かせないのが、制作会社の変遷です。
第1期から第3期まではWIT STUDIO、The Final SeasonからはMAPPAが制作を担当しています。
第1期~第3期:WIT STUDIOWIT STUDIOは、2013年の第1期から2019年の第3期までを担当しました。
特徴的なのは、立体機動装置を使用した戦闘シーンの演出です。
キャラクターが建物や森林を高速で移動する描写、巨人との距離感、戦闘中のカメラワークなど、原作漫画の迫力を映像として表現しました。
第1期の監督は荒木哲郎、第3期でもWIT STUDIOが制作を継続しています。
The Final Season:MAPPA2020年からのThe Final Seasonでは、MAPPAに制作会社が変更されました。
最終章では、それまでの壁の内側の物語から、マーレをはじめとする世界全体の対立へと物語の規模が拡大します。
そのため、キャラクターの表情や心理描写、戦争の構図、巨人同士の戦闘など、映像表現にも新しいアプローチが加わりました。
制作会社が変更されたからといって、作品そのものの世界観や物語が別物になったわけではありません。
原作の結末まで描くという目的は一貫しており、MAPPAはその最終段階を担当しました。
また、完結編後編の放送前には、原作者の諫山創がMAPPAへの感謝と制作への期待を公式コメントで伝えています。
制作会社の交代は、約10年間に及ぶシリーズの大きな転換点でした。
【全94話の秘密】原作漫画との違いと完結編の最終回を解説
『進撃の巨人』のテレビアニメは全94話で完結しています。
ただし、配信サービスによって完結編の表示形式が異なるため、87話や94話という異なる数字を見かけることがあります。
全94話になる理由通常のエピソードとして放送された第1話から第87話までに、完結編の前後編を各話に分割した第88話から第94話までを加えると、全94話になります。
内訳は次のとおりです。
- 第1期:25話
- 第2期:12話
- 第3期:22話
- The Final Season Part 1:16話
- The Final Season Part 2:12話
- 完結編の各話版:7話
合計94話です。
ここで注意したいのが、完結編の放送形式です。
テレビでは前編・後編それぞれが長時間の特別番組として放送されました。一方、動画配信では通常のエピソードのように分割された形式も用意されています。
そのため、87話という数字は完結編を分割する前の本編エピソード数を指し、94話は完結編の各話版まで含めた通し話数です。
なお、第1期の途中に挿入された総集編や、全8話のOADシリーズは本編94話とは別枠です。
アニメと原作漫画の違いは?原作漫画は諫山創によって2009年から2021年まで連載され、単行本全34巻で完結しました。
アニメは原作の最終局面まで映像化していますが、漫画の内容をすべて同じ順番・同じ表現で再現したわけではありません。
映像作品としてのテンポや演出に合わせた構成上の調整が行われています。
特に注目されたのが最終回です。
2023年11月の完結編後編の放送を前に、諫山創は公式コメントで次のように明かしました。
「今回僕の希望で少しだけラストのネームを描き直させていただきました。」
このコメントからも、アニメの最終章が単なる漫画の映像化ではなく、原作者の意向を反映した作品として制作されたことがわかります。
漫画とアニメの結末を比較する場合は、ストーリーの大筋だけでなく、最終盤の演出や追加された描写にも注目すると、両作品の違いをより深く理解できます。
進撃の巨人アニメの最終回はいつ放送された?テレビアニメの最終回は、2023年11月4日24時(11月5日午前0時)からNHK総合で放送されました。
作品の公式ポータルサイトでは、後編の放送日を2023年11月5日と記載しています。
この最終回によって、2013年4月から続いたエレンたちの物語は約10年の歴史に幕を下ろしました。
【2026年最新】進撃の巨人アニメに続編や新作の予定はある?
2026年11月現在、テレビアニメの新シーズンや本編の続編について、公式に確定した新作制作発表はありません。
ただし、作品自体の展開が完全に止まっているわけではありません。
2026年には劇場版の再上映企画が発表されており、2027年にも関連作品の劇場上映が予定されています。
2026年10月23日から劇場版を再上映2026年10月23日には、劇場版『進撃の巨人』前編~紅蓮の弓矢~がSCREEN X、4DX、ULTRA 4DXで上映されました。
この作品は、2014年に公開されたテレビアニメ第1期の総集編映画です。
つまり、完全新作のテレビアニメではなく、既存の映像作品を映画館で再び楽しめる企画です。
シリーズ初となるSCREEN Xでの上映も実施され、左右の壁面にも映像が投影される3面スクリーンによる鑑賞体験が用意されました。
2027年にはTHE LAST ATTACKの劇場上映も予定加えて、劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACKについても、2027年にSCREEN X、4DX、ULTRA 4DXでの上映が公式発表されています。
THE LAST ATTACKは、2024年11月に公開された完結編の劇場版です。
テレビアニメの完結編前編・後編を再構築した144分の映画作品であり、物語の続きを描く新作シリーズではありません。
新作続編と再上映は区別して考えるべき2026年の最新情報を整理すると、次のようになります。
- テレビアニメ第5期:公式発表なし
- The Final Seasonの続編:公式発表なし
- 2026年:劇場版前編~紅蓮の弓矢~を再上映
- 2027年:劇場版THE LAST ATTACKの特別上映を予定
劇場版の上映企画が続いていることは、作品が現在も展開されている証拠です。
しかし、既存作品の再上映と新しいストーリーの制作は別のものです。
続編を待っているファンにとっては、今後の公式発表が重要な情報源になります。
【進撃の巨人アニメいつから】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:進撃の巨人のアニメは何年から放送されていますか?
A1:2013年4月から放送されています。第1期はMBSほかで放送が始まり、2013年9月まで全25話が放送されました。
Q2:進撃の巨人のアニメは全何話ありますか?
A2:完結編の各話版を含めると全94話です。第1期25話、第2期12話、第3期22話、The Final Seasonの通常エピソード28話、完結編の各話版7話という構成です。
Q3:進撃の巨人のアニメはいつ完結しましたか?
A3:2023年11月5日です。The Final Season完結編(後編)がNHK総合で放送され、2013年から続いたテレビアニメシリーズが完結しました。
Q4:進撃の巨人のアニメは途中で制作会社が変わりましたか?
A4:変わりました。第1期から第3期まではWIT STUDIO、The Final SeasonからはMAPPAが制作を担当しています。
Q5:2026年現在、進撃の巨人のアニメ続編は決まっていますか?
A5:2026年11月現在、新しいテレビシリーズや続編の公式発表はありません。2026年には過去の劇場版が再上映され、2027年にはTHE LAST ATTACKの特別上映が予定されています。
Q6:進撃の巨人のアニメはNHKで最初から放送されていたのですか?
A6:いいえ。第1期はMBSほか、第2期はTOKYO MXほかで放送されました。第3期からNHK総合での放送に移行しています。
『進撃の巨人』のテレビアニメは、2013年4月に第1期がスタートし、2023年11月のThe Final Season完結編後編をもって完結しました。
全94話の放送順を整理すると、第1期、第2期、第3期Part 1・Part 2、The Final Season Part 1・Part 2、そして完結編の前編・後編という流れになります。
制作会社は第1期から第3期までWIT STUDIO、最終章ではMAPPAへと交代しました。また、第3期からNHK総合での放送が始まったことも、シリーズの大きな変化です。
2026年現在、テレビアニメ本編はすでに完結していますが、劇場版の再上映や2027年のTHE LAST ATTACK上映など、作品を楽しめる機会は続いています。
【プロの結論】
『進撃の巨人』をこれから視聴するなら、基本的には第1期から順番に全94話を追う方法がおすすめです。
完結編を長時間の特別番組として視聴するか、第88話~第94話の各話版で視聴するかは、好みや利用する配信サービスに合わせて選べます。
また、作品をより深く理解したい人には、全34巻の原作漫画との比較もおすすめです。特に最終章は、原作者の意向が反映されたアニメ独自の演出にも注目する価値があります。
2013年に始まったエレンたちの物語は、2023年に映像作品として完結しました。今から視聴する人にとっては、放送間隔を気にせず、最初から最後まで一気に楽しめる状態になっています。